黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

年度の末に思うこと

2009年03月31日 22時38分41秒 | Weblog
3月31日分。

 ……なんぞ特別に何かしらがあるわけもなく、むしろ年度末に無理矢理間に合わせようとして各所から殺到する電話やら用件に殺意を覚える今日この頃。幽霊です。毎度毎度。どーも今日に限って、普段の月末の倍くらい電話がかかってきたよーな気がします。昨日に引き続いて今日も八時まで残業だし。しかも部長からのあまり意味があるとも思えない押し付け仕事での残業だし。やってられっかーということで、残業飽きたから帰りますと公言して帰ってきました。シャワー浴びて一段落したらもう十時、ってのはいかんともしがたいですな。
 ふと気が付けば、今日で社会人とやらになってみてから丸四年ということになります。いやはや、よくもまあそれだけ会社人間やってたもんだと我ながら感心してしまいますな。きっと背中にでっかい猫を飼っているのでしょう。必要とあればかぶれる猫です。大切にしないといけませんね、この猫。いつ造反を起こすか若干不安な面も無いではないですが、そんときゃもうそのときです。ここらが潮時と諦めることにしますとも。まあ実際には、会社の中にもごくごく限られた数人だけ、私の割と素に近い、つまりは何でアンタが社会人やってて大丈夫なんだという面を知ってる人間もいますが。そいつらはそいつらで、まあ似たようなもんだからなぁ。
 ……とまあんなことを考えたりしながら、別のこともふっと考えてみる。そういや、一時期お金を今以上に少しは使って、生活の質を底上げしようと考えていた時期があったはずなのですが。というか、大体二ヶ月とか三ヶ月前とかそのくらいの時期じゃなかったかなーと思うのですが。ふと気が付くと、本に金を惜しまなくなったというか買う本の単価が上がったという以外、あまり生活水準が変わっていないということに気が付いてみたりする今日この頃。上げたつもりの部分が、また元に戻っているよーな。その時期に多少物を買い増してあった分だけは生活水準が上がってますが、それ以外のところはほぼ変化がない罠。大体今くらいが自分の平均水準なのかなーと、何となく理解してみたり。これ以上に向上させる必要性をあまり感じていないということでしょう。元々、あまり向上意欲のある方でもないし、現状維持が基本スタンスですので。地味が好きなのですよ、地味が。派手が面倒だって方が強いかも知れませんが。

 ニュース。一つめ、ブレイン-マシンインタフェースの記事が遂にニュースに出てくるようになったかーと、ちょっと驚いたような感心したような。この話に近いような範疇の本を何冊か読んでいたので、幾らか興味深いですね。まあ、本当にこういう話そのままという本は昨日買って今現在積んでいる本で、読んでいたのは若干これそのものとは外れるんですけれども。コレも含む、という言い方をしておけば良いのか。こういう技術も、今後は増えてくることになるでしょう。キーボードやらマウスやら、もしくはiフォンやら、新しいユーザーインタフェースになかなか馴染めない人たちというのはいるもので、考えるだけで汲み取ってくれるというインタフェースが成立するなら、そこから生じる格差というのは少しは解消される、のかしら? でも、そういう人たちはむしろ、薄気味悪いと言ってやっぱり近寄らないかも知れません。
 二つめ。プリウスの三代目の情報がそろそろ出てきているようですね。試乗してみた、という記事があったので引っぱってみました。写真で見ただけだと、あんまり私が車には興味がないということもありますが、二代目と見た目での差は無い気もする? 中身の方が変わっていれば良いんでしょうけれども。最低価額が二百万円ちょいというところまで下がってきているのは、少し驚きです。インサイトを意識していることもあるでしょうし、そろそろ技術的にも安定してきて量産が効くようにはなってきたってことかしらん。リッター五十キロという性能は相当に条件が良くないと出ないでしょうが、都心部で使うには魅力的かなーとも。
 おまけ。明日はそういえばエイプリルフールですが、それにちなんでこんな記事を発見したので貼っておきます。ま、やるのは良いにしても、ほどほどにね、と。私自身は、そんなに好きではないのですよね。

 それでは。ひゅう、どろん。

春の日和はまだ遠く?

2009年03月30日 23時41分27秒 | Weblog
3月30日分。

 毎度。関連会社への業務応援に駆り出されて、楽に終わるかなーと思っていたら案外にも夜八時くらいまで延々かかって涙目モード。幽霊です。どっちかってーと途中で腹が減ってくるというのが一番困るんですけどね、これが。うーん、こんなことなら午前中から入っておくんでした。午後からでも楽勝で終わるだろうと高をくくっていたので、ここまで苦戦するとは完全に予定外。ま、残業代はその分つけてもらうにしても、えーらく無駄に疲れたわぁ。これで粗が出てしまうと、まーた向こうへ行かないとイカンのが困りもの。ぐぬぬ。
 ともかくも普段行かないところへ出向いたついでに、充実した本屋があるのはしっかり知っているので、当然のように帰り際三十分ばかりお立ち寄り。乾燥地帯に関する基礎知識の本と、ブレインマシンインタフェースの本、後は……あれ、何だっけ。あー、買った奴を袋から出してようやく思い出しました、そうそう、海洋管理の本を買ったのでした。三冊とももろに専門書籍側、占めてほぼジャスト一万円なり。それなりにたかーい。ブレインマシン以下略はまあともかくとして、他の二冊は何となく目に付いたので買ってみたという、割と極端な衝動買い。海洋関係は深海生物の本と、後は海洋気象絡みの軽めの本を、結構前に読んだんだったかしら。乾燥地帯絡み、要は砂漠とかそっちの方面ですが、これは完全に未踏領域。本しか趣味がないようなもんですが、その本だけで読めるもんは一生涯かけても嫌ってほど山のように積まれているのですよ。都市政策の本は、今日の段階でようやく半分というところ。移動時間が長かったんで、ページ数を少し稼ぎました。
 さてはてちょっと前に小春日和が続いたかと思ったら、まーた寒さが戻ってきてしまってます。明日は少しマシになるようですが、明後日は雨らすぃ。東京は、ですけどね。週末近くになってようやっと、また気温が上がってくる予報になっているようで。但し日曜日は雨っぽい……と。うーむ、多分土曜日とかは決算もあって休日出勤なんじゃないかなーと見ているのですが。となると、唯一休みになりそうな日曜日が雨か。洗濯どーすっかなぁ。つーか、連結決算とかあまりに面倒くさいのですよ。何だあの、連結決算のためのデータ入力システムは。どんだけ細かく入れろと言うのだ……トライアルやりましたが、もーエラーがどばどばですよ。しかもエラーの箇所を直すと、他のところが今度はエラーになって以下略。うは、衝動任せにパソコン壊して良いですか? とまあそのくらい。すんなりとは行かないんだろうな、きっと。

 ぐったりバテてますが、一応ニュースは拾っておきます。
 一つめ。報道ステーションで重大な倫理違反ありとの認定が出たようですね。正味、ここ一年以上テレビをまるっきり見ていないので、実際にどういった流れでの発言があったのかは知りませんが……。ニュースステーション時代にも、そういえばダイオキシン騒動で風評被害を受けて以下略、という話があったような。この手の番組は、あれ以来も結局は進歩がないということなのか。もしくは、視聴者の側に成長が無い、ってことなのかも知れませんけれども。視聴率を取るならば、正確な調査よりはむしろ、庶民感情に訴える扇動の方が効果的なのですよね。それにホイホイついていってしまうのが、ちょっと悲しい……うーむ。
 二つめ。政府も少しは力を入れてくるつもりになったのかなーと思うような記事ですが、次世代車への入れ替えに補助金が出るようになる、らしいです。今すぐにとはいかないようですが、制度の設立はすぐにでも議論を始めたい、というところのようですね。ちょうどまあ環境対策も、特に民間部門において本腰を入れていかないと難しい状況であるし、自動車産業も特にトヨタが厳しい。二十万円くらいまでの補助が出れば、少しは本体価格のデメリットも軽減されるかな? あまりパッとしない金額ではありますが。どーもトヨタ救済策という色合いが何となく強そうな気もしますが……はてさてどーなのやら。
 三つめ。一時的ではあるかも知れませんが、給料カットを目前に控えて、少しくらいは家計の助けになりそうな話。燃料価額のダウンに伴い、五月の電力ガス料金は値下がりになるとのこと。やれやれ、まあこれで少しだけは息をつける、ということになるかどうか。影響額としては、あまり大きくないでしょうけれどもね。

 それでは。ひゅう、どろん。

うーあ寒ひ

2009年03月29日 21時13分51秒 | Weblog
3月29日分。

 毎度。昨日の内に雑用は片付けてしまってあるので、今日は一日気ままにサボっているだけでお気楽でした。幽霊です。ただ、夜になってからえらく冷えてきた気配で、指先がちょいとばかりかじかんでます。さっきシャワー浴びた筈なんだけどなぁ。しょうがないので、晩飯を食べてもう一回血の巡りを良くすることにしましょうか。そういえば、飯の前と後、風呂に入るタイミングというのはどっちが望ましいんでしょうかねぇ? ということでネットをざっと見てみるに、前後は別に関係はなく、食事の直後に入浴、または入浴の直後に食事というのは避けた方が宜しいのでは、という話が多いですね。ふむふむ。
 昨日考えついた本棚の移動については、まだやっていません。が、本棚の整理をもう一度やらかしてみたりで、三十冊ばかりをまた処分に回しました。売却分だけでこの冊数ですが、売り物にすらならないような状態の悪いものもいくらかまだ残っているので、トータルすると四十冊前後を放り出す計算になりそう。ただ、売った金で『とある科学の超電磁砲』の一巻から三巻までまとめ買いとかやったので、減ったは良いけど微増もしてます。いやはや。木山春生さんは、なかなか良いキャラですな。気に入りました。インデックス本編は、そういや一巻だけ読んで止めたなーという記憶が。気に入らなかったわけではなくて、一巻で止めておく方がキレイかなと思ったので。ああ、電撃系といえば、来月はみーまーの新刊が来ますな。湯女・オーエン(笑)は実は、みーくんよりお気に入り。
 時間が一日あったので、『ベガーズ・イン・スペイン』を少しだけ読んでみたり。中編一本だけですが、多分これがこの本の一番の売りの部分だろうと思われます。なかなか良好。ここのところは学術系統ばかり読んでいましたから、気分転換にはちょうど良さそうです。まあ、気分転換というには、ちょいとばかりずっしりと重みのある話ですが……それはそれで。をや、別に意図したわけではないのに、今日も前半は本の話ばかりで埋まってしまった。そのくらいには、私にとっては当たり前のものである、というだけのことでしょう。エライとか凄いとかそういうものでは一切無くて、単にタバコやお酒と同じなだけ。だから、基本的には役に立たない本ばかり読んでます。現実生活には、てんで役に立たないことばかり頭に入れては喜んでいるのですよ。

 さて、昨日はサボってますが、今日は一応ニュースを拾っておきます。
 一つめ。さすがに民間企業が軒並み給与やらボーナスダウンを喰らっている中では、公務員もボーナスカットはやむを得ずというところでしょうか。異例の処置ということでもあるようですが、民間の大幅ダウンの中で、公務員への風当たりが強まるのを嫌った結果ということか。まあ、公務員と言われて思い浮かべる「あの」イメージというのは、あくまでもごく一部であってマスコミさんの作った虚像ではあるでしょうが……。民間にならうという方針がある以上、タテマエとしては下げざるを得ないのではなかろうかなーとは思います。ただなー、手近に市民の敵みたいな代物をイメージとして植え付けて煽り立てるようなマスコミさんのやり口も、どーなのかしらん。主にテレビと週刊誌。
 二つめ。さすがに、今のタイミングでこれはあまりに酷くないか? 業績悪化を理由に卒業直前の内定取消があったようです。内定取り消しに関しては、ただでさえいつぞや大騒ぎになって逆風の状態なのに。ここで完全に企業名まで出てしまうくらいに報道されてしまっては、あまり得策とは言えないような気もするなぁ……。ただ、そんなところを気に掛けていられないほど、業績悪化が顕著であるのかも知れません。それと、雇ってみても仕事がないというのでは、確かに採用しても企業側にマイナスにしかならないでしょう。採用された側にしても、何だこの待遇は、ということですぐ辞めてしまうオチにはなるかも。大学側の主張しているようなやり方で本当に内定取り消しをやったなら、さすがにこれは酷い。誠意というものの無いやり方と言わざるを得ません。見込みが甘かったのを棚上げするな、というところでしょう。採用を絞りたいのは、分からんではないけどね……。
 三つめ。人を削減する一方では、採用するという動きも同時にする場合があるようです。米グーグルは、従業員の削減を実施する一方で、新規の採用もやるつもりか。矛盾した話のようでもありますが、ちょいとばかり考えられそうなのは、長居して給料が上がりすぎた人たちをカットして、代わりに新しい人たちを入れ直すという手とか。日本だとありそうな話ではありますね。米国だと……んー、どうなんだろう。勤続年数とかで昇給するような風土って、向こうにはあったかしら? 人を削ったままにしておくと、そのまま人員構成が歪になってしまうという弊害もありますし。新しい要素、すなわち新しい人材と新しいスキルを入れていきたい、ということもあるのかも。
 さて、暗いものばかり拾ってしまったので、最後におまけ。この間にアースアワーのことを取り上げてみましたが、当日の概要はこんなもんであったようです。私は、どうもちょうどその時間、すっかり寝てたようで……結果的に協力した形になりそうです。冗談で寝てりゃ良いかなんて書いたら、本当にやってしまったらしい。うっかりうっかり。

 それでは。ひゅう、どろん。

よしなしごと色々

2009年03月28日 22時42分44秒 | 
3月28日分。

 毎度。えらく久し振りに部屋まで人が来たので、慌てて今朝から掃除したり、ついでにまともに午前中から起きたので客が来る前に洗濯とワイシャツアイロンかけまで終わらせました。幽霊です。先に雑用が終わってると、楽ちんですね。客はもう帰ったので、その後に三時間くらい昼寝してみたらもう今の時間です。変な時間に寝てしまったので、多分明日は生活時間が壊滅していることと予測されます。ま、休みだから良いけど、平日にやると翌日が怖いですなー。あ、今日は後半のニュースピックアップはやりません。サボります。
 で。掃除中に気が付いたのが、この部屋の荒れてくる原因のこと。大概、一度片付けてからしばらくは状態をキープできるのですが、だんだん床に物が転がるようになってきて、一線を越えると加速度的に荒れます。足の踏み場は確保してますし、酷くなる頃には本人も気にして片付けるんですけどね。以前に比べれば、まだマシな状態を維持するようになりました。……あーそうそう、荒れる原因ですが、非常に特徴的なことに、本をその辺に放り出すせいではなかろうかな、と。今の片付けた状態ですら、よーく見ると部屋のあちこちに本が飛んでます。その辺も後で拾っておこう。拾うというか、床じゃなくて本棚じゃない棚に置いてあったりする形で散らばってるんですけども。
 原理としてはあれですね、綺麗な場所にはゴミを投げ捨てたりしにくいけど、元々荒れている場所にはあまり罪悪感がないというような感じ。ポイ捨ていくないよ? ちなみに、こういう話はどっかの国で実際に実験して試した人がいたみたいです。確かアメリカじゃなかったかなーと。わざと窓ガラスを割ってあったり、ブチ壊れていた車を放置しておくと、中にゴミ投げ込まれたりするんだそーな。綺麗な車が放置されているだけだと、なーんもされないらしい。いや、それどういう実験だよ……とは思いましたが。これと同じ状態で、床に物を放り出し始めると、まあもう荒れてるしーと気にしなくなってまた放り出し、とループするようです。
 これでも本の絶対数は減らしたので荒れにくくなった筈、と思ってたんですけどねぇ。実際には、新しく買ってきた漫画を棚に入れずにベッド脇に投げ捨てるとか、棚から何かの理由で出してきて、そのまま戻してないとかが積み重なって、以下略。こりゃもうあれですね、トータルの冊数がどうであろうと関係ない。そもそもの片付ける習慣の無さが問題です。週間のNASAとか今一回目で変換されたぞ。トータルの冊数だけなら、この部屋に来てから数百冊単位でガリガリ減ってます。その分買ってましたが、最近は大幅に増加ペースもダウンしました。読む物が変わったせいで、ハードカバーばっか買ってたら財布が以下略。学術ばっかですけどね。

 さて。買う本が学術系の専門書籍に偏っている今日この頃ですが、『HELLSING』の本編完結巻を買ってきたついでに、えらく久々にSFの文庫本を買ってきました。『ベガーズ・イン・スペイン』という本ですが、中身はぜーんぜん分かりません。まだ立ち読みもしてないし、手をつけていないので。著者もまるっきり知らない人。ヒューゴー賞にネビュラ賞、スタージョン記念賞その他いくつも受賞してるらしいので、多分ハズレは無いと思うんですけども。訳者との感覚が合わないと、海外SFって読みにくいんだよなー。ハヤカワ文庫SFからです。
 学術をいくらかだけ読み始めてみて、そういやサイボーグに脳、進化に宇宙にという今の範囲は、かなりSFに影響されているなーというのに気が付いてみたり。サイボーグとかは『攻殻機動隊』とか『ニューロマンサー』とかが大元でしょうし、宇宙に関してはアシモフのエッセイからでしょう。進化は諸々の作品で持ってくる話ですし、環境というのをさっき挙げ忘れましたが、これもアシモフかな。個人的に影響の大きなSF関係と言うと、やっぱりアシモフと、それからハヤカワ文庫SFを買いあさる端緒になったのがグレッグ・イーガン。アシモフから影響を受けている割には、実はロボットシリーズを読んでいないという変な読み方なんですけどね。
 私の読書のスタートがそもそもがラノベでしたから、SFはその発展というか延長線に位置する感覚で読んでいる気がします。あ、影響のあった人なら、国内側で神林長平と、小川一水もですね。ついでに、SFかどうかはさておいて、近い感覚で読んでいるのが森博嗣と瀬名秀明か。脳はあれかな、少し前に読んだ『くらやみの速さはどれくらい』が遠回しに記憶に残っていたかな? 瀬名秀明の『ロボット学論集』の中で、よく話題として『デカルトの密室』のことも引き合いに出されていました。そういや、これもかなり前に読んだなぁ。これはロボットとか意識であるとか、そういう方面の話だったか。興味関心の対象は、割と同じところをループしてますね。
 をや、今日のブログの中で、既にループという言葉を二回使っている……。私はどうもあまり新しいもの、変化を好まない傾向があって、同じようなところをくるくると回っているのが好きなようです。保守的というか、閉鎖的というか。閉鎖的と言うよりは、新しいところへ踏み出すのが怖いんだろうな、とも。一度新しい物を気に入って取り込むと、次からはそこも含めてまたループが始まるという形。民俗学関連はループから最近は外れてきていますが、そっちはもう良いかなーというのが理由でしょうか。飽きたとも言いますが、大体パターンとしては決まっているし、逆に細部に入り込むと類似パターンの中での細かい分かれ道が凄まじいことになってくるという特徴もありますし。そこまで深くは入るつもりが無いだけに、大筋のパターンが変わらないというのに気が付いた後は関心が薄れてきたのでしょう。ループから外れてきたという、珍しい例です。

 これはこれで少し前から書いていた気もしますが、読む本が変わったせいで、本棚の配置に未だに悩んでいます。トータルの数が減ったせいで棚がスッカスカになってしまっているのがまず一つ、それからハードカバーを気持ちよく収納できる高さの場所が意外に少ないのが現状である、というのがもう一つ。こーゆー状態は、気分の問題ですごーく気になるのです。無駄なところにだけ几帳面な性格してるので、ある程度同じ高さで揃っていないと気が済まないとか、そういう部分も。だから文庫本とコミックスは、サイズが大体画一化されているのでしまうのに関しては気持ちが良いのですよね。
 手持ちのハードカバー類も大体は同じ高さなのですが、何故か『ロボット学論集』だけ他よりちょっと頭がでかくて、ハードカバーを仮に突っ込んでいた棚だと高さが足りないことが判明。あるぇー? んで、一番しまうのに都合の良さそうな高さの棚が、実は今コミックスだけを納めているカラーボックスだったりして。この棚には、『ヨコハマ買い出し紀行』やら『羊のうた』やら、昔から持っていて気に入っているもの、要は保存版みたいな扱いのコミックスを入れていたヤツです。昔は二つあったんですが、数を減らしたので一つになったのですが……。うーん、色々迷うな。少なくとも、今の本棚三つという体制から変えたくはないんだよなーと。本棚を増やすのは論外。部屋がまた狭くなる。
 本棚自体の配置換えというのも考えたのですが、一番邪魔なのが実はベッド。今は何故か部屋のど真ん中近くに置いてあったりして、一切壁に面していないという変な場所にあるのですが。一面は窓、一面の半分が押し入れの戸になっていて塞げない、一面は入り口でありその左右に本棚を置いてある。最後の一面は窓も入り口も押し入れもないのですが、パソコンデスクやらコミックスの棚やらが既にいる。なおかつ、結構この部屋冷えるので、うかつな場所にベッドを置くと寝ている間に身体が冷えるというまずーい事態も予想されます。結果として、他に場所がなかったからど真ん中に置いたのですが、それ以外の場所に置くと寒いということが分かってしまったため、配置換えが出来ないという……。予想外な状態、まさしく盲点とゆーやつですな。今の配置が割と便利でしっくり来ているので、そこからあまり変えたくないというのも理由の一つ。うむ、やっぱり保守的です。
 根本的にこの状況をどーにかしようとすると、部屋自体をまず変えないとイカンかなーというところまで行きますが……。あ、一箇所だけ変えようのある場所があるかな、もしかすると。よしよし、後で試してみよう。あまり本気で変えようという意識が無いだけに、そう深く考えたわけでもないのですよね。だから、こうやって頭を意図的にくるくるしてみると、ふっと思い付いたりもする。ただ、今思い付いたのをやるには、文庫専用の棚を移動する必要があるのと、モデムがその専用棚の上に載っかっているのをどこへ動かすか、というのが問題か。本に限らず物は減らしてるつもりなんですが、それだけに表に出ている物は数が少なくなってきていて、現状の配置は結構固まった後なんですよね。やりづれぇ。

 ……というわけで、本に絡むしょーもないことをつらつらつらと書いてみました。こういうのを書くと、普段以上に長くなる上に中身がないのと、本人以外には意味がないという難点がありますが。たまにこうやって無駄なことを書いて、自分の頭を整頓するのに使ってます。読んでる方はたまったもんじゃないでしょーけども。うひひ。
 それでは。ひゅう、どろん。

定額給付金

2009年03月27日 22時23分58秒 | Weblog
3月27日分。

 毎度。郵便物が溜まってきたなーということでポストを空にしてみたら、郵便物の山の中から定額給付金の案内が出てきました。幽霊です。まあ、申請期限はえらくまた先までのようなので、もうしばらく忘れていても問題なさそうでしたが。あんまり放っておくと雨降ってひどいことになるから、放置しっぱなしってわけにもいかないか……。どうせ郵便物と言っても大半が投げ込みチラシの類でしかないので、見る気にもならないんですけどねぇ。ぱ○とかいらないって、だから○どはいらないんだよ。大事なことなので二回言いました。
 うちの市はやるのかどうなのかーと思ってましたが、どうやら定額給付金に合わせてのプレミア商品券の類をやるようですね。一万円で十パーセントほどお得とのことですから、それなりにまあフンパツした部類と言えそう……かな? ついでに、これとは全然関係ないのですが、この間にスーツを買い換えしたせいか、コナカからスーツのお買い得チケットらしきものが来ました。一着税込み三万七千円くらい以上につき、その一着を一万七千円くらい割り引きます、だそうな。本当はちゃんと数字が十円桁まで書いてありますが、面倒なので切り上げました。裾の上げ直しやらのことを考えても、一着四万ちょいのスーツが二万ちょいになる、くらいの計算ですな。うーむ。
 んー、定額給付金の案内とかと混じって、水道光熱費やらのお支払い請求書も来てるなぁ。未だに口座振替にしないで直にコンビニ払いしてるので、毎月来るのですよね。水道だけは二ヶ月いっぺんですが。水道と電気とガスと、三つ合わせてもジャスト八千円に収まるというのがまた。電気の契約容量自体の低さが幸いしてるんでしょーが、水道代は毎回最低額だなこれ。ガスが上下にぶれるのは何でだろうなぁ……あ、お茶とか飲むのにガスで湧かすからか。湯沸かしポット無いのです。何のかんの言って、経理部の中の人やってるせいもあって、ちまい金勘定は嫌いではないのです。だから、ネタがなくなると小銭の話が増える。しっかし、携帯とネットと家賃と水道光熱費、という固定出費の連中は毎月地味にかかるなぁ。それだけで給料手取額の三分の一くらいを制圧しやがるのですが……しくしく。

 さて、週末で頭がいつも以上に緩んでいるので、ニュースはざっとだけ。
 一つめ。まあ分からんでもないけれど、石原の慎ちゃんまた言っちゃったみたいですね。ただ、これはこれで確かにそーかもしれんなーと思ってしまうのですが。個人的には、さてはて結構な金を使ってミサイル防衛の状態を作ったのは良いけれど、ちゃんと当たるんだろーなーってところに興味があります。そういう意味では、実際に迎撃システムが稼働してくれた方が面白みはあります。それでここに落ちてきたら……ま、そのときは諦めます。面白そうだと言った以上、結果としてここに降ってきてもしょうがない。
 次。あーやっぱりそーなのかーというくらいの話ではありますが、熱すぎるお茶はガンの元という話。咽喉ガンですね。私個人も結構熱めのお茶が好きなだけに、ちょーっと気になる話。というか、リスク八倍ってのは、さすがに無視できる倍率じゃないなぁ。倍率ドン、更に倍……よりもう一段倍かよ。でもなー、ぬるいお茶ってのは好きじゃないんだよなー。
 最後。これは明日ってことになるのかな。アース・アワー2009なるものが企画されているようです。要は現地時間の午後八時半から九時半まで、地球温暖化防止のために協力するぞーという意思表示のために消灯する、ってことらしい。なるほろ。たまにはこういうのも良さそうです。ロウソクでも買ってこようか、それともその時間にもうさっさと寝てしまうというのもありですな。ちょいと花見に繰り出すには寒そうだけど。

 それでは。杏仁豆腐でも食って寝ます。ひゅう、どろん。

日々静穏

2009年03月26日 21時33分30秒 | Weblog
3月26日分。

 毎度。そろそろ年度末も近付きつつありますが、本業の方はひとまず嵐の前の静けさという感じでしょうか。幽霊です。何のかんので一日ずっと、何かしら仕事が続いているという感覚が昨日今日と来てますが、さて明日はどうかしらん。あまり暇すぎるのもそれはそれで苦痛なものですし、気が付いたらある程度時間が経過している、というような程よい忙しさは暇つぶしにちょうど宜しい。今日一日で雑務が結構片付きましたし、明日でもう少し片付くでしょう。差し迫ったものは無くなった筈なので、後は決算に向けて下準備出来るところはしていく、てとこか。
 メンタルのダウンを心配していましたが、今日はひとまず落ち着いているようで、静穏にゆっくり過ごしてます。特に何をするわけでもないけれど、とりあえず昨日買ってきておいて読んでいなかった『幻影博覧会』の三巻目をぼんやりと読み流してみたりとか。『ヘルシング』は今日も売ってませんでした、と。まあそんなに急いで買いたいわけでもないし。いつもこのくらいに落ち着いた状態でいられると、上下が少なくて楽なのですが。ただ、こういうときは本当に上下差が無くて意識が少し遅いようなところもあるので、一人でいるときにはともかく、他人がいるときには問題がありますな。いないから良いけど。
 さて、どうにも中途半端な残りページ数で『ナノフューチャー』が残ってしまっているので、読み切ってしまうことにします。今の残りページだと、間違いなく明日の通勤途中で終わります。帰りに読む物が無くなるわ……。ハードカバーを二冊も持って歩くのはさすがにしんどいので、今日中に終わらせて、明日からは新しい一冊に移動したいところ。それにしても、別のところにずっと思考を食われていて、普段の思考がその分遅くなってるような感じがするなぁ。裏面で何か走ってるのかしら?

 というわけで、どうにも頭が回らないもので、いまいち精彩を欠きますが……。とりあえずニュースを拾っておきます。
 何のかんの批判はしても、商機は逃さないのが素晴らしいというべきかどうか。定額給付金に絡む商戦は加熱中のようです。まあ、今年はあまりボーナス商戦も期待できないかも知れませんし、目先の卒業式・入学式・新年度セール的なものの話もあまり聞かれない中では、これくらいしか材料がないのかも。記事中でどこかのお偉いさんが言っている通り、給付金が配られたにしても、消費に回ってくれなければ意味がないし、そのためには何かしら消費させる側も盛り上げるムードを作らなければ、ということでもありましょう。
 さてはて。目前の商戦とは別に、少しだけ先のことを見据えての戦略を打ち出してきた企業もあるようです。トヨタが三年以内に小型のハイブリッドカーを投入すると発表してきました。要は某インサイトが怖いんだろうなーとは思いますが、三菱のこれとかも気にしてるのかもしれません。トヨタもこの経済情勢で一気に大損を食らい込んだようですし、うかうかしていると引きずり下ろされるな、という危機感を持つようになったのかも。少なくとも、既にプリウスのインパクトはとうの昔に薄れていますし。どーしてもっと早く、次の手を打ってこなかったんだろうなーとは思いますけどね。ちなみに、プリウスやらのハイブリッドカーの場合、税制の優遇はあるにせよ、燃費の面から考えると、相当な距離と年数を乗らないと実はメリットが出ません。五年くらいだと、実は本体が高い分足が出る計算なんだよね。そういう面に消費者側も気が付いている、ということかも。企業としては、イメージの問題で導入するメリットはあるかも知れませんが。
 後はあんまり目に付くニュースも無いので、今日はここらで切り上げます。

 それでは。ひゅう、どろん。

寒の戻りか?

2009年03月25日 22時58分43秒 | Weblog
3月25日分。

 毎度。メンタルテンションの上下ブレが大きくなりつつある今日この頃、さてどうしくさってくれようかと考え中です。幽霊です。とりあえず物欲は多少復活してきたようなので、まあ一旦上がりなおしたようですが……。そういえば、『ヘルシング』の最新刊かつ本編の最終巻が出ていたらしいですね。おかしいな、今日行った書店ではまだ売ってなかったよーなのだが。まあ、秋葉の武装商店のサイトであれーヘルシングが出てるーというので気が付いたくらいですから、あっち特有の早売りというやつかしら。代わりに、『Working!』の六巻は手に入れました。
 ああ、そうそう。労組と会社側の交渉がうちの会社でも大体終わったようで、ひとまず賃金体系は維持、但しボーナスは4.1ヶ月ということになるようです。ま、産別ミニマムはともかくも確保したってことかしらん。前もって良くはないだろうという予想が出来ていましたから、あーこんなもんかーという程度の周囲の反応でした。しけてんなぁとは思いますが、クビを切られなかった分まだマシということにしておきます。何のかんので今年度は結構意識的にお金をばらまいたりしていたので、その部分をカットしてしまいさえすれば、来年度はどーにかなるのかな。デフォルトの生活水準がそう高くないだけに、贅沢を控えてやれば持ちこたえるでしょう、割と余裕で。
 つっても、この間に書いたとおり、貯蓄をそろそろあまり気にしなくても良いようではありますし。幾らかは懐事情と相談しながら動かすことになるかしらん。そういや、最近面倒くさいからって美術館に行ってないなぁ。博物館も行ってない。そろそろ時節的に気温も上がり始めてくるだろうから、自転車日和が増えそうだなー。お金使わないで済む娯楽は、便利でいいなー。初期投資額の高さは、この際無視しておきます。払い終わってるしね、それは。ネタがないと、お金の絡む話に終始する傾向があるな……。

 ニュースの類。今日は一つだけ。まあやるだろうなーとは思いましたが、丸善とジュンク堂で業務提携へ? ということで。ジュンク堂が大日本印刷へ買われた時点で、まあこうなってくるのかなーと予想はしてましたが。これで統合となれば、紀伊國屋を上回る規模になってくるようですね。ただ、それを考えると、紀伊國屋書店ってのはえらく規模のでかいとこだったんだなぁというのに気が付くわけですが。
 出版も書店業界も厳しいようで、それでも都心部には大型書店の新規オープンがここ何年かあったような。逆に言えば、大型書店を都心部に叩き込んだ方が、小さい店舗をあちこちに置くよりも良いということかしら。今はアマゾンなりのネットでの書籍販売もあるし、買う本が最初から決まっているのであれば、わざわざ書店まで出向くメリットというのは薄れつつあります。私のように、あまりコレという特定の一冊を探しすわけでもなく、目に付いたものを買っていくという変な本読みは、そう多くはないでしょう。大体の人は、お目当ての雑誌か漫画の最新巻とか、話題の一冊みたいなものがあれば、ある程度は済んでしまう。
 大規模チェーン店、それこそさっきの紀伊國屋書店やジュンク堂とは違って、小さな規模の書店、本屋さんというイメージの、その辺にありそうな書店では、さすがに絨毯爆撃のような品揃え勝負ってわけにはいきません。となると、需要の多そうな最新刊をコンパクトに集めて、あまり延々抱えずにさっさと他の新刊を並べていくという方式になります。コンビニと一緒ですね。文庫本の辺りに定番品を最低限は揃えておく、というのもコンビニと同じ。書籍なんて多品種少量生産の最たる部類の品物ですから、物理的に存在する店舗においては、全部を全部抱えておくってのも難しい。大型書店ですら、どうやっても店舗面積に限界がありますから、チェーンによって、また同じチェーンでも店舗によって、揃えている本が違ってくる。秋葉原のK-booksなんかは、結構広い面積にラノベと漫画だけですからね。あれはあれで、一つのやり方だよなーと。
 品揃えに関しては、大型店舗ならば手広く深くで揃えられるところもあるでしょうが、それはそれで効率が良いかどうかは微妙なところ。人は集まるかも知れませんが、買ってくれるかどーかは別問題です。今はそれこそ中古市場が充実してますし、不景気もあって特に漫画なんぞは中古でいいやーなところも。となるとまあ、効率を考えるなら、案外中小規模の地域密着型な、つまりはフツーの書店の方が良いのかも知れません。品揃えが不満ーという問題はありますが……。いや、一番効率が良いのはアマゾン方式なのかな。
 ま、私はあくまでも、まだ書店へ実際に足を運んで眺めて回るのが好き。予想外の本を見付けて驚いてみたり、たまたま通りがかったときに何となく本に呼ばれる感覚がしたり、とかそんな妄想もいと楽し。漫画は……ごめん、やっぱり中古が大半です。気に入っている作家さんのやつだけは、新刊で買うこともありますが。でも、今は読んだらすぐ古本屋行きになってしまうことが多いですね。南無南無。

 それでは。ひゅう、どろん。

絞るべし

2009年03月24日 22時23分59秒 | Weblog
3月24日分。

 毎度。今月分の給与明細が配られましたが、さてこれで今月の残り一週間でどう調整するかなーという詰めの計算を始めてます。幽霊です。大体目論見通りの金額が出ていたようなので、これも予定通りに必要そうな生活用品を早速買い集めたりとかもしれます。バスカードの予備を買ってみたり、シャンプーとかコンディショナの詰め替え用やら、洗顔石鹸のストックやらも。あ、そういや洗濯洗剤のストックを買い忘れてた。明日覚えていたら買ってこよう、そうしよう。その割に柔軟剤のストックは買ってきてあるのが謎……何故そこを思い付いて、洗剤を忘れるか。
 一方でまあ、食費の方は絞り込みつつあります。間食は元からあまりしませんが、更に余計なものはあまり買わないように、という自制がほとんど自動的にかかるようになってきてます。物欲が下がっているのも、この場合は好都合。これでひとまず、予定通りの月次の貯蓄額と、来月への繰越額が出せそうではありますな。そこまで差し引いた上で、はて幾ら残るかしら。その額面次第で、更に生活用品のストックを買い増すか、本を調達するかを考えるのですが。つっても、本は昨日のカウントに『利己的な遺伝子』を入れ忘れていたので、合計して六冊もハードカバーがストックされているので、今買い足さなくても良いかなーとか。
 何のかんので、バスカードやら諸々買った分で、今日一日だけでも八千円以上を使っている計算に。いやはや。ちゃんと繰越やらを見越してお金を動かしているので、別に問題は無いのですが。ああちなみに、私の場合は月の序盤はあまり細かく考えずに使って、真ん中辺りで一度調整、終盤に給与明細が出てから残額をどうやりくりするか考えるという三段階で動かすので、最後の一週間くらいが駆け込みになりがち。赤字になりかけて慌てて節制、というパターンが今までほぼ無いというのが自分でも驚きですが、単に普段から使う額もたかが知れているってことでもありますな。
 あ、そうそう。昨日予想したより早めに、メンタルテンションのダウンが今日から自覚されるようになりつつあります。そんなに急降下しているわけでもないので、まだ影響は軽微な範囲。このくらいのときの方が節制モードには向いているので、良いと言えば良いか。

 ニュースを幾つか。どっかの野球の話はもうウンザリなので、いちいちうちでは取り上げません。悪しからず。
 一つめ。原子力委が08年版の白書を報告ということで、東電の柏崎刈羽原発が停止している分の影響もあって、温室効果ガス排出量は過去最高値を記録、とも。07年度での原発の施設利用率は六割程度とのことですから、今ひとつ稼働率が良いとも言えませんな。原子力発電に関しては反対もたくさんあるでしょうが、実際問題として、都心部での電力のかなりの部分を原発に頼っているのも事実です。クリーンエネルギーでまかなえるならそれが一番なのでしょうが、現状ではそれは難しいよ、と。恒久的に原発を使い続けるのかどうか、廃棄物絡みの厄介をどう解決するのかという問題はありますが、そもそもの問題として快適な生活と引き替えに膨大なエネルギーを食っている状況をどーにかしませんと。快適な生活は捨てられません、でも原発駄目、では説得力がないということ。ただまあ、原発利用率向上=温暖化対策としてグー、かどうかはちょっとこれはこれで疑問か。
 二つめ。まあ、口でどう言おうとも結局のところ、こういう状況にあるというのは歴然とした事実だよなーってことで。無届け施設への生活保護受給者入所は割と多いようですね。正味な話、日本は今後超高齢化社会になるぞなるぞと騒いだ割には、それに対応できる環境をまるっきり整備できていないという状況が浮き彫りになっただけのことではあります。そこに注意を向けないとやばげだぞ、という話が出てきたのも、結構最近になってからのような気もしますし。何のかんの言っても、面倒を見るというのは出来るだけ避けたいもので、そうなると施設なり外へ預ける方向へ考えるのは当然と言えば当然。結果、整備の追いついていないところへ、どんどんと入所を希望する側が殺到するわけです。こういう施設で介護を提供している人たちの給料って、知人にそういう職業の人がいますが、えっらく安いんだとか。そりゃ、増えないよなぁ。
 おまけ。宇宙飛行士の仕事にはこんなのも含まれるのねぇ……とちょっと笑ってみたり。いや、これでちゃんと実証されれば、結構画期的なんじゃないかなーとは思うんですけどね。

 それでは。ひゅう、どろん。

うっわだっる

2009年03月23日 21時27分16秒 | Weblog
3月23日分。

 毎度。さすがに四連休明けに会社なんぞに行くと、もう朝から即帰りたくなるくらいにだるくてうざったくてかないませんな。幽霊です。まあ、仕事せんと帰るわけにもいかないので、一日仕事はしてきましたけども。連休中はさんざっぱら稼働率高かったので、何のかんのであらかた仕事のことはキレイに忘れていたようです。良きかな良きかな、気分転換としては。ただ、仕事場に戻ってくると、ある程度まではサスペンドになっていた仕事を思い出してしまう罠。ああ、忘れてしまいたい、何もかも……てわけにもいかんか。
 そういえば、メンタルテンションがやや高めに推移しているなーということを自覚する程度には、やや高めの状態が続いている気配です。この分だとその内に揺り戻しが来そうですが、さてどのタイミングで来るか。今月いっぱいくらいは、そんなに仕事も厳しくない筈なので保つかな? 逆に、来月頭くらいからが一気に修羅場になってくるので、そこら辺でダウンがかかってくるかな、と予想してます。ただ、物欲へのダウンが既に始まっている兆候が見受けられるので、遠からず下降が来るかなーとも。あれですね、春がそろそろかなーと思う頃には、既にもう桜が咲き始めてるとかそんな具合。気が付く頃には、ある程度もう進行してるのです。
 ま、下がったら下がったでどうにでもしますが、と。この先の季節は、ひとまずは暑すぎず寒すぎずで身体への負担は減ってくれますから、体力のダウンからメンタルの失調へ繋がるコンボは幾らか軽減される……といいなぁ。

 別の話。ここのところ、ほぼずっと学術系統のハードカバーを立て続けてます。合間合間に漫画読んだりはしてますが、冊数はちょっと減少気味かしらん。『サイボーグ・フィロソフィー』から始まる脳倫理関係とロボット系は、瀬名秀明の『ロボット学論集』でひとまず打ち止めという感じになってきました。今現在は、サイボーグ方面に何かしら繋がるかなーという興味で買った『ナノフューチャー』という、こっちはナノテクノロジーの本を読んでます。ちょうど一昨日の外出からですね。サイボーグ方面には全然関係なさそうではありますが、これはこれでなかなか興味深い方面ですね。あまりこれまでに手をつけたことの無い方面で、一本一本糸を解きほぐしていくような感覚になってきます。全部を理解出来るわけではないし、拾える糸の本数は少ないでしょうが、それはそれで。
 ただ、これで分野への興味関心がいっぺんリセットされたようで、次はどの辺へ行こうかなーというのをまた考える必要が出てきました。まあ、次に読むのは都市計画の本と決めてあるので、その次以降ですね。まあ、環境系の本が二冊、宇宙関係が二冊積んであるので、まずはその四冊を潰すことになるでしょうか。環境系の二冊にしても、片方は薬剤関係か環境ホルモンの類を扱ったものかなーという一冊で、もう一方は『スノーボールアース』ですから、こっちは地球環境の過去の変化やら生物の進化やらを扱う方面か。宇宙の二冊も、物理理論の方面のが一冊と、軌道エレベータについての本が一冊。案外、程よくまとまりつつばらけた取り揃えが残ってますな。
 これで一昔前の自分ならば精神鑑定とか異常心理の本を買う方向へ、というのが大体予想できるのですが……。今現在だと、そういう方面への興味は一段落した後のようです。しかしまあ、都市計画の本なんぞ完全に今までは未開拓の分野でしたから、さてここからどこへ広がっていくかが今のところ次への影響として一番大きそうな要因でしょうか。

 さてはて、例によってニュース拾うだけ。あんまり興味を引かれるものが見当たらなかったので、一つだけです。
 日本も人口減に突入してきたようで、統計を取り始めて初の女性減となったようです。男性は既に四年続けて減少しているようですが、そうなのか、女性減ってのは初なのかー。年少人口は過去最低の人数でかつ割合、逆に老年人口は過去最高の人数で割合とのこと。歪な人口ピラミッドの実情も、こういう数字で裏付けられていきますな。外国人を除いた人口は、前年に比べて13万8千人ほどの減少とのこと。人口一億を超える日本としては、大した減少ではないようにも思えますが、十万人という数字は市の単位での人口になりますから、今後は毎年、市が一つ消えていくくらいの割合で人口が減になるということですな。まあでも、トータルの人数は減った方が良いのかもなぁ、とは思わないでもなかったり。国土に比してちょっち人口が多すぎる気はするのですよ。食糧の自給率も、名目上はともかくとして、実態的にはほぼゼロパーと言っても良いような状況でもありますし……。それはそれで、結構怖い状況だよなぁ。

 それでは。ひゅう、どろん。

休日

2009年03月22日 19時06分57秒 | Weblog
3月22日分。

 毎度。休日と書いて、すなわち休む日ですな。幽霊です。さすがに前の三日間がそれなりに稼働していたので、今日だけは明日からの平日勤務に備えて体力温存です。温存つーても昨日帰ってきた時点でかなり消耗が大きかったようなので、実際には回復ってなニュアンスですが。後はまあ、そろそろ自重しないと思ったより今月は思ったより金を食っていたってのもあります。月の収支が赤になるような心配はありませんが、来月から給料カットなのと、今月に残業がほとんど入らない予定なので、少し生活用品を買い増しておいて来月の支出を減らす計画なので。そうやってやりくりを「加工」したりもするわけです。
 ああ、ちなみに私の場合、毎月の収支はその月の一日から最終日まで。給料日から次の給料日まで、という間の収支にはしてません。それと、その月の収入は、その月にもらった給与明細から計算してます。前の月の二十五日くらいにもらった給与明細は、前の月の収入ってことで計算してるわけですね。そういや、そろそろ三月末ってことは、年度でのトータルの収支を見ておかないといけない時期です。と言っても、やることは単純で、通帳を引っ張り出してきて、前年度の末に一番近いときの預金残高と、今の預金残高を比べるだけ。毎月のある程度細かい家計簿は作ってますが、そっちは月々しか見ていないのであまり重視はしてません。手持ちの現金が幾らだったかは、大勢に影響なしと見て無視むし。
 今の時点でも大体の年度収支は誤差二万円程度くらいまでの精度で予想が出来てますが、思ったよりも貯める方に余裕があったみたいだなーと気が付いてみたり。既に今年度の頭にはこっちのアパートに来ていたから、家賃負担は会社の寮にいた頃よりは四倍になっているし、光熱費やらネット回線費用なんぞも月々の負担としては地道に響いてくる。ついでに今年度は冬のボーナスについては、半分を使おう計画で二十万ばかり一気に消費しているので、貯蓄に回った分は減ってるだろうなーと思っていたのですが……ふむん。ま、さすがに会社の寮にいた頃に比べたら貯蓄へ行った分は減りましたが、それでも上出来の部類かと。
 来年度は大まかに考えて、年間で十万円かそれ以上の収入マイナスが予想出来るだけに、今年度分の貯蓄充実は結構大きいかも。これならとりあえずは、来年度に貯蓄額が一気に減ってもまあ大丈夫……かな? どうせ月々の額が減れば減ったで、どこかしら調整をかけて絶対に月々の赤を出さないようにやりくりを仕掛けるでしょうけれども。そういうところは、性格です。あまり貯蓄を考えずに、もうちょっと活動することにお金を回しても良いかもしれない。昨日のライブは、それなりに充実して楽しかったし。クラシックのコンサートとか、どこか聴きに行くのも良いかもしれんなー。
 ああ、そうそう。昨日と一昨日で身体を酷使したつけが回ってきて、今日の大半は寝て曜日になりました。ただ、右腕だけ軽く筋肉痛がうっすらと来ているだけで、足は問題なし。昨日の夜の時点では、あこりゃ足首に来てるかもなーと思ったのですが、案外今日になってみれば治ってました。むしろ、二日間連続で良い運動という感じで、身体の調子自体は悪くないという……。運動不足か、普段。

 少しサボりましたが、まあそろそろニュースピックアップ再開。
 一つめ、これは別の意味でビックリだ。金総書記のダイエットビフォーアフター? いやまあ、ビフォーの写真はさすがに付いてないわけですが、それにしても随分とお腹の辺りが引っ込んだものです。体調不良でぶっ倒れたという噂が出て以来、随分とメディアへの露出が無くなっていたようではありますが。一瞬、これ別人かとも思いましたが、記事中に「サングラスをぶら下げた写真も公開」とか云々と書いてあるので、つまりは目元までちゃんと露出した写真もあるということか。だとすれば、一応は本人ってことかなー。整形やらで顔をそっくりにした別人って可能性も無いでは無いけれど、そこまで言ってもきりがないですし。
 二つめ、ちょっと面白いなと思ったニュースを。日立造船が人工骨に用いる新素材を開発したという記事なのですが、この原料になっているのが植物で、「杜仲」という木。正確には、原料になるのはこの杜仲の木に傷をつけたときに染みだしてくる、乳白色の液体。天然ゴムとして利用されているんだそうです。ちなみにこれ、杜仲というのはそのまんま、杜仲茶に使われている木と同一。そんなもんが使えるんだなーとか思っていたら、杜仲茶自体がそもそも、日立造船のバイオ技術部(今は分社化して別会社みたいです)から発表されて商品化されていたものらしい。そうか、素材開発とかの方の副産物だったのかしらね、杜仲茶ってーのは。そんな豆知識を新たに確保してみたりしつつ、そういう細かい話はウィキ先生で「杜仲」を検索すると良いよ?
 三つめ、医療に関わる技術や理論もどんどん進歩しているようです。東大・オリンパスが共同でガンを一ミリも残さず切除する手法を開発ということで、まだこれは動物実験段階のようですが、新しい術法として大体はもう確立されているようですね。まあ、こうやってニュース記事に発表されてくるくらいだから、実施を始めたいくらいの段階だってことでしょう。うちの母方の祖父様も、そういえばガンで亡くなりました。あの人の場合、えーとどこのガンだっけ……腰の辺りだったかな? あちこちに転移してしまって、しばらくの闘病生活の後に、という状態でしたね。あれはもう、転移が始まってしまった後だったでしょうから、ちょっと手遅れだったかも知れませんが……。こういったガンの転移の仕組みは実は解明されたようで、そうかもうそこまで来ているんだなーと感心。また、乳ガンの転移・増殖を抑えるタンパク質も発見されているらしいですね。ただ、やっぱり日頃の管理がまずは大事であって、肝ガンのリスクは肥満だと二倍だそうですよ? ゆめゆめ、ご注意あれ。

 それでは。ひゅう、どろん。