高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、45年の歴史をもつ共同購入の会です。

天竺舎だより 10月初旬記

2014-11-11 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
 津野町 天竺舎の雨宮智子です。



今年は季節がめまぐるしく移りゆくように感じます。
昨夜はついに羽毛のかけ布団を出しました。
暑くなく温かかった!
2ヶ月程、一身上の都合で
(こんな言葉初めて使った!)休ませていただきました。
誠に申し訳ありませんでした。
あわただしく いろいろ すごしました。
11月は平常出荷の予定です。よろしく。

さて、わたくし事であわただしい間に、
世の中も日本だけでもいろいろあって
殊に広島の土砂災害・御嶽噴火は、驚きかつ心痛みました。
雨ばかりだった(思いの)8月、
涼しくて良かったようあ恐ろしいような。

そして御嶽山は誠に
火山列島に住んでいることを改めて実感しました。
広い地上から見れば、ほんのちょっとした突起である山。
その山からモクモクと煙が立ちのぼり、
地球をめぐる風にのって それが遠く遠くまで
夢のように かすみのようにたなびいていく。
(実は その様を目にしてしまった。)

地球上のあちこちで、
そんな事が起こっていた時代があったんだろうと
たやすく想像されました。
地球は動いている~~~~。

これが、お山の噴火ではなく原発の事故の煙だったら・・・・
やっぱりあんな風に遠く遠くへ運ばれていくものなのだろう。
50km、100kmなんてどうってことない距離。
怖いことです。
解りました。

地震(+津波)、台風(or大雨)、火山活動そして事故・・・
地球に生きていくことも仲々たいへんなものですね。
情報情報・・・・でいくら“対策”をやっても
(無駄だとは思わないけど)“想定外”の事がおこるのが現実。
澄んだ平和な青空と、筆舌に尽くし難い美しい紅葉も地球の姿。
ひとり一人の人間も
一言では言えない複雑な存在ですが
地球も複雑な存在なのですね。

伸び過ぎた雑草の種が落ちない内に
草刈りでもいたします。
コメント
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