俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

○五感俳句475・嗅覚98・穎原退蔵01・2020-04-22(水)

2020-04-22 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句475・嗅覚98・穎原退蔵01・2020-04-22(水)
○「洛を出れば土の匂や荳の花」(穎原退蔵01)
○季語(荳の花・晩春)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(かきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:京都の町中(洛)を一歩出れば土の匂いのたちこめる田園地帯。色とりどりの豆の花の盛りです。


穎原退蔵(えばらたいぞう)(1894~1948)
○好きな一句「海女深く息づく秋の潮かな」02
○季語(秋の潮・三秋)(「二十世紀名句手帖⑦海と山のラビリンス」より引用)

【Profile】:長崎県上五島出身。国文学者。藤井乙男について近世文学を修め、→与謝蕪村を研究し『蕪村全集』を刊行する。後俳諧を中心に近世文学全般を研究し、近世文学研究に先駆的な役割を果たした。著書に『俳諧史の研究』『江戸時代語の研究』等がある。

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