俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○色彩俳句0241・金07・小林貴子01・2015-08-26(水)
○「月は金色我が身は小さき楽器なり」(小林貴子01)
金gold#ffd700
○季語(月・三秋) 「つきはこんじきわがみはちさきがっきなり」(「俳句201308俳句手帖」より引用)
【鑑賞】:金色の秋の月が揚がります。月と交信した身体は共鳴をして小さな楽器となります。管だらけの人間の身体ですから、さしずめ管楽器でしょう。
○小林貴子(こばやしたかこ)
○好きな一句「堰跳んで少女は蓼となりにけり」02
○季語(蓼の花・初秋) 「せきとんでしょうじょはたでとなりにけり」
【Profile】:1959年、長野県飯田市出身、松本市在住。1981年信州大学学生俳句入会。「岳」入会。→宮坂静生に師事。1982年から1997年まで「鷹」に在籍。2003第58回現代俳句協会賞受賞。「岳」編集長、俳文学会会員。現代俳句協会会員。
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小林貴子掲載句
03葛引くと遠くが動く晴子の忌(晴子の忌・仲夏)〈次元623・忌日(時間)23飯島晴子忌1〉2023/6/6