1月3日。土曜日。
朝7時過ぎに目覚め、すぐさまテレビを点けて、目覚まし代わりに「新春ロンドン・ハーツ傑作選」を布団に入ったままで観る。
窓越しに外を見てみたら、うんざりするくらいに凄い雪が積もっている。
もう、遣り切れない。毎日、毎日、雪片づけを強いられる。何度片付けても雪が降る。まさにイタチごっこだ。
青森市における1月3日9時現在の積雪量は、今冬最高となる99センチ。あとたった1センチで1メートル越えだ。
八甲田山系の酸ケ湯は298センチ、これもあと2センチで3メートル!
弘前市が86センチ、五所川原市が70センチ。
新聞によると、青森市は平年比でなんと3倍、県内の弘前市など6カ所では平年比で2~3倍を記録しているのだとか。
JRでも運休が相次いでいる。
空港便も一部運休、県内の国道や県道も一部の区間で通行止め。雪・・・雪・・・雪。ああ、やんなるなぁ。
午前11時半から始まる「ボディ・コンバット」のエクササイズに出るために車を出す。猛吹雪。いわゆるホワイトアウトというやつですか。
ワイパーを動かしてゆっくりと車を走らせるけれど、ほとんど前が見えません。
それでも車は思ったほど混んでおらず、スポーツジムには早めに到着した。
1週間ぶりに身体を動かすことに。
去年の暮れから今年の元旦にかけて、ひたすら食って飲んでを繰り返していたので、身体が重い。かなり太ったのではないか。体重計には怖くて乗れませんが。
今日は1時間のエクササイズ。最後までやり抜けるだろうか・・・自信がない。
それでもスポーツ・ウェアに着替えるとちょっとずつ気合が入る。なんとか頑張ろう。
最初の出だしは快調だったけれど、やはり後半になると息があがって辛くなった。そこをなんとか耐え忍び、やっと60分間のきつくて濃いめの全身運動を終える。
汗が滴り落ちる。
それにしても凄まじいまでの充実感。ここ数日間の不調な身体が、まるで嘘のよう。
肉体がぴりっとして、気持ちまでが前向きになる。
一生死ぬまで身体を動かし続けるぞ、そんなことまで思ってしまう。
ジムのお風呂に入り、身体を洗い、熱い湯船に全身をゆっくりと浸してみる。
心地よい疲労感だ。
服を着替えて、外に出た。
一寸先も見えないくらい雪が降っている。
数時間車を停めていただけなのに、もうかなりの雪がボンネットを覆っている。
家に戻って、そのまままた別の防寒服に着替え、家の前の雪を片付ける。
玄関前を片付け、庭先に高く積み上げられている硬くなった雪をスコップで突いてそれをスノーダンプに詰め替えて、雪捨て場まで運ぶ。
その行為を何度も何度も何度も何度も何度も繰り返す。
息が切れる。
アンダーシャツがびっしょり濡れているのが分かる。さっき、スポーツジムのお風呂場で洗った髪の毛が、もう汗でぐっしょりと濡れている。
やっと終わって、またまたびしょ濡れの衣服を代え、熱い珈琲を飲みながら、今度は地方紙「東奥日報」をゆっくりと眺めていった。
青森県の人口減少がまったく止まらない。その気配すらない。
2014年10月1日現在の青森県の推計人口が約132万2千人。10年の国勢調査より約5万1千人も減ったのだという。5万人って・・・。
新聞によると、この4年間で県内の三沢市と六戸町規模の自治体が消えたことになるのだとか。
減少率が大きい自治体は、市部でつがる市6.3%。町村で今別町の14.0%。このまま推移すれば、25年後の40年の青森県の人口は確実に100万人を切る!
若い人たちは次々とこの厳寒の街から都会へと逃げ出し、若い女性も減り続けているから、比例するかたちで子どもの人口も減ってゆく・・・。
この街は、老人だけの街になってゆくのだろうか。それに雪という大きなハンディキャップが突き刺さる。
俺だって、逃げてえよ。本音言っちゃえば。
朝7時過ぎに目覚め、すぐさまテレビを点けて、目覚まし代わりに「新春ロンドン・ハーツ傑作選」を布団に入ったままで観る。
窓越しに外を見てみたら、うんざりするくらいに凄い雪が積もっている。
もう、遣り切れない。毎日、毎日、雪片づけを強いられる。何度片付けても雪が降る。まさにイタチごっこだ。
青森市における1月3日9時現在の積雪量は、今冬最高となる99センチ。あとたった1センチで1メートル越えだ。
八甲田山系の酸ケ湯は298センチ、これもあと2センチで3メートル!
弘前市が86センチ、五所川原市が70センチ。
新聞によると、青森市は平年比でなんと3倍、県内の弘前市など6カ所では平年比で2~3倍を記録しているのだとか。
JRでも運休が相次いでいる。
空港便も一部運休、県内の国道や県道も一部の区間で通行止め。雪・・・雪・・・雪。ああ、やんなるなぁ。
午前11時半から始まる「ボディ・コンバット」のエクササイズに出るために車を出す。猛吹雪。いわゆるホワイトアウトというやつですか。
ワイパーを動かしてゆっくりと車を走らせるけれど、ほとんど前が見えません。
それでも車は思ったほど混んでおらず、スポーツジムには早めに到着した。
1週間ぶりに身体を動かすことに。
去年の暮れから今年の元旦にかけて、ひたすら食って飲んでを繰り返していたので、身体が重い。かなり太ったのではないか。体重計には怖くて乗れませんが。
今日は1時間のエクササイズ。最後までやり抜けるだろうか・・・自信がない。
それでもスポーツ・ウェアに着替えるとちょっとずつ気合が入る。なんとか頑張ろう。
最初の出だしは快調だったけれど、やはり後半になると息があがって辛くなった。そこをなんとか耐え忍び、やっと60分間のきつくて濃いめの全身運動を終える。
汗が滴り落ちる。
それにしても凄まじいまでの充実感。ここ数日間の不調な身体が、まるで嘘のよう。
肉体がぴりっとして、気持ちまでが前向きになる。
一生死ぬまで身体を動かし続けるぞ、そんなことまで思ってしまう。
ジムのお風呂に入り、身体を洗い、熱い湯船に全身をゆっくりと浸してみる。
心地よい疲労感だ。
服を着替えて、外に出た。
一寸先も見えないくらい雪が降っている。
数時間車を停めていただけなのに、もうかなりの雪がボンネットを覆っている。
家に戻って、そのまままた別の防寒服に着替え、家の前の雪を片付ける。
玄関前を片付け、庭先に高く積み上げられている硬くなった雪をスコップで突いてそれをスノーダンプに詰め替えて、雪捨て場まで運ぶ。
その行為を何度も何度も何度も何度も何度も繰り返す。
息が切れる。
アンダーシャツがびっしょり濡れているのが分かる。さっき、スポーツジムのお風呂場で洗った髪の毛が、もう汗でぐっしょりと濡れている。
やっと終わって、またまたびしょ濡れの衣服を代え、熱い珈琲を飲みながら、今度は地方紙「東奥日報」をゆっくりと眺めていった。
青森県の人口減少がまったく止まらない。その気配すらない。
2014年10月1日現在の青森県の推計人口が約132万2千人。10年の国勢調査より約5万1千人も減ったのだという。5万人って・・・。
新聞によると、この4年間で県内の三沢市と六戸町規模の自治体が消えたことになるのだとか。
減少率が大きい自治体は、市部でつがる市6.3%。町村で今別町の14.0%。このまま推移すれば、25年後の40年の青森県の人口は確実に100万人を切る!
若い人たちは次々とこの厳寒の街から都会へと逃げ出し、若い女性も減り続けているから、比例するかたちで子どもの人口も減ってゆく・・・。
この街は、老人だけの街になってゆくのだろうか。それに雪という大きなハンディキャップが突き刺さる。
俺だって、逃げてえよ。本音言っちゃえば。