俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●次元俳句0239・獄中(空間)02・野村秋介01・2015-08-13(木)
【→次元俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
○「西日さす独房に仁王立ちしてをる」(野村秋介01)
季語(西日・夏) 「にしびさすどくぼうににおうだちしてをる」
【鑑賞】:右翼運動で服役中の句。強い信念を持って仁王立ちする西日の独房です。次元の「獄中俳句」1句目は→「右腕に食器口より隙間風」(大道寺将司)。
○野村秋介(のむらしゅうすけ) (1935~1993)
○好きな一句「俺に是非を説くな激しき雪が好き」(『銀河蒼茫』1988)02
季語(雪・冬) 「おれにぜひをとくなはげしきゆきがすき」(「俳句界201306」より引用)
【Profile】:東京都出身。新右翼活動家、思想家。戦後新右翼の代表的な論客。1993年10月20日、朝日新聞東京本社に乱入、社長ら首脳と話し合いの後「皇尊弥栄(すめらみこといやさか)」と三度言い残し、拳銃自殺。