俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●次元俳句0125・方位(空間)05=北・関戸靖子・2013-04-14
○「湖の北花のしまひの空濁り」(関戸靖子01)
季語(花・春)
滋賀の出身である作者にとって「湖」といへば琵琶湖のこと。琵琶湖の北側の桜も終わりの時期を迎え、空の色も飛花の色がうつろい濁っています。
○関戸靖子(せきどやすこ)(1931~2009)
代表句「手毬唄日向のひとつづつ消えて」02
季語(手毬唄・新年)
滋賀県出身。→石田波郷に師事し、「泉」創刊同人。「聲」主宰。朝日新聞「京都俳句」選者。