俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●次元俳句0174・月=五月(時間)08・鎌田緑風04・2014-05-15(木)
○「日捲りて妻は五月へ快癒する」(→鎌田緑風04)
季語(五月・夏)
日捲りをめくって五月が来ました。長患いの妻も快癒へ向かいます。捲った日捲りの紙を、闘病の日々とともに丸めて捨て去り、麗しい「五月」の到来です。
父母の故郷は昭和町と飯田川町という隣り合った町でしたが、現在はどちらも潟上市に含まれています。かつての魚介の宝庫、今は亡き八郎潟の潟畔の町です。→俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)
八郎潟追慕
「→潟の雨昇華の床に垂直に」(透次)(無季)
「→団扇より蘇り来る潟の風」(透次)(団扇・夏)
「→冬虹の明日なき潟に光り合ふ」(佐川広治)(冬虹)
「→雪錆びの網抜け雪は潟へ吹く」(佐川広治)(雪錆び・冬)
〈1年前の記事〉
●五体俳句0129・唇01・飯島みさ子・2013-05-14(火)
●五体俳句0129・唇01・飯島みさ子・2013-05-14(火)○「唇にのす冷たさよ柏餅」(飯島みさ子01)季語(柏餅・夏)この柏餅、よく冷えているんですね。ところで...