負けない MCTDとの気ままな日々

MCTD、シェーグレン症候群である大学生の気ままな毎日をリポートします。

自分で考えることの大切さ

2018-04-18 09:10:18 | 日記
私の研究室にも新米研究生がたくさんやって来ました。教授のいぬ間に私がある程度実験できるようにしたこともあり、どの子も目をキラキラさせて研究に励んでいる所です。

しかし、新米研究生A君。実験操作に失敗し、データがどうもおかしい。ともあれば、再実験しなければならないんですが、仮説のプロトコールが間違ってると、また失敗してしまいます。

そこで、一応統括の端くれですので、どうして実験操作を失敗したのか考えるよう言いました。(まぁそこまで分からなくてもほどほど惜しいところまで自分で考えてほしいな)と思っていたのですが、彼はこう返して来ました。

「先輩がどこが間違ってるか言ってくれないか」と。

ええ。事態は把握できました。自分で考えなかっただけのことです。考えるのがめんどくさい、という考えでしょう。

確かに私が考えると早くすみます。でもそれで、彼のためにはなりません。卒研前研究を続けることを考えると最低でも四年間は研究を続ける訳ですからね。

彼はまだ正式に入局していないので、あまり厳しくは言えません。でも、あえてこのブログで本音を書くなら、自分で考える力が欠落しているということはそれだけで大きなdisadvantageです。少なくとも私はそう思っています。

研究をする上では、道無き道を歩まなければならないことが往々にしてあります。例えば特許とかね。

その時に頼りになるのは自分の手と頭です。まぁこれをやったからって頭が良くなるわけでは有りませんが、(現に成績はあまりよくないですからね)生きる力という意味で大切なんです。

若者目線から見ても生きる力を失った若者が最近増えています。いつでもどこでもスマホ一つで調べられるからです。だけど、本当はいざ自分1人になった時にお家にたどり着ける力が必要なのだと思います。それが研究にもいきてきます。

ぜひ、自分で本を繰り、自分の頭で考えて、手で書いて、生きてください。それが、研究の醍醐味で有り、研究に必要なことです。

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