黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

うん、「分かっている」わけではないんだよなと

2018年05月29日 20時56分25秒 | Weblog
5月29日分。

 毎度。朝起きた時点でやたらと吐き気にぐるぐる振り回されて、やむなくお仕事休みの電話を入れるハメになりました。幽霊です。夕方前くらいまでいまいちそれが抜けないまま寝転がっていましたが、夜になってようやっと収まってきた様子。原因が分からないままなのが正直不気味ですが……変な物食べた記憶は無い。
 うーん、昨日何か普段食べないようなものを口にしたかしら……??? あまり思い当たる物がないけれど。


 まあ今は体調が戻っているのでとりあえず無視しておくにして、本日のネタはこちら、「怪しい動き…万引きか?! AIカメラが店内監視」という話と、それから「物流倉庫へのロボット導入進む 複数のAI協調で大幅時間短縮」という話の組み合わせです。参照先の話の要約は割愛、割と短めのニュースなので……。まあいずれにせよ、AIでこういうことが出来るようになったよ、的な話です。
 個人的に注目しているのは後者のニュースの方で、「複数のAIでの協調」を前提とした技術も増えてくるんだろうなぁ、と。今は割と前者のニュースのような「一つのAIでの機能」での話がまだ多いのですが、じきに「一つのAI」同士の機能衝突が起こってくるんじゃないかなぁ、とか。そういった流れになったときに、じゃあ「協調」してやってくれるようにしようね、という方向性になっていくだろうなと。
 それでも人間の仕事の全てがAIに奪われる……ということには、残念なことにならないんでしょうね。少なくとも今の学習の仕組みを考えると、AIはあくまでも「既存の事柄」に対しては膨大な学習量を積み上げて、ある程度「適解」っぽいものを出してくれるというものです。現時点では、ですけれども。逆に言えば、「未知の事柄」に対しては間違える可能性が非常に高い。
 また、現時点において、「既存の事柄」についてもミスはたまに発生します。そんな話がこちら、「AIスピーカーが勘違い?米で夫婦の会話を録音し送信」だそうで。音声で操作を指示できるということは、室内で「音声」が聞こえればそれを「指示として受け取る」可能性はあり、意図しない形で機能してしまうことはあり得る……という感じでしょうか。メーカ(アマゾン)曰く、「非常にまれな現象」ではあるそうですが、AIで厄介なのはその「非常にまれな」ミスが出ることですね。

 無論、人間がやってもミスは出てくるものなので、正味トータルのミス発生率は人間の方が大概酷いくらいなんじゃあるまいか、とも思いますが。ただ、AIがミスをする場合、その理由の一番根本的なところは、「何故そのミスをしてはいけないかを「理解しているわけではない」から」です。もしくは逆の言い方をするならば、「こうするのが正しいということを「理解しているわけではない」から」でもあります。
 膨大な件数の学習データに基づいて、こういうケースは○、こういうケースは×、というのを延々と積み上げ続けて、その結果として「今回のケースはあのケースとこのケースに近似しているので○」もしくは「今回のケースは既に学習済みのあのケースと同一なので○」、くらいの判定が出来る「だけ」。そのケースが何故○なのか、何故×なのかの「理由を理解しているわけではない」のです。
 ……なんというかとても当たり前のことを書いているわけなのですが、自分自身も割とここをうっかり勘違いしてしまいやすいので、わざとこういう書き方をしています。AIはあくまでも学習の積み上げで○×判定を積み重ねているに過ぎず、「理解してはいない」のです。歴史年表の丸暗記だけしてあって、「ナントカの乱」が起こったのはいつか? という問題には即答できても、ではその歴史的背景は何か? という問題には全く解答出来ない状態と言えば良いのでしょうか……。
 ただ、大量の「年表」を暗記出来ている状態なので、割と大体のパターンは「暗記」されており、普段めったなことがない限りは「理解してない」ということが表面化しません。ただ、稀に「理解していない」ことによる、結果的に誤った判断が発生することはある。そこを一応覚えておかないと、うっかり何かしら起こってしまうことはあるかもしれませんね。


 ではでは、本日の更新はこのくらいにて。

サブウェイ低迷してるのかー

2018年05月26日 23時09分56秒 | Weblog
5月26日分。

 毎度。5月では4本目になる動画を一本上げ終えて、まあ今月はあとはサボリモードでいいわなーと少し気が抜けたところ。幽霊です。ここ最近は特殊事情が無い限りは月に1本というペースのときも多かったので、その辺りに比べると凄まじくペースアップしていたことになります。

 まあただ、そこは割と分かりやすい事情もあって、種明かしをしてしまえば「ソシャゲ」というゲームの仕組みによるところが大きいんですよね。以前に投稿を続けていたものは、DMMの「かんぱに☆ガールズ」というソーシャルゲームを題材にした動画でした。
 ソシャゲを題材にしている以上、基本的に「ネタ」の確保は「運営さんが用意してくれる」イベントがメインになる。つまり、ネタが出てくるのを「待つ」必要があります。運営さん側も当然計画がありますし、常に盛り上がるイベントばかりを用意できるわけではないので、結果的に「ハズレ」の時期であるとか、「ネタにならない」時期が出てくる。
 逆に、今の動画はスチームでDLしてきたソロプレイのローグライクゲームなので、細かいアップデートなどは割と頻繁にあるものの、買ってくればその時点で「一通り」が揃っている状態です。このため「ネタを待つ」必要が無く、自分でプレイを進めればその分、常にネタを回収しに行ける形になりました。
 まあこの関係で、ネタを作ろうと思えばすぐに回収しに行けるようになったため、ペースを自分で制御しないとオーバーペースになるということに今更気が付くという……。以前が「受け身」型で、ネタが来たら動画作るという感覚でいたため、かえってネタがすぐ集まる現状だと、ネタが溜まってるから作らないと……という感覚に繋がっていたようです。いやはや、怖いコワイ。


 さておいて、タイトルの件。かるーいニュースを触る感じですが、「サブウェイ低迷の理由は「やりとり面倒」?」といった話でも。サブウェイか-、言われてみればここ数年行ってない気がします。ただ、子供の頃に母親殿に連れて行かれた記憶が何回かあり、別段サブウェイに入る・サブウェイで注文するといったことに抵抗感はありません。
 私の場合はですが、ただ単純に「あんまり店を見かけない」・「自分の行動範囲に店がそも無い」という影響が一番大きい気がします。一箇所だけ、一応行ける範囲に店があるのは把握しているのですが、そもサブウェイに行くためだけに外出するということはないし……。基本出不精なもので、店が至近距離に無いと行かないんですよね。近所にあれば行く気はしますが。
 ……と思って店舗検索をしてみたら、実はよく動き回っている行動範囲に何カ所か存在していたことに今更気が付きました。あれー、こんなとこに店あったんだ……。全く気が付かなかった。

 久しぶりにサブウェイのメニュを公式サイトで見ましたが、うーん、何だろう。個々の具材単品は好きな物が多いのですが、いまいち食指が動かない。よくよく考えると、私個人の好みの問題として、あんまり「サンドイッチ」という形で食べる習慣が無い、サラダのような「生野菜」の形では野菜をあまり食べない、というのがあるんでした。
 野菜が嫌いなわけではないのですが、火を通した形で食べる方が好みです。茹で・蒸し野菜のような形か、コンソメで煮込んでスープにしてしまうか、そんな感じが好き。生の野菜って、物にもよりますが、かさばる割に実際の量ってスカスカなんですよねぇ……。ま、そこはあくまでも私個人の好みの話か。

 外食産業って、割と「おひとりさま男性」の客が一定のウェイトを占めてくると思うのですが。サブウェイの場合、基本的に男性層には「食い応えが物足りない割に高い」「注文がなんか面倒くさそう」と受け取られそうな気がします。プラス、男がひとりでサンドイッチを店で食ってるのって何か変じゃね? という感覚がありそうな気がします。吉野家・松屋ほどの気楽さが無いというか。
 サンドイッチというもの自体、「食事」にしては「足りない」か「高い」、軽く「おやつ」にするには「若干多い」うえに「高い」、のイメージです。適正な表現かは分かりませんが、「チマチマ食ってんじゃねーぞ!」という感覚になってしまう、のかも。このため、何か食べようかなと思ったときに、それが主力のサブウェイは全然選択肢として浮かんでこない。
 知名度が全く無いわけではない筈なんですが、「吉野家かマック(マクド)か、そこらにあるだろ」というのと同じ感覚では、「サブウェイそこらにあるだろ」と浮かんでこない。……ああ、むしろサブウェイの場合、競争相手は「コンビニ」になってしまうのかもしれません。その場合、大概すぐ近くにコンビニがありますから、競争に負けてしまう可能性はかなり高いかも。

 実際に食べに行ったことは何度もあるし、いざ食べれば美味しいかなとは思うのですが、店舗に足を運ぶまでに至らないお店……。というのが、私にとってのサブウェイのイメージ。よほどタイミングよく、空腹で・店を何かしら探していて・すぐ目の前にサブウェイくらいしか無い、という条件が揃っていないと行かないかな、という。
 日本人にとっては、アメリカなどで「サンドイッチ」として定着しているタイプの、サブウェイスタイルのサンドイッチはいまいち見慣れていないのが一つ。コンビニの「おにぎり」が近いカテゴリにおいて凄まじく厄介な競争相手になってしまうのが一つ。結構、今以上に強く強くアピールを出していかないと、低迷からの脱出は難しそうな気がしますね……。
 なお、4年で170店舗を閉鎖というのは、単純に出店のしすぎを適正化せざるを得なかっただけと思われます。プレジデントの元記事の方も読みに行ったのですが、サブウェイは調理設備を簡易に済ませられるため出店がしやすいとのことで、単にそもそもが店を簡単に増やしすぎただけだろうなーと。美味しいとは思うんですが、需要的にそこまで大きくはなさそうな。


 ……さて、我に返ってみると、何故にサブウェイで延々文字数を増やしているのか。ということに気が付いてしまったので、おしまいです。たまにこの辺、コントロールが効かなくなるのが色々自分でも困りものです。まあ原因は承知していますが、治るもんじゃないのがなー。
 ではでは。今回の更新はこのくらいにて。

やりがい(強制)って一体

2018年05月22日 22時53分19秒 | Weblog
5月22日分。

 毎度。とりあえず日大アメフトの選手の会見は拝見しました。そこ自体よりむしろ失笑を誘ったのは、その会見を受けての日大広報部のコメントの方であり、「日大広報部コメント「QBつぶせ」は事実も“誤解”「思い切って当たれ」の意味 監督の指示否定」だそうです。
 リンク先まで読みに行くのが面倒臭い? では親切にそのまま引用して差し上げましょう。

*****(以下引用)*****

 会見全体において、監督が違反プレーを指示したという発言はありませんでしたが、コーチから「1プレー目で(相手の)QBをつぶせ」という言葉があったということは事実です。ただ、これは本学フットボール部においてゲーム前によく使う言葉で『最初のプレーから思い切って当たれ』という意味です。誤解を招いたとすれば、言葉足らずであったと心苦しく思います。
*****(引用終了)*****


 まあ、大学側としては実際、問題はあくまでもアメフト部の中に留めておいて欲しい話でしょうから、「大学側の責任」を認めるようなことは口が裂けても言えないでしょう。公式のコメントとしてもまあ、責任を認めない方向性でいきたいのならそう言うだろうな、という範疇を出ません。
 ……が、これはもう既に発火してしまった箇所へガソリンを注ぎかけるようなものであって、鎮火ところか大炎上確定案件じゃなかろうかなぁ。当該選手本人側は、大学と部に対応を任せれば、このコメント通りに「誤解」で済まされて切り捨てられると判断し、当人が前に出ての異例の会見という形に踏み切らざるを得なかったものかと察します。


 さてその話題とは別に、今日にぱらっと見つけたニュースの中で「おいおい…」案件がこちら。「東京五輪・パラのボランティア 「やりがいPRを」組織委」だそうで、スミマセン都民として大変申し訳なく思います、はい。
 いや、人手が「大量に」必要ということは分かります、実際に必要を満たすだけの人を確保しようとしたら壮絶な金額になるであろうことも推察します。……が、万単位の人数への「雇用の提供」の機会である筈のところを、「やりがい」を報酬としたボランティアでまかなおうというのはさすがにちょっと。
 善意で「手伝って頂く」こと自体は決して悪いこととは思いませんが、「善意を強制して頭数に最初から織り込む」のは筋違いであるように感じてならないのです……。「東京で行われるオリンピックだ」ということ以上のPRが「まだ必要」という時点で、織り込みの数をあまりにも高く見積もりすぎているのではないのかなぁと非常に疑問なのですが。

 そういえば、「やりがい」で「ボランティアやバイト」というところで真っ先に思い浮かんだのが「ディズニーリゾート」の「キャスト」さんです。お給料的には時給数字をハッキリ公表しており、間違いなく楽なお仕事ではないとは思いますが、キャスト全員に特典が保証されており、教育プログラムやキャリア支援プログラムもある。
 働き方にも選択肢が用意されており、まあ確かにこれはこれで「やりがいを強くPR」しているのは間違いありませんが、しっかり報酬・褒賞を用意しているからこその話です。まあ、個人的にあの夢の国は「この上なく現実的で資本主義的な夢」の国だと思っており、ディズニー好き好きという感覚は全くありません。単純に、「やりがい」は良いけど「報酬」も当然必要だよね、というたとえとして出しているだけです。
 ちゃんと報酬を保証していれば、変にPRを空振りするより必要数が集まるように思うのですが……。ぱらっと募集要綱案のページも見に行きましたが、少なくとも「無報酬・交通費その他自己負担」でもやろうと思える内容ではないかなぁという印象。まあそも私では応募要項を満たさないとして弾かれるでしょうが、それだけの要求ラインを「ボランティア」に求めること自体がどうなんだろうなー感も。
 うん、恐らくこの「やりがいをPR」してボランティアを増やそう作戦は、ずっこけることになるでしょうね。

 ではでは。今回の更新はこれくらいにて。

割と気をつけないといけないなぁと

2018年05月20日 20時33分33秒 | Weblog
5月20日分。

 毎度。ここのところはずっと、生放送枠も取らず、仕事から帰宅すればずっと動画編集という状態が継続中。幽霊です。4月末から5月序盤は連休があったからというのもありますが、4月の真ん中くらいに3年間触り続けてきたゲームの動画の最終回を上げて以降、かなりハイペースになってます。
 4/14に最終回→4/22に新規立ち上げ①→4/29に新規②→4/30から帰省に入って作業不能期間が5/4まで→5/12に新規③→5/15に新規④(新規第1期最終回)→5/19に新規第2期①をぶん投げて今に至る。2ヶ月6本だと、今までの通算から考えると実は標準ペースなのですが、その数は「手抜き動画」も含めて計算した標準ペースなので、実態としてはかなりトバしたペースで作ってるなぁと。
 まあ好きでやってることではありますが、ちと負荷がのしかかってきている気がするので、「意識的にペースを落とす」ということをしないとそろそろ危険かも。お金になる趣味でもないですからね。


 さておき、久々にニュースを眺めていたら、なんともタイトルが恣意的な記事を発見。「<政府>「セクハラ罪」存在せず 答弁書を閣議決定」だそうで。ちなみに毎日新聞が公開しているネットニュース記事です。
 私もこの「あぁん?」という感じのタイトルにほいほい釣られて中身を見たわけですが、よくよく掘ってみると、「日本という国家の法律としてそもセクハラは犯罪に該当しない」という意味合いでの閣議決定ではなくて、コレは要するに「直接にセクハラを罪と判定している法律は無い」ということを言っており、但し強制わいせつ罪であったり暴行罪であったり、他の罪状として該当することはあり得るよという話でした。
 コレは元々、立憲民主党の逢坂誠二氏が提出した質問主意書に対し、「公式に」回答するためには閣議決定が必須であることからなされたもので。質問主意書の内容は、こちらから閲覧可能となっております。政府側としては、「セクハラ罪」という罪は無いの? と問われたので、「現行法上では無いよ」という回答をしたということですね。但し、刑罰法令に該当する場合には、「セクハラ罪」という名称ではなく、「強制わいせつ等の罪」になるよとも回答しています。

 うーーん、中身までちゃんと読んだ上で、Twitter上でこの話題に触れていたところをいくらか掘ってみて、ようやっと「あーそういうね……」というのに気が付いたところで。これ、ぱっと見の印象だけだと、政府側が麻生さんを庇って「セクハラってのは犯罪じゃねーんだよ!」とやっているように感じてしまいます。
 ただ、この件はそういう話ではなく、あくまで質問主意書の内容が「セクハラ罪っていうものは現行法に無いの?」と聞かれたから、公式見解として「現行法の上では無いよ」と回答しただけ。閣議決定したのは、単に質問主意書への回答は閣議決定が必要だから。
 それだけの話なのですが、どーにもタイトルの付け方が恣意的に感じられますね……。質問主意書を提出した側も、そういった「見出し」になることを予め見越した上で質問内容を意図的に絞っている、つまり「セクハラ罪の有無」だけを問うているのではないかな、と。
 ネットニュースの場合は特に、文字数の制限もかなりあるのでしょうし、見出し一発勝負のところもあるでしょうから、良くも悪くも目を引くものを、ということではありましょうが……。この辺はまあ、動画編集をしていると、今度は自分の側が「どう目を引くか」を考える側になるので、ワカランでもないんですけどね。ただ、どうにもコレに関しては悪意を感じないでもないですね。
 なお、無論のこととして、セクハラ行為自体を容認して良いという話では決してありません。①現行法上として「セクハラ罪」という直接に該当するものが無いということと、②セクハラと認定される行為をしても良いとすることとは、全くの別問題です。


 もう一つついでに、これもこれで印象操作っぽい感じがするなという話では「新潟女児殺害 スマホの履歴が物語る小林容疑者のロリコン趣味〈週刊朝日〉」といった記事も。これもまた、犯罪行為として許されてよいものではありませんが、それとは別の話として、記事の作り方がなんか悪意に満ちてるなぁと。
 まあ「重箱の隅」ではありますが、「容疑者はロリコンだろうと思いました」という一個人の「感想」程度のところを「予感は当たった」→「スマホの履歴や自宅の捜索でも、ロリコン趣味の痕跡やブツが出ている」という流れで固めたように見せている……のですが。記事タイトルに「スマホの履歴が物語る」と書いている、割にスマホに触れているのってここだけです。その後はずっと、「小、中学校の同級生だった女性」の話だけになります。
 ……小中同級生だったとして、よくまあここまで詳細に覚えてるなぁと感心しますが、まあそれは置くとして。あくまでも、件の人物を「異常な性犯罪者」として取り上げたいという方向性がハッキリと見えており、そのためにタイトルへ「ロリコン」と持ってきて、大した情報量を得られていないスマホの履歴などを持ってきたのかな、と。

 犯罪行為として、子供を手にかけ、騒がれたからと言って首を絞め、それを隠滅しようとして電車に撥ね飛ばさせるというところまでやったことそれ自体は、実際に「異常性」と言ってもまあいいのかもしれません。が、それと当人の「趣味」の話は別次元のものじゃなかろうか……。
 詰まるところ、この記事から受け取れる犯人のイメージというのは、「小中学校時代から根暗で内気でヲタク趣味のロリコンが起こした性犯罪とその残虐性・異常性」といったところ。ただ、そういった印象が浮き上がってきそうな「元同級生の証言」・「たまたま列車に乗り合わせたAさん」・いまいちどのくらいの精度かも分からない「捜査関係者の発言」を強引につなぎ合わせただけの記事に見えます。
 ①とにかく犯人を「異常者」にしたい、②その異常者とはつまり「ヲタク」であり「ロリコン」であるということにしたい、この2点辺りがこれまた透けて見える感。とにかく印象をこうもっていきたいという結論ありきで書いた類いだなーという……。こういう雑なものを、自分では作らないように気をつけないといけません。……と書いているこの記事自体が雑か。


 では、今回の更新はこのくらいにて。

まあそんなものよね

2018年05月14日 23時20分34秒 | Weblog
5月14日分。

 毎度。5月頭は更新をかけたものの、帰省から戻ってきた途端、平日休日を問わず延々と動画編集を連打していたため、見事にまたここの更新は飛んでおりました。幽霊です。なお、今日も今日で編集をさっきまでしていた後で、とりあえず今日の分のノルマは達成かなといったところ。
 ニコ動にほとんど動画の無いゲームだった筈なのですが、暫定日本語版が来た途端に動画が増え始めまして。さくっと有名実況者さんの注目を浴びた他の投稿者さんの後発動画が、あっさり自分の所を軽々超越して伸びていく様を眺めることになっております。ううん、苦笑い……。悔しい感はありますが、まあこんなものですわな。

 まあ悔やんでみても意味は無いので、手がけている分は進めています。実のところ二段階で動画を動かしていく予定であり、一段階目の最終を今現在編集中です。思いの外こちらの進捗が加速しているため、最短で明後日くらいには最終回が終わるかも知れません。
 そちらが終わり次第、第二段階の方にようやく手が付けられます。日程感覚的には、もっと他の動画はずっと来ない物と思ってノンビリ構えていたのですが……状況が変わったしなぁ、と。第一段階側も、当初もっとゆっくり編集するつもりだったのですが、大幅に加速してぶち込んでいます。方向性をミスったかなーという感も無きにしも非ずなので。まあ、色々試行錯誤しながら作っているので、今回は失敗例でしょうか。
 第二段階側は方針を切り替えて作っていく予定で、さてそちらが第一段階よりももう少し「当たって」くれることを祈りたいところです。外れたら外れたで、まあまた考えましょう。しかしまあ、第一段階側を大急ぎで進めたため、ちょっとメンタルに不調が……。先週後半くらいからちょっと微妙な感じでしたが、土日近辺で顕在化してきました。ゲンナリ。

 ただまあ、それもそのはずで、投稿間隔が明らかに短くなりすぎていて、オーバーワークになっています。旧の手がけていたところの最終回が4/14、今の第一段階その1が4/22、その2が4/29ときて、連休の帰省を挟んでその3の投稿が5/12です。その3が空いているように見えますが、5/1~5/4は一切の編集不可環境だったので、実質また1週間くらいで作っている計算になります。
 そして、今現在手を付けているその4が、既に進捗70%超まで行っています。多分、不調が顕在化した原因はここの過負荷でしょうね……。その4だけはこのままオーバーワークで飛ばしますが、一旦そこで手を止めて冷却期間を確保した方が良さそうです。
 どのみち、第二段階側の方針の再検討をしないといけないので、当初予定からちょっと諸々切り替える必要性もありますし。その辺りで「結果的に」時間を置く必要に迫られそうです。ベースの方向性自体は見えているのですが、さてそれに合わせた素材をちょっと調達しないといけませんし。今回はさすがに、多少「工夫」しないとイカンかなぁとも思っています。
 工夫の必要性を感じること自体が地味に久々なので、それはそれで楽しむとしましょう。

 ではでは。今回の更新はここまで。
 ほとんど具体的な話を出していないのでアレですが、今回は完全に自分の頭の整理用なので、まああしからずということで。

まだちょっと飛躍しすぎかな?

2018年05月02日 18時30分26秒 | Weblog
5月2日分。

 毎度。帰省先のPCを横取りして更新をかけていますが、やはり自分のPCじゃなだけに使いにくさが先に立ちますね……。幽霊です。帰省したのはいいものの、予定していた作業(というか草刈りと竹刈り)が中止になり、どうも明日は天気が大荒れらしいので、結局何しに帰ってきたんだ感満載。
 さておき、そんな状況でむやみに時間がダダ余っているので、更新をかけてみます。こうも手空き時間があるとゲームか動画編集かを無性にしたくなるのですが、どっちも自宅PCじゃないと出来ないんだよなぁ。


 置いといて。暇つぶしにニコニュースを眺めていたら、「ロボット兵器で人類滅亡か。グーグル、アップルも恐れるAI兵器が現実に」といった話を見かけて、うーんまだ飛躍しすぎかなぁという感が無きにしも非ず。
 ただ、このニュース記事は微妙にごっちゃになりやすい部分があるので、まずはそこを切り分けて考えることにします。まず、ホーキング博士の「あと100年」発言はちょっと無視することにして、「グーグルのAI技術や画像認識技術が、ドローン兵器に使われる可能性がある」というのは現実にその可能性が高い話であるな、というのがひとつめ。
 ただし、その後に続く「「武器輸出反対ネットワーク」代表」の方のおっしゃっているような「高度に進化したAIが自我を持ち、ロボット兵器を操って人類に戦争をしかけてくるというSFのようなこともありうる」という話は、ひとつめの話には直結しません。今時点ではまだ、こっちの話については飛躍しすぎなんじゃないかなぁ、と。
 ひとつめの方、グーグル(に限らずですが)のAI技術や画像認識技術がドローンなどの無人兵器に使用されるのではないか、というのは充分に今時点でもあり得る話。ただ、ふたつめの方はいわゆる「シンギュラリティ」の話になってくるので、ひとつめの話とは大きく次元が違います。そこをごっちゃにしてしまうと、話が飛躍してしまうので要注意。

 AI技術の発展が軍事技術に転用される可能性というのは、既に現実問題として充分に危惧すべき話ですが。シンギュラリティ、すなわちAIの知能が人間を超越する到達点、という話は現状、科学者の間でもハッキリと意見が分かれており、否定する側の方が多い案件でもあります。まだ鵜呑みにしてはいけない案件ですね。
 まあ自我を持ったAI兵士や、超AIによる「人間廃絶」の話はハッキリ言えば眉唾なので無視しますが。ただ、例えば今時点でも日本企業の顔認証などはAIで行うシステムの製品が既にあり、かなり高い精度を誇るとのこと。これをドローンと連係させれば、群衆の中から特定の、登録した顔の人間を探し出すことが既に「今でも」可能です。
 これは、該当製品がネットワークカメラの映像から分析して特定することが可能な製品だからであり、カメラを固定配置のものではなく、ドローンに置き換えることが出来ればすぐさま実用出来るから。あとは、そのドローンを武装させておけばいいわけですね。……まあ、空中に浮遊しているタイプのドローンだと武装の発射が安定しないでしょうし、群衆の中に混じっていると誤射の危険性がありますけれども。


 正味、人を殺害するといった部分に関しては、事故のようなケース(例えば先日の米国Uber社の自動運転車両による死亡事故)はちょっと別としても、ハッキリと特定人物を殺害する目的での軍事行為に関しては、そのトリガーを引くのはあくまでもAIではなく人間が行うというステップを設けていると思われます。
 照準・ロックオンなどに関してまでは自動で行い、殺害を実行するとのトリガーを引いた後の射撃補正などはこれまた自動でしょうが、「殺害するか否か」の最終判断はAIに任せることは無く、人間が判断を下すというのが現時点での歯止めになっています。この辺りは、有名どころである米軍配備の無人機プレデターでもそうなっていますね。
 無人機の操縦者は戦場へ行くこと無く、平和な本土から「人を殺す」操作を行った上で、その直ぐ後に平和な我が家と市民生活へ戻るという部分であるとか、もしくは精緻な映像や赤外線センサでハッキリと対象が死亡する・自分のトリガーによって殺傷されるという場面を見てしまうことによるストレスなどから、「無人機のパイロットは実際にイラクに展開している兵士よりも高い割合で心的外傷後ストレス障害を発症している」といった話もあります。
 ただ、この部分の判断をAIに丸投げするのは、ダメでしょうね。もしくは、特定の単独の人物ではなく、「一定範囲内に存在する」人間を全て無差別に殺傷するという自動兵器をもし仮に使用するとしても、最初にその範囲を設定し、殺傷すると判断するのは人間です。AIが効果的な方策であるという提案まではするかもしれませんが、判断は人間が行うという形でリミッターを掛けることになるでしょう。…まあ、そも範囲内全殺傷なんて方策を行えば、その判断が人間であろうがAIであろうが、そんなことには関係なく世界的な非難を浴びるでしょうが。

 AIの深層学習は今までになかった技術とは言われますが、やっていることは基本的に、ぶっちゃけてしまえばパターン学習です。その学習に使うケース数が今までと比較にならないほどバカみたいに多いのと、その学習過程をある程度AIが自己選択するので後から過程を追うことがかなり難しくなっている…という部分はありますけれども、あくまでも学習の方向性は人間が制御します。
 つまり、「自我がある」わけではなく、あくまでも「機械的にパターン学習を積み重ねているだけ」です。このことから、既存の事柄に関しての対応能力はときに人間を上回ることもあるでしょうし、既存の事柄に関しての分析能力ならば人間の気がつかなかった部分を洗い出してくれることもあります。
 ただし、一方で「今まで学習してきたパターンに存在しない」ケースが出てくると、判断を誤ることが充分にあり得ます。AIはどうしてもそういう部分においては万能では無く、あくまでも「知能がある」わけではなくて、「既存の事項をサンプルケースとした圧倒的分量のパターン学習をこなした」機械だというだけです。人間廃絶の判断をAIが下すというのは……現状のままの技術発展なら無いのではないかな、とも。
 むしろ懸念すべきなのは、「AIとしては正常な判断」であったにもかかわらず、「実際には誤作動・事故を起こす判断」であるようなケースが発生することの方でしょうね。それこそ、上でも引き合いに出しましたがUberのケースがまさにそれ。学習を指示する大元の方向性が間違っていればおかしくなるし、与えるケーススタディ用のサンプルに偏りがあればこれまた偏る。懸念すべきは、AIの超人間化ではなく、扱う人間側の過誤なんじゃないかなーとか。そっちの方がよっぽど現実味がありますとも。

 ではでは。今回の更新はこんなところで。

いや、さすがにねーから

2018年05月01日 12時48分55秒 | Weblog
5月1日分。

 毎度。一応連休中なので、まる一ヶ月更新が飛んだ分、更新が出来る日は(そして更新を思い出した日くらいは)しようかなと。幽霊です。……と書いていますが、実際には更新を思い出した前日に、まあネタがあったついでで連続更新して予約投稿しているだけではあります。
 私のこの手の作る意欲、発信する意欲はかなり日によってばらつきがあり、他の作成の方に気力を全部回してしまう日も多いので、手を回せるときにまとめて更新してしまう方がマシ、かも。実際問題として、動画編集に入ってしまうとほぼ気力を全部そっちへ回してしまうので、他に手を出せません。結構手間と時間食うんですよね、あれ。


 まあそんな出だしから無理矢理に、「“動画コピペ”「簡単に稼げる」に注意 消費者庁が呼びかけ」といった話題に繋げてみましょうか。休みに入る前に、会社の食堂で眺めたニュースに出ていた話なので、ちょいもう賞味期限切れかけな気もしますが……。話題の賞味期限が数日どころか翌日くらいで切れるこのご時世である。
 さておき、動画投稿者の立場から申し上げます。動画で簡単に儲かるなんてことは無い。少なくとも、確かに誰かの動画がごく稀に何かしらのきっかけで当たることはあるけれど、それは貴方じゃないし私でもない。……と、まあそのくらいには「簡単に動画で儲かる」なんてことはあり得ません。しかも15分のコピペ作業だけで月収50万円だ? ああ、オツムがもうお花畑ですね♪ と煽るくらいには無い。
 現状、細かい数字は公表されていませんが、Youtubeでも100万再生されてようやく数万円とかそんんなレベルではないでしょうか? 実際、Youtuberとして生計が立てられる人というのは、動画再生からの収入だけをあてにするのではなく、その知名度からのスポンサーや広告収入、その他周辺的な依頼からお金を得ているわけで、コピペ動画だけで50万も月間で稼ぐのは不可能です。アホか。

 うん……まあ、最近はYoutuberの話題もメディアに出てくるので変な目立ち方をしたせいでしょうが、動画作って投稿するだけで儲かるなんて、んな美味い話はありませんて。私自身はYoutubeではなくニコ動での投稿者ですが、お金を取らない仕組みにしています。かつ、その状況でも、つまり無料で見られる条件の中で、一番再生数が高いもので6,000再生くらい、自分のところで平均的な再生数は500再生程度です。
 恐らくYoutubeも大差無いものと思いますが、大半どころか9割以上の動画は1,000再生もされていないと思います。1万再生が取れる動画が全体の内でどれだけあるかな……。そんなレベルでの話ですので、15分作業の動画で儲かる? 内情のごく一部だけでも知っている人間からすればあり得へんわなぁという感じです。
 そも、動画コピペを何かしらの手段で実行して収入を本当に得ていた場合、それが「他人の動画からの」ということならば、元動画の制作者から間違いなく訴訟を起こされると思うんですけどね。自分で動画を作るということの場合、15分で済むわけネーダロ。動画を作って、それで生計を立てるのがどれだけ難しいかは……まあそうですね。
 有名Youtuberであるヒカキンさんが、ご自身のとある一日を撮影された日の動画があるようなので、そちらをご覧頂ければと。一応該当動画を私自身も一本見てみましたが、早朝どころか真夜中から動き始めて、動画のベース素材にするための撮影はネタにするためのゲーム側の都合に合わせる必要もあり、撮影直後に編集着手→当日中に即完成で投稿、次のゲームの撮影に更に入り、その次の撮影に入りさらに編集……といった感じ。かなり忙しい日だったそうですが、実質睡眠時間は3時間程度?

 ヒカキンさんの動画は、かなり編集労力を下げられるよう工夫はされています。自分の顔や声を迷わず出せる方の場合、音声編集などがあまり必要無いので、手間の掛かるその辺りを端折ることが可能ですし、撮影時にご自身がどうリアクションすればネタになるか、受けるかというのを最初からおおよそ想定してやっているのでしょう。後からネタを足さなくて良いようにしている、のではないかなぁ。
 なお、ご自身曰く、撮影→編集→撮影→編集→撮影→編集……という「マラソン」状態は基本的に毎日であるとのこと。まあそりゃそうでしょう、動画関連で生計を立てるということになれば、本数を打つ必要性があり、本数を稼ぐにはどうしたらいいか? 毎日作るしかないわけです。サラリーマンよりよっぽど激務じゃないですかね、「自らを」切り売りしているわけですし。
 彼はたまたま大当たりしましたが、既に後追いのYoutuberはたくさん出ていますし、その中に更に新しく割り込んで、「動画で簡単に儲ける」だって? ああ……お薬出しておきますねーという感じですかね。以上、あまりに非現実的な話ですので、引っ掛からないようにしましょう。

 いやはや、ホントああいうのに引っ掛かる人……いるんですねと。そんなことを思いながら、今回の更新はここまでということで。