高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、45年の歴史をもつ共同購入の会です。

谷川農園の一こま 11月8日記

2014-11-19 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
梼原町 谷川農園の谷川徹です。

★ 2014年産さつまいも ★

冬になる前に、収穫が続きます。
さつまいも。
いつもは間に合わない除草とつる返しを、
今年は「きっちり」やれたので収穫作業がはかどりました。

ツルは、なるべく長い状態でぶら下げて天日干し、
冬の間の貴重な食料となります(山羊の、です)。
長い時間をかけて自然乾燥、カリカリになるまで。
そして乾燥したところに保存。
甘い香りがして山羊的にはたまらないハズ。
先代の山羊さん、めいちゃんの大好物でしたが、
もぅちゃんも多分同じでしょう。


ツルを切って株を掘り起こします。
剣先スコップをぐっと垂直に差し込み、
ぐぐぐっと土ごと起こし・・・そ~っとゆらして
土から手で掘り起こしてやると


きれいな紅い皮のお芋さんがあらわれます。
巨大なもの、かわいいもの、いろんな形やサイズ。
 

きれいな細長い形のものばかりだといいのですけれど。
そして雨が多かったためでしょう、
こんな風に割れたものが多くて、がっくりきたり。


掘っている最中に、土のなかで休んでいた
トノサマガエルさんを起こしてしまいました。
ごめんよ~。
のそのそと、また土の中へもぐっていきました。


剣先スコップは年代物の先が丸くなったもので。
新しいとよく掘れるんですが
思わぬところまで伸びたつるの先についた芋
(たまにあるんです)を傷つけそうで・・・。
ま、気休めなんですけどね。
たいてい、ぐさっとやってしまい・・・
その日と翌日のおかずやおやつになります(笑)


新しい剣先スコップの先。


剣先スコップの新旧。


さつまいものジャムやチャツネも、寒くなる前に仕込まなくては。

管理人記
この記事は
谷川農園 めいちゃんとみちくさ 11月8日(こちら)より転載しました。
コメント
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