俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●色彩俳句0156・蒼04(青・蒼・藍・碧・ブルー#0067C0)・白木忠01・2014-01-08(水)
○「寒燈の蒼きあたりをゆかんとす」(白木忠01)
季語(寒燈・冬)
「ゆかん」としているのは、実体のないものでしょう。いま魂魄(こんぱく)は、あの寒燈の蒼いあたりを通過しているのです。私たちからどんどん離れて…。
○白木忠(しらきちゅう)(1942~2013)
代表句「寒ければ電球の中覗き込む」02
季語(寒い・冬)
岐阜県生まれ。→小川双々子に師事。「地表」同人。元「豈」同人。1968年第2回地表賞受賞。→俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)
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●五感俳句0111・温感03・井上雪・2013-01-07「塗椀のぬくみを置けり加賀雑煮」(井上雪01)季語(雑煮・新年) 加賀の雑煮は多くの具材は入れず、出汁と餅と刻...