●色彩俳句0123・赤010・坂本四方太・2013-04-03
○「赤き雲焼野のはてにあらはれぬ」(坂本四方太01)
季語(焼野・春)
春先に行われる野焼き。赤い夕暮れの雲は、まるで野焼きによって空が焼かれて現れたかのようです。
○坂本四方太(さかもとしほうだ)(1873~1917)
代表句「打ちつゞく菜の花曇壬生祭」『春夏秋冬(1901)』02
季語(壬生祭・春)
鳥取県岩井郡大谷村出身。第二高等学校を経て東京帝国大学国文科卒業。文泉子と号す。→正岡子規や→夏目漱石と親しい俳人、文人であった。「ホトトギス」に写生文を連載。
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