黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

ロードバイクの細かいナゼナニ

2012年09月01日 21時33分33秒 | 自転車
9月1日分。

 毎度。せっかくの土日休みだというのに、会社関連で外へ出なければならなかったので、ロードバイクは出し損ね……てもいない。幽霊です。まあさすがに距離は出ませんが、朝のうちに一つこなしておきたい用件があって、そっちにロードバイクを出しました。
 何故か「ろうきん」に一つ口座を持っておりまして、コイツがまたくせ者なんですよ……。通帳はあってもカードがないので、コンビニとかで残高のチェックが出来ません。なので、思い出した頃に記帳に行っていたのですが、こっちに来てからはまだ一回も行っておりませんで。さてこっちの部屋の近所にATMはあるかいなと探してみたら、無いんですよ、コレが。徒歩圏内に、本当に一個もない。まさかと思ったくらいなのですが、ろうきんのHPで探しても近所には無し。
 しょうがないので、最低でも一駅二駅離れた場所まで行かなければ記帳出来なかったので、そのための移動にロードバイクを出して走ってきた次第。記帳のために走ったんだか、走るついでに記帳してきたんだか……多分後者ですね。ガーミンを外して走っていたので、アベレージやらは不明ですが、とりあえずキョリ測でアバウトに計算して16km弱といったところ。平日の夜の走行よりは疲れたかなーと思っていたんですが、まあそんなもんかー。
 で、午前中のうちに出発して新宿でうろうろ、ゲームを一本買って、本日本来の用件をこなして、また新宿に戻って遊び回って帰ってきたら午後九時過ぎ。久々にゲーセンに行って、アーケードシューティングを二コイン放り込んできました。なつかしゲームで置いてあるんですよね、エスプガルーダが……。最盛期のスコアには及びませんが、とりあえずワンコインクリアだけは何とか。
 ちなみに、買ってきたゲームは、予定通り「セブンスドラゴン2020」です。まだ開封もしてませんが、今夜からスタートかなー。

 本日のネタとして、タイトルの件。私自身、ロードバイクに乗るようになったのは二ヶ月ちょっと前からでして。それまでは、ロードバイクって良いなーと思うんだけど……ところでロードのアレは、一体何故だ? とか、アレはどーやってんだ? と、調べたり聞くほどでもないんだけれど、ちょっとだけ気になっていたナゼナニがあったわけです。
 自分が乗るようになって二ヶ月ちょっと、以前の自分のナゼナニに答えられるようになったので、ちょっと書いてみましょう。

・ロードバイクって、どーやって降りるの?
 ママチャリのサドルというのは、ハンドルよりかなり下の位置にあるので、別にどうやって降りるかなんて考えることはありません。が、ロードバイクはサドルの位置が、ハンドルより上です。人によっては、かなり上げている人もいるので、あそこまでいくと間違いなく、サドルにまたがったままでは降りられません。……私のはまだサドル位置が低めなので(それでもハンドルよりは上)、車体を斜めにすれば何とか、股裂きにはなりつつも脚が地面につかないでもない。
 で、んじゃどーやって降りるのか? 答えは、「サドルの前に降りる」です。正しくは、一旦サドルの前にストンと降りてしまって、そこから今度は脚を上げてフレームをまたぐことで、完全に車体から降りることが出来ます。しょーがないじゃない、サドルに座ったままじゃ地面に脚付かないんだから。かといって、車体を斜めに傾けて脚を付くというのも危険です。特に車道でそんなことをやったら、転倒→車にぐもっちゅいーん、が起こりますし。
 何のかんので、そこそこ脚を高く上げないといけないので、乗り降りはちょっと大変です。だもんで、出来るだけロードに乗っているときは降りたくないし、止まりたくないのです。ただ、信号無視などは論外なので、ちゃんと止まりますけれどもね。

・ロードバイクって、ブレーキかけられるの?
 えー、先に書いておきますが、ノーブレーキピストは違法です。ピストに限らず、ノーブレーキの自転車は違法なので注意しましょう。
 さて、ロードバイクのハンドルというのは、あの特徴的なドロップハンドルです。あの形は、疲れてきたときにあっちこっち持ち替えて姿勢を変えることで、疲労を軽減できる、というメリットを狙ったものです。プラス、ドロップの前のカーブ部分を掴むことで、姿勢をかなり低くして空気抵抗を減らすという目的もあります。自転車で空気抵抗って……と思われるかも知れませんが、原付バイクと同じくらいの速度は頑張れば出せるので、馬鹿にならないんですよ?
 前置きが長くなりましたが、さて問題。ロードのブレーキは、ドロップハンドルの先っぽ近くについています。あの位置だと、ハンドルの手前のまっすぐな部分を握っているときとか、ドロップのカーブの下の方を掴んでいたりすると、ブレーキに指が届かないことがあります。そういうときに、ブレーキはかけられるのか?
 答えは、ズバっと「かけられません」……そりゃそーだろ。ロードに乗り始めた当初、一番怖かったのが、それまで乗っていたクロスバイクと違って、ポジション次第ではブレーキに指がかかっていない状態になるということ。実際、ハンドルを握る場所次第で、本当にブレーキに指がかからないまま走行していることになります。まあ、普段はさすがに、すぐブレーキをかけられる位置を握っていることが大半ですが。
 ただ、基本車道を走行するので、歩道よりブレーキの出番は少なめです。ただ、加減速の調整が必要な場面は多々あるので、そこはもう慣れとか勘とかの領域かも。ブレーキ無しで突っ走れそうな状態なら、ドロップの下ハンドルを握って突っ走りますし。減速調整が必要そうなら、当然ブレーキに指がかかりっぱなしです。

・ロードバイクの変速ってどーやんの?
 クロスバイクの場合、ギア変速は変速機構のついているママチャリと大して変わりません。フロントとリア両方の変速が必要なので、左右両方に、ギアを重たくするレバーと、軽くするレバーがそれぞれついているわけです。つまり、レバー四つ。これに左右のブレーキレバーが加わるので、合計して六本のレバーを操作することになります。
 が、ロードバイクの写真などを見て貰うと、ブレーキレバーしかついていない……ように見えます。正直なところ、私自身、ロードバイクを買ったお店で、ロードバイクの変速ってどうやるんですかと聞いたくらい。バイクや車と違って、ギア操作に足を使うわけにもいかないので、指先の操作系のどこかで変速をしている筈、というのは推測がついていたんですけどね。
 答えは、「ブレーキレバーとシフトレバーで操作する」です。よーく見ないと分からないんですが、ロードバイクのブレーキレバーには、そのすぐ内側にもう一つ、変速用のレバーがくっついてます。少なくとも、シマノの105の操作系はそういう形です。なので、まずそのシフトレバーで調整が可能です。が、そのレバーだけだと重くするか軽くするか、どちらかしか操作ができません。なので、もう一つレバーが必要になるのですが……実は、この操作をブレーキのレバーで行います。
 どういうことかと言うと、ブレーキレバーを手前に引けば、普通にブレーキを操作するのですが。このブレーキレバーは、横方向(内側方向)にも動くようになっています。この横方向へのレバー操作によって、ギア変速のもう一方を制御するわけです。要するに、ブレーキレバー一つで、ブレーキと変速と、両方を操作しています。なので、左右共にブレーキレバーとシフトレバーがついて、四本のレバーで変速・ブレーキを操作している形です。ブレーキレバーが横方向へ動くとは、初めて見たときはビックリでした。そこが動くのかーっ、という感じ。

 とりあえず、実際触ってみないと分からないだろうな、というナゼナニを三つほど書いてみました。でも、一番世間様からフシギに思われるのは、何であんなに馬鹿高い値段するんだ、ってことなのかもしれませんが……。その辺は、それだけで何千文字にもなりそーな話なので、専門のサイト様にお任せするのです。
 もう一つ不思議に思われそうな、何でそんな不自由な乗り物に乗ってるんだ、という質問に対しては……。面白いから、好きだから、という以上の言葉が思いつきません。ああ、マゾいから、という表現も当たってるなきっと……。これだと短すぎてネタにならないので、カット。

 ではでは。ひゅう、どろん。

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