霞ヶ浦のほとりで

徒然なるままに

みずほ生活(14:ミッドウィンター)

2017-12-07 21:55:37 | 南極の思い出
南極の各国の基地では、冬至(日本では夏至)を祝って祝電を交換し、ミッドウインター祭という盛大なパーティを催します。
昭和基地では南極大学や演劇などで数日間賑やかに過ごしており、プロの二人の料理担当隊員がキャビアやフォアグラなどの高級食材をふんだんに使用した料理に腕を振っています。
さて、4人だけのみずほ基地では特に計画もなく、いつも通りに過ごすのかなと思っていたところ、機械担当隊員の石やんが握り寿司を作り始めたことがきっかけとなり、みんなで飾付けをしたりクラッカーを鳴らしたりしているうちに祭りの気分が盛り上がり、楽しい一夜となりました。
昭和基地の豪華なご馳走にあずかれなかったのは残念でしたが、石やんの心のこもったお寿司で納得し十分満足したことを懐しく思い出します。