俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○次元俳句0305・忌日(時間)08・塚原哲01・2016-11-13(日)
○「空也忌の路地に薄日の来ておりし」(塚原哲01)
○季語(空也忌・冬) 「くうやきのろじにうすびのきておりし」(「俳句200011」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえお・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:陰暦の今日は平安中期の僧空也の忌日。民衆に念仏を広めたことで知られるが出自・没年など定かでない。陰暦の11月13日に東北に旅立ち行方知れずになったので、この日を忌日とし法要を行う。路地には冬の淡い薄日。
○塚原哲(つかはらてつ)(1930~2013)
○好きな一句「布団まで垂らす紐引き消灯す」02
○季語(無季) 「ふとんまでたらすひもひきしょうとうす」
【Profile】:広島県呉市出身。「花曜」入会、→鈴木六林男に師事。「花曜」同人、編集担当。「花象」代表。