俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●色彩俳句363・真白1・朝妻力1・2017-12-25(月)
○「白く咲く蕾真白し春星忌」(「蕪村俳句大会」2012)(朝妻力1)
○季語(春星忌・晩冬)(「俳句201305」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:「蕪村忌(春星忌)」を取り上げるのは12月25日ですが、新暦では「今年」は2018年2月10日にあたります。2月10日は立春後であり「初春」に入りますが、おおかたの歳時記に従い「晩冬」とします。「春星」は蕪村の画号だということで、さらに複雑にしています。
●朝妻力(あさづまりき)
○好きな一句「冬草やくろぐろ匂ふ土竜塚」2
○季語(冬草・三冬)
【Profile】:1946年新潟県西蒲原郡赤塚村出身。1977年、俳句結社「風」入会。→沢木欣一、→細見綾子、→皆川盤水の指導を受ける。1889年「春耕」に入会、同人。勤務先社内に俳句同好会を組織。同好会誌「俳句通信」を創刊。2001年俳句通信を俳句結社「雲の峰」と改称主宰。俳人協会幹事。