俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

○色彩俳句476・蒼14・民井とほる01・2020-04-29(水)

2020-04-29 04:56:00 | 色彩俳句

○色彩俳句476・蒼14・民井と㍘る01・2020-04-29(水)
○「ゆく春の蒼深めたる伎芸天」(民井とほる01)
○季語(ゆく春・晩春)(「俳句201411」より引用)【→色彩俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:秋篠寺の「伎芸天」三句目。光の具合によって微妙に色合いを変える伎芸天。「一枚の障子明りに伎芸天」(稲畑汀子)は「滅紫けしむらさき#594255」。「指の影掌に置く梅雨の伎芸天」(坂口緑志)は「紺瑠璃こんるり#164a84」。そして今回の「ゆく春の」は「海松色みるいろ#726d40」をあててみます。


民井とほる(たみいとほる)(1917~1983)
○好きな一句「雨強からずはくれんの白世界」02
○季語(はくれん・仲春)(引用同上)

【Profile】:「大和とほる」50句により第20回(1974年)角川俳句賞受賞。受賞時は「」所属。

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