霞ヶ浦のほとりで

徒然なるままに

オーロラの話(9)

2017-09-17 18:41:23 | 南極の思い出
オーロラがよく見られる場所は、地磁気極を中心とした帯状の限られた地域でオーロラ帯と呼ばれていますが、昭和基地はまさに特等席に位置しています。
南極観測で日本には接岸が難しい所を割り当てられましたが、結果的にはオーロラ帯の真下でしたので、オーロラの観測や研究は世界をリードしてきました。
今では、スペースシャトルや宇宙ステーションによりオーロラ全体を地球の外から見ることが出来て科学技術の進歩に驚きます。その昔、地上の一点からこの一部分を眺めていたのかと思うと隔世の感があり、感慨深いものがあります。