黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

ああ…コレは…という案件を見かける

2018年12月16日 09時30分37秒 | Weblog

12月16日分。

 毎度。今日も今日とて動画編集してますが、とりあえずそろそろ今手を付けている1本は片付けてしまいたい。幽霊です。実際問題として、一定期間(具体的には一週間前後)以上同じ動画に手を付けていると、編集している私自身が明らかに飽きてきて、仕上がりが悪くなります。

 以前にもどこかで書いた(もしかするとここではなくニコ動側のブロマガか?)のですが、動画編集は「時間・期間をかけるほど良くなる」ものではありません。最低限の「品質保証に要する時間・期間」は必要ですが、それ以上に費やしてもあんまり質が上がらなくなります。ヘタをすると、無駄にいじくり回した結果、かえって仕上がりが落ちることがあるという。

 案外、動画って「細かい箇所の完成度」より「全体の勢い」みたいな部分があります。特に、うちの投稿分野である「10分未満」の「ボイスロイド実況」系は、細部完成度を上げられる尺ではあるだけにいじり回しがちですが……。そこに時間を割くより、さっさと次作る方が良いかなと。

 

 さておいて、タイトルの件。とりあえず話の元ネタとしては58歳息子、介護の母親殺害認める 水戸地裁初公判という記事をリンクしておきます。他の方のTwitterをぼけーっと眺めている間に見かけた話なのですが、本当にこう、「うわぁ……」という感想しか出てこない。

 加えて頭が痛いのは、この案件、この先何度も類似のものを見かけるだろうなぁと予想出来ることです。認知症の老母を殺害した後で自首をされており、この家の預金残高が現実に生活するにはあまりにも無理な額であったこと、そして一緒に介護をしていたとされる兄が「餓死」というのが、更に悲しみを誘いますね……。

 比喩や誇張表現ではなく、本当に類似案件はこの先何度も出てくると思っています。認知症に限らず一病二病を持つ「老後の蓄えの少ない or 無い」老親に自身のリソースを全て吸われて、親子道連れの共倒れという形。子の側も今のご時世では、稼げている側の人達はともかく、そうでない「下の側」の収入では老親を看られるだけの余力などないでしょう。私だって他人事じゃない。

 一方で、平均寿命自体は伸びており、80代・90代が珍しくない。ご長寿であること自体は良しとしても、ではその「長い老後」を暮らせるだけの蓄えがあるのか? その蓄え・備えを年金だけに頼る形だと、色々後が怖い気がしますね。制度の変更ひとつでごりっと引き下げられることがあり得るだけに、年金以外の備えをしておく必要がより高まるようには思います。

 

 さてはて、私自身は恐らく結婚などはしない(失礼、「出来ない」)でしょうから、一人で老後を迎えることを考えておかなければなりません。お金は一応、自分の世代の平均値よりは残してありますが、平均ってのはアテにならないからなぁ。まあその額ではまだ備えとして足りているとは思えませんし、使えたものではありませんね。

  冗談抜きで、同世代よりはハッキリと多い額(ほぼ倍くらい)をキープしていますが、それで全く足りると思えず使う気にならないあたり、上の方はともかく「下々の者」の景気は良くなった感がないですね……。どっかで「暴発」しなきゃいいんですけどねぇ、日本人って「大人しい」と思われていますが、決してそんなことはないですし。

 単に、周囲が大人しくしているから同調しているだけで、ひとたび全般の動きとして「一揆」が起きれば、これに同調してズドンするのが日本人やぞ……。渋谷のハロウィンでも見たでしょうに。あれの「暴動」版が起きたらというのを考えると、まあちょっとうーん。そうならんことを祈りつつ、 とりあえず私は動画編集の続きをしませんとね。

 

 ではでは。

 


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