俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五体俳句0238・胸08・ふけとしこ01・2015-08-04
【→五体俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
○「夏果てや胸打つ草を胸で分け」(ふけとしこ01)
○季語(夏果て・夏) 「なつはてやむねうつくさをむねでわけ」
【鑑賞】:いよいよ夏も終りです。草深い原に分け入ります。容赦なく丈の高い草が胸を打ちますが、その胸で分けて進みます。夏の名残としての草の勢いを体でかみしめながら。
○ふけとしこ(ふけとしこ)
○好きな一句「夏果つる塩鯖の眼の赤潤み」02
○季語(夏果て・夏) 「なつはつるしおさばのめのあかうるみ」(「俳句201409」より引用)
【Profile】:1946年、岡山県川上郡(現高梁市)出身。1986年8月俳画を始める。1987年5月俳画の関連で俳句に興味をもち那須青魚に手ほどきを受ける。「砂丘」入会(のち退会)。12月「青麦俳句会」に参加。1990年10月市村究一郎に師事。1991年3月「カリヨン」に入会(のち退会)。1995年2月「鎌の刃」30句により第9回俳壇賞を受賞。1998年3月「船団の会」参加。2000年4月より3年間個人誌「ホタル通信」を発行。「椋」に参加。俳人協会会員。
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ふけとしこ掲載句
03角館と読める消印桜どき(桜どき・春)〈特集・郵便俳句〉2017/5/2