第72回駒場祭個人作品紹介

2021-12-22 10:41:06 | 学園祭展示
こんにちは、部員のmizutaroです

今回は表題の通り、ちょっと遅くなってしまいましたが、
1ヶ月ほど前に開催された駒場祭での個人作品をご紹介したいと思います

当日の配信をご覧いただいた方はありがとうございました!


ちなみに、駒場祭当日の配信は3日間ともYouTubeチャンネルにアーカイブされていますので、
見逃した方でご興味持っていただけた方はこちらのリンクから(Day1, Day2, Day3)是非ご覧いただければと思います!

それでは、本編の方に移っていきたいと思います


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◯零式艦上戦闘機[TECH] 作:さくらもち

テクニック主体で作りました。補助翼、昇降舵、方向舵、プロペラ、主脚、尾輪が動きます。前回より主脚が強化されたため、補助なしでもしっかりと立つことができています。
ギミックが動いている様子はアーカイブ動画をご覧になってください。また、とことん解説という企画では、中身の構造についての解説もしていますので、気になる方はぜひご覧になってください。


◯氷川丸 作:さくらもち

横浜に停泊している氷川丸を作りました。船首や船尾は先に伸びるにつれて細くなっていくため、レゴ化しづらい形状をしているのですが、カーブスロープやスロープをうまく配置してシンプルに仕上げました。レールやヒンジを使ってデッキ構造を再現してみたり、グリルの溝を外に向けて非常に小さな窓を作ったりと、できるだけ表現密度を高くするよう心がけました。


◯カメラ 作:ぺんぎん

カメラを作りました。レンズの部分はタイヤでできています。他のブロックを使って作るよりレンズ感が出ているのではないかと思います。また、カメラのモニタの部分が開くようにしたり、色々な箇所のカメラを操作するためのギアがまわるようにしました。不完全ではあるのですが、ボタンを押すとカメラ上のフラッシュがたける(ライトがつく)ようになっています。


◯清水寺 作:ぺんぎん

京都にある清水寺を作りました。特徴的な舞台の下の木の組み方をレゴで再現することにこだわりました。ライブ配信のときは完全に忘れていたのですがarchitectureシリーズを意識して土台の周りを黒色にしました。


◯剣道くん 作:カピバラ

剣道の防具や竹刀一式を作りました。BrickHeadzにくらべて少し大きくらいのサイズです。面や胴や袴や竹刀など、作るべきものが多かったですが、それぞれの特徴をレゴで再現できたと思います。


◯タンス 作:カピバラ

タンスを作りました。タンスの取っ手に使われている黒ソーセージが一工夫です。
静止画では分かりませんが、タンスは引き出せます。


◯iPadスタンド 作:mizutaro

大学の授業でオンラインが増えてきた影響で購入したiPadが、縦置きできないのでiPadスタンドをレゴで作ってみました。実用的なレゴということで、他の作品とは一風違ったものになっているかと思います。角度調整ができるのと、畳むとまったいらになって持ち運びに便利なように作ったのがポイントです。


◯ルーク・スカイウォーカー 作:mizutaro

前回の駒場祭で展示したルーク・スカイウォーカー4体の続きで、ep4のストームトルーパーに変装したルーク、ep5のダゴバでヨーダと訓練するルーク、クラウドシティでダース・ベイダーと対決するルーク、ep8のクレイトでカイロ・レンと対決するルークを作りました。特に、2つ目のヨーダを背負ったルークは、1つのBrickHeadzの作品に2キャラがいる作品はあまりないと思っていて、思い入れのある作品です。また、セットとしてリリースされているものもあり(1つめ・3つめ)、そことの差別化も意識しました。


◯はたらく細胞 作:みかん

『はたらく細胞』のキャラクターたちを作りました。いずれもかわいさを最優先に、かつどのキャラかわかるように作ることを意識しました。小さいサイズながら、服装の再現や髪の表現など、細部までこだわりの詰まった作品です。赤血球(中央左)の特徴的なアホ毛をつののパーツで表現したり、血小板(中央右)の体のサイズを一回り小さくしたりとこだわりポイントはたくさんあるのですが、個々のキャラについて書くと長くなってしまうので、詳しくはぜひ駒場祭のアーカイブをご覧ください。


◯キハ183系気動車 作:番翁

北海道で走っている鉄道車両を再現しました。前面の微妙な曲線をうまいこと表現できたかと思います。黄緑と青の側線の太さの違いを再現するためにブラケットとタイル(ポッチは下向き)を使い分け、裾絞りのために使用したカーブスロープ、横組みの窓、順組みの屋根の端と合わせて4方向にポッチが向くという複雑な構造になってしまいましたが、内部で調整してそこそこの強度を維持しています。車幅は6.4ポッチ分になっていて、そのため屋根の部分がやや特殊な組み方になってしまいました。改善の余地がありそうです。


◯キハ66系気動車 作:番翁

今年の6月末をもって引退した、九州を走っていた車両を再現しました。わかりづらいですが、前面は平面ではなく、車幅6ポッチのうち真ん中の4ポッチ分が0.2ポッチ分だけ前に飛び出しています。元の車両が、ほぼ直方体のように見えて微妙に傾斜がついている、という車両だったので、この箇所にこだわりました。また、同様にドアの部分だけ0.2ポッチ内側に窪ませるなど、細かい部分の表現に手をかけました。


◯門 その1 作:せきしょー

迎賓館の門をモデルにした作品です。以前から作ってみたいと思っていたので今回納得のいく形でまとめることができたのでよかったかなと思います。ポッチ同士の接続はほとんどなく、バーを差し込んで固定している箇所が大部分を占めているので強度が不安でしたが、それなりに自立してくれたので一安心でした。


◯門 その2 作:せきしょー

「門 その1」を作ったあと同じスケールでもう一作品作ってみたくなったので作ってみました。こちらは黒を基本にしてみました。花や草木で装飾してガーデンの入り口のようにしようと考えていたのですが、センスがなかったので諦めました。
個人的にバーと呼ばれる細長い棒状のパーツが好きなので、どちらの「門」もそのパーツをふんだんに使用しています。


◯宇宙望遠鏡 作:せきしょー

この作品は近々打ち上げ予定のジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)をモデルにした作品です。JWSTの特徴でもある、正六角形の鏡が組み合わさって一つの大きな鏡となっているところが再現できたので満足しています。強度を保ちつつ、どの方向にもポッチが出ないようにこの大きさの正六角形を組むのに苦労しました。
実際のJWSTには太陽光を遮断する大きなシールドがあるのですが、それの再現をするよりは、地上にある望遠鏡のように回転したり仰角を変えたりした方が、作っていても見ていても楽しいと思ったのでそのようにしました。個人的にギミックを組み込んだ作品を作るのは初めてでとても苦労しましたがなんとか形になってよかったです。ただ、まだまだ改善の余地があると感じています。
パーツが学祭までに届かなく、今回の学祭では披露できなかった望遠鏡もあるので次の学祭ではそちらも合わせて改良した物をお見せできればなと思っています。


◯Gun Flower 作:このやろー

拳銃から薔薇の花が発射されていたら綺麗なんじゃないかという単純な興味から作ってみました。薔薇の花びらはカーブスロープやウェッジパーツを重ね合わせて再現しています。拳銃はグリップの部分にいい感じの角度をつけることが難しかったです。また、角度を付けたことによって生じた隙間をうまく埋めることで、全体としてダイナミックな構造を保っています。


◯観覧車 作:このやろー

観覧車を作ってみました。実際のテーマパークにあるものというよりは、インテリアとして飾られているようなものをイメージしており、金色や茶色系統のパーツを多用しています。後ろにあるハンドルを回すことで実際に動かすことができます。外周にゴムタイヤのパーツが押し付けられており、その摩擦によって回転が伝わるという仕組みになっています。可能であれば、似たようなカラーリングで観覧車以外のアトラクションも作ってみたいです。


◯美女と野獣 作:このやろー

映画「美女と野獣」より、ベルと野獣が舞踏場で踊っているシーンをレゴで再現してみました。ベルの顔が2ポッチ幅になるように作っており、そのスケールで髪型やドレスを再現することが難しかったですが、なんとか形にできました。野獣に関しても、表情や服の模様をうまく再現できたと思います。また、2人のキャラクターに加えて舞踏場の床や壁を背景として作りました。夜のシーンなので、窓は青色にしています。


◯海の家 作:このやろー

海の上に立っている家を想像で作ってみました。透明ブロックで作った水面の上の建物とその下の海の2つの部分に大きく分かれています。建物部分は屋根の茅葺の感じや角度、外壁にポチスロで模様をつけている点がポイントです。また、内装も少し作ってあります。海の部分は、植物のパーツに加えて動物の角のパーツなどを用いて珊瑚礁を再現している点や、マイクロスケールで作った熱帯魚がポイントです。


◯アグネスタキオン 作:V.14

ウマ娘のアグネスタキオンです。全身に関節を設け、多少のポーズがとれるようになっています(可動域は<90°で狭いですが)。急いで作っていたので茶色のランプホルダーを用意できなかったのは残念です(製作時点で11015にのみ付属)。岩っぽいパーツ(27261)が髪に使えてうまくまとまったのはよかったです。まだちょっと袖が短い気がする。


◯オムニトライク 作:V.14

見たまんまのシンプルなラジコンです。タイヤには中国のメーカーのメカナムホイールとオムニホイールを使用しています。小さいタイヤを使えば純正パーツで製作もできたはずですが、振動の小ささと走破性能はこちらのほうが良いと判断しました。写真のセットアップでは曲がるときにラインが外に膨らみ、ドリフトっぽい動きをします(そのほうが見ていて楽しかった)。左右のメカナムホイールを入れ替えることによって、その場でクルリと回るようにすることもできます。


◯Burning Skull 作:V.14

マインクラフトに出てくる絵画の一つです。21226のパーツに黒と緑のタイルを足して作りました。理想的な色数よりもだいぶ少ないですが、自作したレゴモザイク製作スクリプトによってまあまあ特徴をとらえられたと思います。将来的には31203のような大きさでモザイク製作を再開できると思うので、そのための良いネタを捜索中です。またスクリプトにもいくつかの改善点が考えられ(色空間モデルCIELABからCAM16-UCSへの移行、ノイジーさの軽減、入力画像標準化法の改善、実行速度)、時間があるときにそちらも完成させたいです。


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以上、個人作品紹介でした

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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