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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五感俳句361・質感=軽7・齋藤幽谷1・2017-12-11(月)

2017-12-11 04:56:00 | 五感俳句

●五感俳句361・質感=軽7・齋藤幽谷1・2017-12-11(月)
○「時の量いよいよ軽く十二月」(齋藤幽谷1)
季語(十二月・仲冬)(「俳句201706創刊65周年記念付録・現代俳人名鑑Ⅱ」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:「質感」の軽さではありませんが「時間の量」の軽さであります。いよいよ時の「量(かさ)」が一日一日と軽くなっていきます。しかし「心の量」は逆に重く凝縮されていきます。

 

齋藤幽谷(さいとうゆうこく)
○好きな一句「木枯は風の箒となりにけり」2
季語(木枯・初冬)(引用同上)

【Profile】:1938年神奈川県横浜市出身。→渡辺水巴創刊「曲水」同人。→星野石雀主宰「摩天楼」同人代表。「摩天楼」廃刊後「俳句と些子記」創刊主宰。人間禅「俳林」選者。

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