俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五体俳句0159・腕03・大原テルカズ01・2014-01-28(火)

2014-01-28 17:55:38 | 五体俳句

●五体俳句0159・03・大原テルカズ01・2014-01-28(火)

 

○「積木の狂院指訪れるの坂」(大原テルカズ01)

季語(無季)

 この句には五体の「指」と「腕」が出てきますが、希少の「腕」をとります。いままでは馬車が走る腕(→澤好摩)と百合を抱く腕(→正木ゆう子)をあげました。今回の「指訪れる腕の坂」は、自分の指を腕に這わせているのでしょう。

 

大原テルカズ(おおはらてるかず)(1927~1995)

代表句「天を発つはじめの雪の群れ必死」02

季語(雪・冬)

千葉県生まれ。木工を家業とする家に生まれ、学徒動員や徴兵検査を経て製薬会社入社。大野我羊に師事。「芝火」同人。戦後「琥珀」「東虹」などを経て「俳句評論」「ユニコーン」で前衛俳句運動に参加。→俳人一覧(

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●次元俳句0114・周囲(空間)03・三浦樗良・2013-01-27

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