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自由が丘駅前のイタリアン、マダムのひとりごと

物事の真実

2019年03月28日 | マダムのひとりごと
外国人の移住に関して医療費目的で来日する人が急増しているという説を丁寧に論拠を示しながら訂正している本【日本が売られる】という新書が売れ続けているそうです。

一方、同書の発売元、幻冬舎は百田直樹氏の【日本国記】ではネットや歴史学者たちからの誤りの指摘がありながらそれを正すどころか、増刷時にこっそり修正するという態度を取っていたそうです。このことに対して著者や出版社からなんの発表もなく、移住してくる外国人へのヘイトだけが募る結果になっているようで物事の真実をしっかり見極めるのがつくづく難しい時代なのだと感じています。

これは書店の構造の問題と微妙にからんでいるようで、こういったヘイトの書籍が売れるので出版社からは見計らい本(売れるであろう本)が大量に送られる来るようになったとか。

本が売れない時代に出版社も必死であるのはわかりますが、事実を捻じ曲げてまで。。。まあ、どこにでもある話ですが、読者はあらゆる方面から事実に近づいていくしかないのですね。
情報が交錯、大量にありすぎて整理整頓の大変な時代です。

昨日の賄い:シェフが風邪気味でうどんのみ。。とほ。
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