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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五感俳句0239・質感=重013・宮田正和01・2015-08-10(月)

2015-08-10 04:56:00 | 五感俳句

〇五感俳句0239・質感=重013・宮田正和01・2015-08-10(月)

○「掌に置きて山繭生きてゐる重さ」(宮田正和01)

○季語(山繭・夏)

【鑑賞】:野生の繭でしょうか。繭は軽いものですが、掌に置いてみると確かな重さがあります。蛾になろうとする命の重さです。

 

○宮田正和(みやたまさかず)

○好きな一句「流灯を押しゆく闇と包む闇」(『積殖』1997)02

○季語(流灯・秋)

【Profile】:1933年、三重県伊賀町出身、在住。1964年「」入会、→沢木欣一に師事。1971年同人。1975年「伊賀雑唱」にて第21回角川俳句賞受賞、三重県文化奨励賞受賞。1976年「風」賞受賞。1980年三重で「山繭」創刊主宰。


宮田正和掲載句
03蚕豆剥く上がり框といふところ(蚕豆・初夏)〈特集529・いろは俳句2-8(そ)〉2021/5/7

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