俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■次元俳句573「山刀伐の太き多羅の芽朝日出づ」(池田義弘)

2022-03-06 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句573・太い(空間)2・池田義弘01・2022-03-06(日)
○「山刀伐の太き多羅の芽朝日出づ」(池田義弘01)
○季語(多羅の芽・仲春)(「→575筆まか勢」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4索引5忌日祈念日俳句】【→俳人一覧(いいいたうえせそてとにぬねのふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:山刀伐峠(なたぎりとうげ):山形県最上郡最上町と尾花沢市を結ぶ峠。「タラの芽」は丹沢でよく摘んだ。棘のある枝の天辺に生える。天婦羅にすればアーモンドの味わい。ビールによく合う。東北の野趣に溢れた太いタラの芽の味はいかに。

池田義弘(いけだよしひろ)
○好きな一句「地図になき仮設舎に猫秋深む」02
○季語(秋深む・晩秋)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)

【Profile】:1937年福島県出身、福島市在住。「炎環」「→寒雷」同人。「暖響」参加。1990年度「暖響賞」受賞。

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