春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

吉見百穴① コロボックル! 

2016-10-22 20:46:19 | Extra

 太陽の無い空は、秋というより、冬空。
 肌寒く、机の下?にはストーブが欠かせなかった今日でした。
 生活態度は誉められない、一日。
 ただボーと過ごしたけど、
 これも一日。あっという間!

  コロボックル物語2 豆つぶほどの小さないぬ 児童文学創作シリーズ

  一昨日、埼玉県の生越で用を済ませ時間があったので、
 東松山市の「吉見百穴」を見物してきました。
 案内看板「コロボックル人」
 「蕗の下に住むという、身丈30センチほどの人間」
 すばしっこく、いたずらや悪さなどはしない、

 気立てのよい性格。
 アイヌ人が北海道に住む前から石器や土器を扱い、
 笹の葉を縫い合わせた、小舟で漁をしていたという。
 自分たち姿を見られることを嫌った、コルボックル人は
 アイヌの人たちに、夜になるとこっそり窓から差し入れをしたというのに、
 ある日、悪がきが、差し入れの手をつかむなり、ひっぱりこんでしまった。
 美しい人だった。
 その手首に、綺麗な「刺青」が描かれていた。
 コルボックルは羞恥のあまり、泣き、
 それ以後、激怒したコルボックル達は、遠い海の地方へ去ってしまった。
 アイヌの刺青は、コルボックルから受け継がれたものだろうと!、
 
   コロポックルを日本の石器時代人と唱えた

 人類学者坪井正五郎がこの伝説を根拠に、吉見百穴に住んでいたと、
 したが「吉見百穴」は古代人のお墓の説に否定されたままになった。
 学者坪井はサハリンへアイヌとコルボックルの調査に出かけ
 志半ばで、現地で無くなっています。


 1961年可愛い妖精役、島の原住民で出演していた「ザ・ピーナツ」の映画、
 「モスラ」
 原水爆実験の島で吸血植物に絡められた、
 原住民の調査に来た言語学者を、双子の妖精が助ける。
 その妖精の身長が30センチあまり、
 映画ではとてもかわいい心に残る映画でした。
 安保闘争の後で、比喩は極めて日本の世相なのに、
 今は、小さい妖精を登場させた事の方に興味があります。


 信じられない話ではあるけど、アイヌにかかわったコルボックル。
 新聞の記事を読んで、馳せ参じた、一昨日。
 今日は、これから野球鑑賞の後、
 「モスラ」の映画を見て過ごします。

 「豆つぶほどの小さな犬」
 佐藤さとるの著書、の中の1冊。
 1959年から書き続けたコルボックスを題材にしています。
 ファンタジックです。今は、女流の有川 浩(ひろ)氏が、
 名指しで後継に指名され、ビックリ!」したといいます。
 きめ細かく、佐藤氏の後を引き継いでいます。        



         
 コルボックル、漁が上手いといいますが、まさか、タコまでは、思います!


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2 コメント

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熊本市在住のソプラノ歌手の井上素子です♪ (soprano-motoko)
2016-10-22 23:03:27
toyoさまへ
こんばんは!
コロボックルの話は、子供の頃に本で読んだ気がします。
姿を見られたくないのに、差し入れの時にひきずりこむなんて、ひどい悪ガキですよね(;o;)
そんなことしなかったら、ずっと差し入れをもらったり、たまにはお返ししたり、仲良く過ごせたでしょうに。
こんにちは (とよ)
2016-10-23 10:35:15
井上素子さま
コロボックルは
ファンタジックな物語で、小さい子供には、
夢のような世界です。
記事には書きませんでしたが、
昔のアイヌ人はあまり働きません。
それなのに、人のために働くことを、
喜んでいるのに、悪さをされたコロボックルは、
アイヌへ「水は枯れ、魚は腐れ」と言わせてしまった
伝説が残っています。

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