俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句0127・冷感・藤松遊子・2013-04-29
○「花冷の手を握りあひ再会す」(藤松遊子01)
季語(花冷・春)
五感の冷感第11弾。久しぶりの再会。どちらも花冷えの道をやってきて、冷たい掌同志の握手です。懐かしさでいっぱいの「冷感」ですね。
○藤松遊子(ふじまつゆうし)(1924~1999)
代表句「水に置く落花一片づつ白し」02
季語(花・春)
佐賀県生まれ。1947年ホトトギス投句。1959年ホトトギス同人。1989年、→深見けん二、今井千鶴子両氏と同人誌「珊」(季刊)創刊。