遭難救助副隊長の講演を聞いて。

昨日、某スポーツウェアー主催の現役山岳救助隊の講演会を聴きに行きました。一点は人間性が優れている人とお見受けしました。谷川岳遭難救助隊の副隊長で現場の現役のエキスパートでバリバリの方です。山での救難者に対する思いは如何なるものかとの質問に、最初(入隊時)は装備が不十分だったり、無謀な山登りだったりしている人に不信感を抱いていたが今では同じ山登りする仲間として救助しているそうです。それを聞いてほっとしました。兎角遭難者の非難めいた言葉が出てくるものだと思っていました。私だったら、ひとりの批評家になっていたでしょう。もうひとつ、救助にかかる費用はないそうです。非常事態があれば遠慮しないでくださいとも言っていた。莫大な救助費があとで請求される心配は無用です。(民間からの救助については不明)
もう一点は私も社内で登山の講習会を受け持ったことがありました。まったく講演会のスタイルが同じだったことです。いかに聴衆者に分かりやすく、興味を持ってくれるかという観点で一致していたせいだと思います。私の場合はもっと具体的に山のルート図と疑似体験できる内容を盛り込みました。そして非常食の試食をしたり、1時間はあっという間に過ぎました。本当は半日かけてもいい内容だと思っています。この講演会を聞いて私の講演の仕方もけっして間違っていなかったのだと確信出来ました。
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