さざえのつぶやき

音楽活動を中心に、日頃の思ったこと感じたことを日記のように綴っていこうと思います。

今夜はレイジーマン

2019年10月21日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
レイジーマン・・・特撮のヒーローでもなく、コーヒー豆の名前である(苦笑)しかも「怠け者」という意味らしいw
今日はいつもの富田屋で、昨夜頼んでおいた焙煎したての豆を買ってきた。 その豆の名がレイジーマン、(タイ チェンマイ タエ村で栽培された豆らしい)は、僕の好きな甘さと苦さとコクがバランスよく舌の上で感じることが出来る。そう、僕は酸味より苦み、甘みが好きなのだ。富田屋は、江戸時代の建物が残る橿原市今井町にあるコーヒー豆焙煎の店。 普段は、ネットで受注、焙煎、お届けを行う店で、店頭で売ってるわけでもない、ただ僕は家の近所だということで、いつも直前に無理言ってお願いしては、直接買いに行かせてもらっているのだ。(苦笑)https://tomitaya.cc/

 

しかし、この焙煎したての豆の香り・・・悩殺ですわ・・・たまらん・・・シ・ア・ワ・セ。

秋雨の降りしきる夜は、久しぶりにTULIP黄金期のアルバム「Halo」を聴いている。これもたまらん・・・。




「君の落とした悲しみの数だけ僕が拾ってゆくよ  君の苦しみの重さだけ 僕に持たせておくれ」 

                        「愛を抱きしめて」 財津和夫


オリジナルに拘る「ならフォーク村」

2019年10月16日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
一昨日の10月14日は80%の降水確率で、幾度か小雨が降ったりもしたけど、テントが飛ばされたりする悪天候までにはならず、第18回「ならフォーク村チャリティーコンサートは無事終了することが出来た。 集まった義援金は17,860円 何もしなければ確かに集まらなかった義援金である。



チャリティーコンサートとして再開して5年、明日香村に移って3年以上が過ぎ、今年は11月17日に高松塚古墳でのイベント、「まるっと飛鳥体験」の中で開催させていただくことになった第19回「ならフォーク村チャリティーコンサート」が最後となり、来年からは勝さんのおかげで、場所が石舞台古墳横の「風舞台」(勝さんが在籍する劇団「時空」がよく公演する場所)を借りれることになった。 これで雨露は防ぐことも出来るし、今の場所よりも観光客が多いぶん、今以上に募金が集まる可能性は高いかも知れない。

「ならフォーク村チャリティーコンサート」がなぜ力量ない僕が代表しているにも関わらず、アマチュアミュージシャンたちに愛されているか? 

誰かが歌い出すと自然とセッションが始まり、それなりに完成度高いグルーブ感に歌い手は酔いしれるから。
そしてそれがなぜ自然に生まれるか?
みんなオリジナル楽曲を持つ、シンガーソングライターだから出来る術なのである。

僕はギターを持って歌い出した二十歳の頃から、オリジナルにこだわり続けて来た。 人の歌を歌っても、自分は気持ちいいかも知れないけど、それをわざわざ交通費使って聴きに来る人って、どれだけいるんだろう? それって、カラオケボックスで歌ってるのを聴かせるのとどう違うんだろう? と素直に思っていたせいでもあるが、やはり歌はその人の「メッセージ」「自分が伝えたいこと」なんじゃないか?ってのがあって、そりゃ聴く人の中には、みんなが知ってる歌を聴きたい、一緒に歌いたいという人もいてるだろうけどね。

2006年にオリジナル曲を年に4回集めて手作りCDを作る・・・そうすることで創作意欲に火が付き、持ち歌が増える・・・そんな変わったサークル「ならフォーク村」を立ち上げたのもオリジナルに拘る自分が居たからだ。そして、いつかその歌をもって、この奈良の地にひとつのムーブメントを起こしたい!という願望・夢・・・考えてみればいつのまにか叶ってしまってるのかな? ここまで来れた理由である、いま携わってくれてるみんなに感謝しないとね。

先日も何人かの出演者が同じような感想を口にしてるというのを知って、僕はすごく嬉しく思った。
「今日も最高に楽しかった・・・別にどこかの店で歌わんでも、ここだけで大満足やわ。」「勝手に各人のオリジナルに飛び入りセッションして盛り上がる・・・こんな音楽イベントどこ探しても無いなぁ」

みんな、みんな、ありがとうね。 そしてこれからもよろしくお願いいたします。



スメルハラスメントね。

2019年10月10日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
最近では何でもハラスメントという言葉がついて、何だか住みにくい世の中になった気もする反面、それでいて守られている人もいるわけだから、理解だけはしておく方がいいのだろう。
昨日、昼休憩にコンビニで買い物をしていた時だった、店内に異様な臭いが漂い、急に頭がツンと痛くなって気分が悪い状態になり、最初は店内の奥からの揚げ物の臭いかなと思っていたが、僕の横を通り過ぎるとある年配男性の体臭だと気付いた。 おかげで、食欲どころか、急な吐き気でまずは店内を出て深呼吸、別の店舗に移ったわけだが、大袈裟ではなく、あの毒ガスにも匹敵するような体臭には驚いた。

最近、社内でもこのハラスメント、(体臭で不快感を与えることはスメルハラスメント、スメハラと呼ぶらしい)についてミーティングを行ったばかりだけど、我々、接客する仕事の立場の人間は、特に気をつけなければならない事だと思うし、自分の臭いに過敏すぎるくらいが丁度いいと思う。 タバコの臭い、口臭、加齢臭、香水の臭い、柔軟剤の臭いなど、例えそれが自分ではいい匂いだと思っていても、化学物質過敏症の人にとっては、香水も柔軟剤の匂いも地獄らしい。 タバコは特に気をつけて欲しいものだ、僕も吸ってた時期があるので解るが、吸ってる人は鈍感なもので、周りがどれだけ気を使って本人に注意出来ず我慢しているか、まして相手が上司であればなおさら言えない訳で、それが原因でスタッフが辞めて行くケースもあるらしい。自分が務める職場では上司部下関係なく、臭いやアピアランスについてはお互いに注意し合うよう日頃から煩く言ってる。 ほんまに臭ってないかな。。。俺( ̄▽ ̄)


拓郎を歌って・・・

2019年10月06日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
二年前の年末、SNSを通じて彼の息子から、先日から親父が行方不明だと、心当たりのある方はご連絡くださいといった内容のメッセージが届いた。 それから翌日、親父さんが見つかったと・・・とある山奥の車の中で・・・。

その親父、彼は僕の音楽友達T氏だ。 なぜ今日このブログに書いた、いや書けるようになったかというと、彼の好きだった吉田拓郎の「流星」をギターで歌ったからだ。 今日まで歌えなかった、なぜかというと、あの日から今まで拓郎の曲を聴いたり歌ったりすると、どうしても彼のことを思い出してしまい辛くなったから。



葬儀の会場には、彼が生前凝っていたロードバイクとフォークギターが祭壇の左右に飾られ、葬儀が始まる直前まで彼が好きだった「吉田拓郎」の歌がBGMで流されていた。 

彼と出会ったのは2004年の秋頃、当時僕がソロで歌い出すきっかけをくれた生駒市にあったBadboysで、フォーク弾き語りユニットを組んでた3人組と出会ったのが最初だった。 その後その中のふたりとずっと交流は続き、山口県周防大島という自然豊かな島へ、ボランティア演奏に何度か一緒に行ったり、ブッキングライブ、そして「ならフォーク村」立ち上げ当初も参加してくれたり、さらに彼が求職中、僕が務める会社で一緒に働いていた時期もあり、そんな思い出は数多く、彼を思い出すのを避けていたところがある。
理由は、彼の死に方にある・・・どんな理由があったにせよ、自ら命を絶たせるような事をしてはいけない・・・みんな同じ思いだと思う・・・なぜ気づいてあげれなかったのか・・・。 そんなふうに思わせといて死んでいくのはとても卑怯だと俺は思うし、葬儀の時だって、家族の思いがあってのことなんだろうけど、拓郎の歌さえ流してほしくはなかった・・・拓郎の歌なんか似合いもしない、みっともない死に方だと思ったし、悲しさと腹立たしさがごちゃ混ぜに胸の中で暴れまくっていたのを今も思いだす。
もうすぐまた、12月、年末が来るたびに思い出させる彼の死・・・自ら断った命は、次に生まれ変わることは出来ないと聞いたこともある。でもね、君が生きてたことを知る人は、まだたくさん居るよ、せめて安らかであってほしい。

今になって気づく名盤

2019年10月05日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
年齢重ねてから昔解らなかったことが理解出来たり、嫌いだったものが好きになったりすることってのは多いと思う。 音楽もそうで、矢野顕子なんて「春咲き小紅」くらいしかまともに聴いたこともなかったし、いまでも名盤と言われ続けるアルバム「ごはんができたよ」だってこの歳になって素晴らしいアルバムだと気づくんだから・・・。1980年代なんて、それこそ美味しいメロディやカッコいいギターを追っかけてあっちこっちの洋楽を聴きまくったり、当時から好きだった日本のポップス(昔はニューミュージックと言ってたな)やフォークソングなんかも、歌詞にメッセージ性があるものしか好まなかったりと、まあ、音楽性だとか解からずに無造作に聴いていたのかも知れない。 ただ、作詞・作曲・編曲が誰だ?という部分だけは必ず気にしていたけどね。

矢野顕子が1980年にリリースした2枚組レコードアルバム「ごはんができたよ」に収録されてる「げんこつやまのおにぎりさま」を最近はよく聴く。 この曲は童謡の歌詞を使って遊びまくる組曲風の大作で、僕の大好きなプログレに近いものも感じる事が出来る。 動画が削除される可能性大の音源をここに貼っておくので、興味ある方は是非すぐ聴いて欲しい(苦笑)高橋幸宏・坂本龍一・細野晴臣の3人はもちろんのこと、ギターソロの美味しいところは鮎川誠が決めてます。
Akiko Yano - げんこつやまのおにぎりさま