第71回駒場祭個人作品

2020-12-06 00:34:44 | 学園祭展示


こんにちは。副部長のさくらもちです。第71回駒場祭で展示された個人作品を紹介します。五月祭が9月にあった都合上、既出の作品もいくつかありますが、ご了承ください。

◯おにぎり(みかん)


おにぎり(ふつうの・天むす・かじりかけ)、たくあん、竹の皮を作りました。どの面もポッチが表に出るようにして、お米の粒の感じを表現しています。かじりかけのおにぎりで、ポッチを表に出しつつ中の具を見せるのが難しかったです。竹の皮は、1×2のブロックと1×1のラウンドブロックを組み合わせることで丸みを持たせるようにしました。

◯顔(せきしょー)


人の顔が作りたかったので作ってみました。できるだけ顔の黄金比に近くなるように設計しました。使用したパーツの都合上、肌の色は暗い灰色です。余裕があれば、顔の曲面がもう少し滑らかになるようにしてみたいです。

◯電柱(せきしょー)


電柱です。ごちゃごちゃした雰囲気が好きなので作ってみました。実物とは異なる点もあるかもしれないですが、ご了承いただければと思います。

◯飛び出す絵本(せきしょー)



2年前の駒場祭で初めて展示した作品です。久々の展示となりました。”飛び出す”絵本なので、本の厚みよりも家の高さが高くなるように作りました。家が飛び出す様子は、ライブ配信のアーカイブをご覧いただければと思います。

◯国立科学博物館日本館(とふゆ)


タイトル通り国立科学博物館の日本館という建物を再現しました。上から見た形状が実物と同じ様に飛行機の形になるように設計しました。比較的小さめのサイズで作ったため、細かいところ(窓の位置など)にこだわれなかったのが残念ですが、建物の形状は再現できたと思います。

◯大正風の街並み(りょうへい、Yamatai)


私の在学中最後の文化祭でしたが、卒論等がいそがしく、本格的な作品には取り組めない状況だったので、既存作品の組み合わせによる新作を作ることを思い立ち、本作が出来上がりました。「大正」という時代設定はりょうへい・Yamataiがそれぞれ保有していた作品ありきで決まったものです。寄せ集めにしてはそれらしいものになったかと思います。大型の作品ですが、共同作業により短い期間で完成させることができました。(りょうへい)

◯S.S.コロンビア号(mizutaro)


東京ディズニーシー、アメリカンウォーターフロントに停泊する蒸気船です。TDSに行ったことのある方は3つの斜めの煙突に見覚えがあるかもしれません。今回、この蒸気船をレゴで再現する際にもこの特徴的な煙突を意識しました。また、敢えて手のひらサイズで作ることで家の色々なところにワンポイントとして飾ることができるようにしました。実際、我が家ではテレビ台に鎮座しています(笑)。少しテクニカルな話をしますと、船の胴体の部分は3ポッチ幅+α(ブラケットとタイル)、船首と船尾の部分は4ポッチ幅となっておりポッチ接続はできませんが、ヒンジプレート(44567b44302b)を利用することで繋げています。

◯ルーク・スカイウォーカー(mizutaro)


映画、スター・ウォーズシリーズの主人公の一人、ルーク・スカイウォーカーをBrickHeadzという公式の規格に沿って作ってみました。Ep.4〜7から一人ずつです。特に衣装の表現には注力しまして、Ep.4ルークのジャケットを着てる感を出すために半プレートずらしたり、Ep.7ルークが着ているローブが地面につかないようにしたりと、まぁ挙げ出したらキリがないほど隅々までこだわりました。自分的には満足です。スカイウォーカーサーガに登場するルークの主な姿を全て再現する計画を立てているので今後も続編を製作する予定です。乞うご期待!(笑)。

◯花のある家(このやろー)


以前から何か建物を作りたいと思っていたので、この機会に作りました。窓や壁が単調にならないように心がけました。想定より庭が小さくなってしましましたが、その中でも花々をうまく表現し、配置できたと思います。

◯ペガサス(このやろー)


羽の表現をやってみたかったので作りました。足の太さや胴体の長さなど、全体のバランスを見ながら不自然な印象にならないよう気を付けて調整しました。

◯リトル・マーメイド(このやろー)


2ポッチ幅の顔でどれだけ再現できるかということに挑戦しようと思い、テーマとしてアイコニックな髪型をしているアリエルが真っ先に思い浮かんだので作りました。カーブスロープや動物のツノのパーツを使って髪型をうまく表現できたと思います。また、海の中の世界というのも以前から作ってみたいテーマであったので、一緒に作りました。

◯オスプレイ駒場祭版(さくらもち)


外見や各種ギミック(左右プロペラの連動・ブレードの折りたたみ機能と翼全体の90度回転によるコンパクト化・前後ギアの同時作動など)は五月祭で出したものと変わりませんが、中の設計は割と変更しています。例えば、エンジンと翼端の接続部分は、重力によるしなりを考慮して、前設計より角度を急にしました。それでもまだ足りないような気がするので、気が向いたら更なる補強を施したいと思ってます。また、来場者に中の様子を見てもらえるように、翼の部分やギアの格納部分のカバーを取りやすくしました。特に翼の部分の設計は非常に苦労したので、中の様子を見てもらえてよかったです。

◯消火ロボ+α(V.14)


消火器をモデルにしたオリジナルロボットです。1、2年前に製作しました。「小型ロボットと同居する」というコンセプトのもと白いロボット(掃除、家事全般)を製作し、その続編として防災用のロボットにしました。こっちは家事ではなくて火事ですね(笑)。一度フォルムを決めてからブロックで再現したので、それなりに苦労しました。体重は白いほうの倍はあります。

◯レッサーパンダ(V.14)


去年の駒場祭に向けて製作しました。恒例の150ピース製作でテーマが動物だったため、深く考えずに「レッサーパンダ」と分担を決めました。若干顔が大きくなってしまいましたが大まかな特徴は捉えられたと思います。白い眉毛が表現できなかったのが残念ですが、小さい目を優先しました。150ピースきっかりです(尻尾で調整しています)。

◯乗員帰還機「コメット」(V.14)


最近ロケットを組んで操縦するKSPというゲームにはまりました。「宇宙のレゴ」なんて言われたりしています。火星に行ったり、宇宙ステーションを建設したりしました。ロケットのほかに飛行機も作ることができて、当然ロケットのように打ち上げて飛行機のように帰還するスペースプレーンも作れます(空力安定性とか重心位置とかハードルが高いです)。「かっこいいから」という理由で、一人乗りのスペースプレーンを作ったのをレゴで再現しました。他の惑星まで往復するだけの燃料は無いですし、荷物も運べないので宇宙ステーションの救命ボート扱いです(アポロやソユーズみたいなカプセルのほうがコスパはいいです)。



ドッキングはこのように機体を折りたたんでやります。一人乗りといえど案外せまくるしい宇宙船だというのが分かると思います。

◯青いドレスの王女マルガリータ・テレサ(HF)


今年頭に上野で開催された「ハプスブルク展」へ行ったときこの作品を観て「これはレゴ化せねばならぬ」と思ったので作りました。ドレスの装飾をどこまで再現するか悩みました。
余裕があったら背景の小物まで作りたかった…
原画(wikipediaより)

◯真珠の耳飾りの少女(HF)


以前フェルメールの名画をノリと勢いで立体レゴ化した作品です。
真珠の耳飾りはミニフィグに持たせるマイクを使っています。
原画(wikipediaより)

他にも
関西鉄道「早風」型蒸気機関車(Yamatai)
鉄道院1690形蒸気機関車(Yamatai)
が展示されていました。

ライブ配信を見逃してしまった方も、アーカイブでご覧になれます。気になる作品がありましたら、アーカイブの個人作品紹介もぜひご覧ください。

東大レゴ部・UTLCちゃんねる
https://www.youtube.com/channel/UCQAEwy2QlAi7R96UF__uLbg



それでは。

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2 コメント

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LEGOについてのご相談 (髙橋)
2020-12-12 09:59:40
たくさんの素敵な作品を見せて頂きありがとうございます。LEGOの部品などについてLEGO部の方へご相談は出来ますでしょうか?7歳、5歳児の母親です。
ブログ上ではなく個別でご相談がしたいのです。
髙橋さんへ (東大LEGO部)
2020-12-17 09:33:08
質問・相談等につきましては、メールでご連絡ください。

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