俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●特集俳句0241・言葉06=傘010・糸屋和恵01・2015-08-28(金)
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○「忘れたる傘思ひ出す良夜かな」(糸屋和恵01)
季語(良夜・秋) 「わすれたるかさおもひだすりょうやかな」(「俳句201303」より引用)
【鑑賞】:あの傘はお気に入りの傘でした。どこに忘れてきたのかも、もはや覚えてはいません。こんな秋の夜には、きまってその傘の色やグリップの感触が思い出されるのです。
○糸屋和恵(いとやかずえ)
○好きな一句「拭きとれぬ眼鏡のくもり一葉忌」02
季語(一葉忌・冬) 「ふきとれぬめがねのくもりいちようき」(「俳句201303」より引用)
【Profile】:1968年、埼玉県出身。1995年「藍生」入会。→黒田杏子に師事。2001年第5回「藍生」新人賞受賞。第1回→星野立子新人賞受賞。