俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■特集俳句572「木の根開く山登りゆく電柱も」(『インド洋の虹』2006)(堤保徳)

2022-03-04 04:56:00 | 特集俳句

○特集俳句572・竹木目俳句1-1(木)・堤保徳01・2022-03-04(金)
○「木の根開く山登りゆく電柱も」(『インド洋の虹』2006)(堤保徳01)
○季語(木の根開く・初春)(「俳句201206」より引用)【→特集俳句-索引1索引2検索3検索4検索5【→俳人一覧(いいいたうえくけこすせそてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:「箱」の文字を分解すると竹木目。そこで本日より特集は「竹木目俳句」。第1弾は「木」から。雪山の春。立ち木の周りの雪から解けて行く。「山登りゆく」は電柱が連続して山上へと配置されている様子か。

堤保徳(つつみやすのり)
○好きな一句「朝より雨脚太し蝮蛇草」(『姥百合の実』2019)02
○季語(蝮蛇草・晩春)(「→樸(あらき)俳句会」より引用)

【Profile】:1939年長野県出身。1964年新潮社入社、翌年船員に転職。外国航路のパーサー。68~99年長野放送勤務。1989年「岳(たけ)」(→宮坂静生主宰)入会。

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