俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●次元俳句0238・月=八月(時間)014・平井さち子01・2015-08-02(日)

2015-08-02 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句0238・月=八月(時間)014・平井さち子01・2015-08-02(日)

○「八月や豆腐に鰹節生きてをり」(『背中』2000)(平井さち子01)

○季語(八月・秋) 「はちがつやとうふにおかかいきてをり」

【鑑賞】:奴豆腐に鰹節をかけると、やわやわと踊ります。湿り気を吸い込んでいるのでしょうか。まさか静電気ではあるまい。八月のとあるいち日のことです。

 

○平井さち子(ひらいさちこ)

○好きな一句「蕗味噌や耳を澄まして味をみる」02

○季語(蕗味噌・春) 「ふきみそやみみをすましてあじをみる」(「俳句201403」より引用)

【Profile】:1925年、東京都出身。→中村草田男に師事。萬緑同人。第6回萬緑賞(1959)、第30回俳人協会賞(1991)。同人誌「おほとり句会」所属。俳人協会評議員。


平井さち子掲載句
03ロシヤ見ゆ洋酒につらら折り入れて(つらら・晩冬)〈特集513・いろは俳句(ろ)〉2020/12/15

04髭剃りは生者のひびき秋彼岸(秋彼岸・仲秋)〈五体666・髭5〉2024/9/19

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