俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五体俳句362・片腕1・島田みづ代1・2017-12-19(火)
○「片腕のべうべう鳴れり枯野行」(島田みづ代1)
○季語(枯野・三冬)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:枯野の強烈な寒風は体の片側から吹きつける。片腕が風に鳴るのだ。まるで無機質の突起物のように片腕がびょうびょう鳴るのだ。
●島田みづ代(しまだみづよ)
○好きな一句「機を織る前のしづけさ花梯梧」2
○季語(花梯梧・三夏)(「俳句200011」より引用)
【Profile】:1963年石川県出身。1993年「鷹」入会。→藤田湘子に師事。1999年度「鷹」新人賞受賞。
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島田みづ代掲載句
03銀漢や氷ぶち込むコップ酒(銀漢・初秋)〈色彩597・銀12〉2022/8/24