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私は自分がとても情けない。それは自分だけ人とペースが違うからである。例えば昨日「愛の詩」のDVDを観た。てっきり誰かが、かの有名な「ある愛の詩」の音楽を使ってリメイクしたのだろうと思って観ていると、どうも、かの有名な「ある愛の詩」であった。今までどうしてたの?と思いませんか?こんな有名な映画も観た事がなかったなんて、あきれてものが言えない。
そこで言い訳をします。私はこの曲はゴッドファーザーに出て来る「愛のテーマ」と混同していたので、ゴットファーザーの映画は観たくなかったからです。
余りに人とかけ離れている自分も嫌だが、さりとてこんな自分が人と同じように生きたとしたら、それこそ何にもならなかった人生で終わってしまうし、だったら自分のペースでも自分らしく生きるしか方法がそれだけしかなくなったから、こう生きているだけである。
あなたはもう、負けたのだから今頃になって音楽を勉強するのはよしなさいと言われた事もあった。それとは反対に歳なんて関係ないでしょうとも言われた事もあった。
でも、世の中のペースに遅れまいと必死にこなせている人もある意味立派である。私はその世の中のペースに初めから乗れなくて、乘る気もなくて、出来なくて、こうしか生きられなかったのである。
主婦は頭も体力も良くなくては務まらないと思う。横着者は結婚しないのが一番の幸せである。
独身の女の人を見て父がよく言っていた。「この女も横着者だ」