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新入生のみなさんへ!!

2025-03-10 12:00:00 | Weblog
こんにちは、新歓担当のHEDOです。
今日は東大の合格発表ですね。合格されたみなさん、おめでとうございます!

今日は新入生の皆様に東大レゴ部の紹介をします!
興味のある方は新歓用メールアドレスutlc.shinkan.2025@gmail.com までご連絡ください!

1 レゴ部の活動内容
レゴ部の活動は主に①年2回の学園祭での大型作品の展示 ②学園祭での個人作品の展示 ③外部企業・団体からのご依頼による作品制作やワークショップ の3つに分類できます。

①学園祭での大型作品の展示
昨年度は五月祭と11月の駒場祭の2回にわたり「株式会社ポケモン」さんのご依頼で作成した「オレンジアカデミー/グレープアカデミー」(『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』より)を展示しました。圧倒的なスケールを誇る弊部の珠玉の作品です!

より詳しい紹介はこちらの記事で読むことができます↓
https://blog.goo.ne.jp/toudai_legoclub/e/75a1fca765ec14f1a0238e9700071301

②個人作品の展示
個人作品は各々の部員が作りたいものを作って展示しています。さまざまなジャンルの傑作が集まります!ここではそんな作品たちから一部を紹介します!

「スピーダーバイク」
バイオニクル系の作品です。LEGOっぽくなくて驚く方が多かったとか。


「シンカリオン E5はやぶさ」
原作同様の変形を再現しているそうです。学祭では子供達に大人気でした。


「スペース・マウンテン」
細部まで細かく再現されています。円錐型の屋根が見事ですね。


これらの作品はいずれも大好評で、昨年の駒場祭では東大レゴ部が駒場祭グランプリを受賞しました!


入部後に部員によるサポートや様々なジャンルの作品を見ることでスキルは上達します!新入生のみなさんも学園祭でこれらの作品と一緒に自分の作品を展示してみませんか?

③外部企業・団体からのご依頼による作品制作やワークショップ
子供達とレゴの組み立てのワークショップをしたり、企業からのご依頼を受けて作品を作ったりしています。新入生でも気軽に参加できる貴重な体験です!
https://x.com/UTLC2007/status/1859539724840353909

2 部員はどんな人たち?
東大レゴ部は東大生のみで構成されており、学部生のみならず院生も在籍しています。理系のイメージが強いレゴ部ですが、文系の部員もいます。かくいう私も文一に在籍中です。もちろん兼部はOKです!決まった活動日はなく、二週間に一度Discordで定例会があります。学園祭前には大型作品の組み立てといった準備のため活動が活発化します。
部室は駒場キャンパスの学生会館にあります。

3 新歓の予定
4/3(理系)と4/4(文系)に行われるサークルオリエンテーションで、東大レゴ部は5号館の532教室でお待ちしております。ここで一足早くレゴ部の作品がみられるかも…?
ぜひお越しください!また4月以降定期的に新歓イベントを実施予定ですので、興味のある方はぜひご参加ください。詳しい情報は今後東大レゴ部公式X(@UTLC2007)instagramにてお知らせいたします。

それではお待ちしております!

第97回五月祭・第75回駒場祭大型作品紹介 #2

2025-02-22 12:00:00 | 学園祭展示
こんにちは、えcぃpせ です。

「オレンジアカデミー/グレープアカデミー」(『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』より)の紹介をさせていただいた前回の記事に引き続き、今回はアカデミー内に配置したレゴで表現されたポケモンたちのご紹介をさせていただきます。
それぞれのポケモンについて設計者がコメントも寄せているので、そちらと共にお楽しみいただけますと幸いです。


1. ニャオハ、ホゲータ、クワッス(担当:V.14)
主人公が最初に出会う、世代の顔ともいえるパートナーポケモンの3匹だったのでとても気合を入れて設計しました。といってもせいぜい4、50cmの大きさの設定のため何ピースも使うことができず、まずは大きさと色から候補になりそうなパーツを絞っていくことから始めました。「概念」とか呼ばれたりもしましたがなんとか伝わるだけの特徴を捉えられてよかったです。特にニャオハの襟毛、ホゲータのほのおに使ったパーツ(葉っぱとマインクラフトの小麦)がお気に入りです。



2. コライドン(担当:V.14)
パッケージにも載っている、もう一つの顔たるポケモン。ミライドンはタイヤとアンテナの再現が難しそうだったのでホッとしました。本当は黄色い目も再現したかったのですが大きさの都合でどうしてもできず…ただ羽根の色と形はしっかりできたためそれで分かってもらえたかも。少し背中を改造すればトレーナーを乗せることができます。





3. ミライドン(担当:えcぃpせ)
コライドンと双璧を成す、パッケージにも載っている本作の顔ポケモン。こちらをレゴで表現するにあたって、作成済みだったレゴ版コライドン(V.14さん作)のサイズ感やデフォルメのさせ方を強く意識しました。とはいえ折角なので、ライドフォルムで表現されているコライドンとは異なり、ミライドンはバトルフォルムにしてみました(変形はキツい)。ミライドンを宙に浮かせるため、無に近似できるTrans-Clearのパーツを複数種類使って上手く固定しています。



4. ソウブレイズ、グレンアルマ(担当:Village)
パルデアを象徴する魅力的なポケモン。ゲーム内の姿を見れば見るほどカッコ良く映り、これをどのようにレゴで再現するべきか悩みました。腕の形状にこだわって設計したことで、その魅力を少しは表現できたかも。頭や脚に色違いのパーツを用いることで、対になる存在であることをアピールしました。



5. コダック(担当:たくあん)
ミニフィグや世界観に合わせる条件下で、ひざ位の高さのポケモンはほぼ点になってしまいます。そんな中、最小限のパーツでも判別できるコダックはLEGOとも相性が良かったです。


6. デカヌチャン(担当:たくあん)
ハンマーが大きくバランスを取るのが難しかったです。本体は小さくまとめるため、V.14御大の案を参考にフィギュアのリボンパーツなども取り入れています。

7. コオリッポ(担当:たくあん)
「アカデミーにいて、かつブロックと親和性が高い(ついでに、小さくデフォルメしても判別できるアイコニックさ)」をいろいろ考えた結果最適なポケモンでした。Xでもとりわけ反響があったので良かったです。



8. シャリタツ(担当:たくあん)
小さいですが色と形でシンプルに見立てを実現しています。

9. ヘイラッシャ(担当:たくあん)
五月祭時点でシャリタツを制作していたため、流れで制作に至りました。大きめなので逆に再現はしやすかったです。複数の青系パーツを組み合わせて色分けを再現しているのがポイントです。



10. ガブリアス(担当:たくあん)
『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』世代の⼈間からすると未だにポケモンの代名詞みたいなところがあります。車の泥除けパーツで頭部をコンパクトに収められたのがポイントです。

11. キョジオーン(担当:たくあん)
ブロックと相性がいいポケモンその2。肩の部分は横2ポッチ分の変位で3段分作る必要があるため、ただ積み上げるのではなく2段目に横組みを入れるなど工夫しています。



12. サーフゴー(担当:たくあん)
色的に厳しいかなと思ったのですが、想定よりもゴールド系のパーツが充実していたので形になりました。たてがみ(?)の部分を金塊のパーツで大胆にまとめているのがポイントです。

13. オーガポン(かまどのめん)(担当:たくあん)
受話器のパーツで口元が決まったのがポイントです。ハート型のタイルや牙のプレートなど情報量が多いパーツを使い限られたスペースで雰囲気を出しています。



14. テツノカイナ(担当:たくあん)
パラドックス組も作ろうということで対戦でも活躍する一体をチョイス。手のひらの感じや胸元などかなり綺麗にまとまったので気に入っています。

15. ハバタクカミ(担当:たくあん)
色の策定がかなり難しかったです。小さめのポケモンなので必要な装飾を入れつつゴテゴテし過ぎないように注意してまとめました。



16. テラパゴス(担当:たくあん)
角度付けパーツを複数使用して甲羅の形状を再現しています。全体的に透明なパーツや珍しいサテンブルー系のパーツも取り入れてテラスタルエネルギーの輝きを表現しています。



17. ディンルー(担当:たくあん)
角に使った恐竜の爪みたいなパーツがすんごい高いらしいです…。茶色の微妙な色分けを表現するために旧茶(brown)と新茶(reddish brown)を両方使っています。

18. パオジアン(担当:たくあん)
全体的にしなやかな形状を再現することに注力しました。クリアブルーのパーツをメリハリ良く使えたかなと思います。



19. イーユイ(担当:たくあん)
目の勾玉部分を浮き輪のパーツで再現しています。最適な色のパーツ調達がなかなか難しかったのですが、それなりにまとまったのではないかと思います。

20. チオンジェン(担当:HEDO)
たくあん先輩のディンルーに触発されて災厄ポケモンの一体、チオンジェンを作りました。ウェッジプレートを重ねることで、チオンジェンの色のグラデーションと形の再現を両立しています。背中の部分は耐久性を考えてプレートの積層で作りましたが、おふだ感が少し少なくなっているのが改善点です。



21. ラムパルド(担当:HEDO)
好きなポケモンなので作りました。背中の青のラインを再現できたのは良かったですが、そのせいで首の固定が甘くなってしまいました。顔にブロックを45°傾けて使うことで、先が尖っている顔の形をうまく再現でき、後ろに向かって伸びるツノも固定できている点がお気に入りです。




以上の計26匹が、アカデミーを華やかに盛り上げるために作られました!
作品をご覧になってくださった皆さんが、それぞれを指差して名前を当ててくださっているところを見ると、部員総勢苦労して表現した甲斐があったなとなかなか感じ入るところがありました。

こちらもそこそこボリュームのある記事となりましたが、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

第97回五月祭・第75回駒場祭大型作品紹介 #1

2025-02-21 12:00:00 | 学園祭展示
ぬで さんに部長の座を譲り、晴れてヒラ部員となりました えcぃpせ です。

今回は、第97回五月祭と第75回駒場祭の2回に渡って展示した大型作品「オレンジアカデミー/グレープアカデミー」(『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』より)の紹介をさせていただきます。









こちらの作品は「株式会社ポケモン」さんからご依頼をいただき作成させていただいたもので、自分が弊部に加入してから扱った中で最多のパーツ数を誇る非常に大きくかつ細部までこだわり抜かれた作品です。
この記事では自分たちがこだわった点を余すところなくお伝えできればと思いますので、最後までお付き合いいただけますと幸いです。


1. 土台(担当:mizutaro, Kai Matsumoto, あらいぐま, 三鷹の民, わたあめ, えcぃpせ)
まず大前提として土台に限った話ではないのですが、今回の作品は運搬することを考慮に入れて設計されたので、実はいくつかの区画に分割することができます。
この土台に関しては、正面の階段、外周を取り巻く縁、縁に付属している小さな屋根のついている塔x8、正門、植え込みx(20+22)、木x18、街灯x(18+12)、ベンチx12、噴水x2、90度間隔で分けられた扇型の土台、モザイク画を表現する正方形の土台に分けられます。


内部構造は8ポッチ間隔で隙間の空いた「井」の形状を繰り返すことで、上からの荷重を均等に分散し土台が潰れないようになっています。
また土台は6幅のブロックと8幅のブロックが交互に積まれるような設計がされているのですが、これらは外から見えないものとして他のパーツと重ならない色にして発注されていたため、結果的に層ごとに色が分かれ、組み立てる際にもどこまで自分が組めているのかがかなり分かりやすくなっていました。



表面において端の方は1ポッチ単位で円に近似されており、最後に縁で囲むことによって外観を綺麗に整えています。
この縁は、90度間隔でaxleの軸を通すことによって内側から固定しています。



正面の階段を登った先には入り口の門があり、柱の正面には2ポッチスケールにデフォルメされたアカデミーの校章が掲げられています。
門を抜けてすぐの床には非常に複雑かつ精緻なモザイク画が設置されています。
この構造を実現するためモザイク画の区画は土台から独立させて設計しており、この区画だけを取り出すと正方形の底面を持つ直方体として成り立っています。
余談ですが、この区画だけを取り出すと美味しそうなケーキのようにも見え、組み立てしている際に部員同士で少し話題になりました。





表面の校舎を円形に囲むように舗装されている街路は丁寧に1x1 tileで埋め、等間隔に花壇や木、街灯を設置しています。
玄関へと繋がる街路の脇にもベンチや街灯が設置されています。
円形に配置されている街灯と直列に配置されている街灯の形は少し異なっており、それぞれ原作に忠実に再現しています。




少し失敗だった点として、アカデミーの外観を優先するあまり校舎の舗装されているところを完全にタイル張りにしてしまったため、生徒やポケモンたちを配置する際にポッチで固定できなくなってしまったことが挙げられます。
仕方のないことではありますが、タイル張りにはそういった罠があることに注意すべきだと感じられました。

また今回舗装するために使用した1x1 tileの総数はなんと約1万9千ピース!
アカデミーを構成する総パーツ数がおよそ9万ピースなので、大体2割をこのパーツが占めていて恐ろしい。
これらを全てランダムに配置していく作業は大変でした。
ちなみに、使用数第一位のパーツはもちろん先述の1x1 tileですが、第二位は1x2 tileで総数はおよそ4500ピースでした。
ジップの法則(wikipedia)が成立しているような、いないような。


2. 6方向に突き出た校舎(担当:V.14, mizutaro, えcぃpせ)
こちらの校舎ももちろん分割することが可能となっております。
校舎全体に関して、斜めに突き出ている校舎x4、正面に突き出ている側の校舎上に乗っているツリーハウスx1・天文台x1、左右に伸びているやや長い校舎x2、校舎同士を繋ぐ円柱状の尖塔x4、中央の校舎x1、中央校舎上の大きなモンスターボール型のオブジェx1に大きく分けることができます。
特に校舎同士を繋ぐ円柱状の尖塔については、上部の主にdark tanのパーツで構成されている円錐部分と下部の主にmedium nougatのパーツで構成されている円柱部分の二つへ更に分けることができます。
またモンスターボール型オブジェの上にある円錐は、先述の校舎同士を繋ぐ塔の先端部分と構造がほぼ一致しており、これもモンスターボールから取り外すことができます。

ここのセクションでは主に斜めに突き出ている校舎と左右に伸びている校舎について解説します。
中央の校舎についてはセクション5を、円柱状の尖塔についてはセクション7をそれぞれご覧ください。


まず斜めに突き出ている校舎について、外見からの印象ではパッと見、同じ構造のものをただ四つ配置しているだけのように思われるかもしれませんが、実際にはかなりの相違点があります。
例えば校舎側面に配置されている窓の数について、正面から見れば全ての面に窓が3行x3列の繰り返しで配置されているように見えますが、実は裏側から見ると窓が3行x2列の面があったりそもそも窓が存在しない面があったりと、一概に単純な繰り返しではないことがわかります。
また面同士を繋ぐ柱についても、花壇が二段に配置されているものや下部の一段にしか配置されていないものなど、それぞれの位置によって異なる配置がなされています。
こういったディテールを忠実に再現するにあたり、「株式会社ポケモン」さんには豊富なゲーム内資料を提供していただき、丁寧なご監修をいただきました。ここで略儀ながら改めて感謝申し上げます。





同様に左右に伸びている校舎についても、細部のディテールに注目しつつ設計されています。
斜めに突き出ている校舎との大きな違いは、中間に大きな出窓が設置されていることです。これも表と裏でディティールの違いがあり、細部まで注意しながら設計されています。
特に出窓が微妙な角度で傾斜しつつ突き出ている構造と、出窓に付随する窓枠の表現の両立には苦労しましたが、最終的には納得のいく形で再現することができました。



一方、今回の作品は鑑賞用というだけでなく、分割して運搬にも耐えうるような設計にする必要がありました。そのため、ただディテールにこだわるだけでなく、内部の構造もしっかりと設計することが求められました。
ただ頑丈なだけではなく、持ち運びしやすい軽量さも求められたため、内部の構造にはtechnic系のパーツを多用しております。
また内部構造も同じものをただ同様に組み込んでいるわけではありません。
例えば正面に突き出ている側の校舎上に載っているツリーハウスや天文台を支えるための柱が校舎まで貫通する構造になっており、これを受けるための内部構造を考える必要があります。
また先述した通り、校舎の側面に配置されている窓の数はそれぞれ異なっているわけですが、それに付随して壁の裏側の構造が異なっています。
これらの違いを内部構造で吸収しつつ持ち運びに耐えうる堅牢性を保つ必要があり、その調整には苦労しました。



以上のことから校舎の構造はその外見から受ける印象よりもかなり複雑で、設計にも組み立てにもかなりの労力を要しました。
特に組み立て時には、一部の間違いに気づかずそのまま組み立てを進めて後から強固な構造を分解する羽目になったりと、普段体験することのない経験をして非常に大変でした。
ですがその分、完成した時の達成感はかなりのもので、運搬する際にもしっかりと構造を保っていることを確認できた時は、本当に嬉しかったです。


3. ツリーハウス(担当:とふゆ, mizutaro, えcぃpせ)
こちらの構造については、木が先端についた小屋と小屋を乗せるための土台から校舎へと繋がる渡り廊下までにそれぞれ分離することができます。



校舎へとつながる渡り廊下に施されている意匠は天文台へとつながる渡り廊下のものと統一されており、主にアーチブロックとその下を沿うように配置された1x2 ラウンドプレートで構成されています。
また渡り廊下の先と各校舎の繋ぎ目となる円柱状の塔との繋がりも、違和感のないように注意して設計されております。



木が先端についた小屋は正六角柱となるように壁面が固定されており、内部には120度間隔で等方向にaxleの軸が伸びているようなパーツ(57585)を使用しています。
この構造物はかなり細い柱の上に成り立っているので、内部をできる限り軽量化することで多少の揺れには耐えることができるようになっています。
一方で小屋を乗せるための土台は、少々意匠をこだわりすぎたために重たくなってしまい、結局はやや不安定な構造になってしまったことが悔しいポイントです。
そのため、この部位は組み立てにおいてやや神経を使わされる場所となってしまいました。




4. 天文台(担当:たくあん, mizutaro)
こちらの構造についても、先述のツリーハウスのように天文台本体と渡り廊下にそれぞれ分離することができます。
また天文台の土台以下はやや特殊な形状をしており、校舎側から直接土台を支えるため円柱状の柱が6本生えているところが特徴です。



天文台は複雑な多面体構造をしていますが、当時そこそこ新しめのパーツだった直角三角形の4x2 wedge plate(65426, 65429)を多用することで、かなり上手に表現されているかと思います。
一方この表面を維持するために内部はやや限界な接続がなされており、持ち運びするとこれらの一部が剥がれてしまうのですが、これについては毎回設計者が頑張って直しています。


また土台の外周にはmetallic silverのtileがあしらわれており、全体的に引き締まったフォルムに仕上がっていると思います。




5. 中央の校舎(担当:三鷹の民, V.14)
外観からは全く分かりませんが、この校舎については内部にtechnicによる構造がしっかりと組み込まれており、軽量性と堅牢性を兼ね備えている持ち運びしやすさNo.1の構造を誇っています。
またセクション7にて後述する尖塔の芯となっている32L axleが、校舎内部のtechnic構造から生えているL字型のlift armを通るような構造となっているため、展示される際に尖塔が倒れてしまわないようになっています。
また上部にはかなりの重量のモンスターボール型オブジェが鎮座するため、これを支えられるような構造であることも求められます。
こういった点から、中央の校舎はただ自立するだけではなく、他の構造物を支えるという役割も担っているため、結構重要な構造物であることがわかります。







構造の堅牢性を維持しつつ、建物の正面にあたる部分であることからその見栄えも重視しました。
横組みで原作の意匠を汲み取りつつ表現した扉や、その上部に置かれた小さいながらもできる限り原作のイメージに近づけたアカデミーの校章、ガラス張りの表面に存在するスポークの表現などをご覧いただけると、弊部のこだわりが感じられると思います。




6. モンスターボール型のオブジェ(担当:V.14)
弊部お家芸(?)の積分球体を作成する技術がふんだんに活用されている構造物です。



原作では透明感のある色が用いられていますが、レゴで使用できるクリア系のパーツ種類が少なすぎることから、今回は泣く泣くdark purpleとwhiteの組み合わせに近似されました。
もしアカデミーをもう少し小さいサイズで設計していれば、87375を用いることで透明感を表現できた可能性もあったのですが、これはまた別のお話ということで。


内部にはtechnicによる枠組みが用いられており、かなり堅牢な構造となっています。
展示や持ち運び時には非常に有り難かったのですが、組み立て時にはこれが逆に仇となったこともありました。
組み立て最後にプレートの面を貼り合わせるところで、端の構造が欠けて一部球体内に閉じ込められてしまった時に、堅牢な構造を頑張って分解して欠けたパーツを摘出したのちに再度組み立てる必要があったため、そういった点で地味に手間取らされました。


最終的に完成した球体はそこそこ重たく、中央校舎の上に載せた際に校舎が潰れてしまわないかが心配でしたが、結果杞憂に終わりました。
また手に持ってみると意外にプレートの角が存在を主張して、手にグサグサと突き刺さり結構痛かったりしました。


7. 尖塔(各校舎の繋ぎ目)(担当:あらいぐま, V.14, えcぃpせ)
一見下はただの円柱、上はただの円錐ですが、構造はかなり複雑です。
実際断面を円に近づけるためcurve系のパーツをできる限り使用したいところではあったのですが、原作に存在する様々な形状の窓であったり柱であったりを表現するため、結果的に表面の大部分がtileやplate、そしてそれらを内部から支えるtechnicの合わせ技で成り立っています。





まず下部の円柱について、正面から見える円柱は茶色の窓枠が特徴的なユニットとやや太めの灰色の中間層、窓の代わりにレンガが表面に現れているユニット、細長い窓と細長い柱が交互に並んでいるユニットで構成されています。
また裏から見える円柱は正面から見える円柱の構成とほぼ同じですが、茶色の窓枠が特徴的なユニットの代わりにレンガが表面に現れているユニットが用いられています。
これらの円柱には芯として内部に32L axleが通っており、持ち運びや多少の揺れに耐えることができる構造となっています。
特に設計で苦労した点は細長い窓と細長い柱が交互に並んでいるユニットで、内部に57585や27940などを用いて8方向にポッチを出して原作と同じ並びとなるように窓や柱を細かく配置しています。
この構造を直径8ポッチ幅の円柱に収めるためブロックの構造が入り組んでおり、組み立てにおいても多少苦労しました。




次に上部の円錐のdark tan部分について、これは八角錐に近似されており、内部に75937を用いてそれぞれの壁面をclipで留めることによって構造が成り立っています。
円錐下部の膨らんでいる壁面に関してはそこそこ強度のある構造をしているのですが、上に窄まっていく壁面に関しては一ポッチ接続が多用されておりやや限界な構造をしています。
そのため持ち運びのたび、この壁面に関しては形が崩壊してしまい、都度パズルを組み上げる必要が生じている点が悔しいところです。
しかし原作を忠実に再現するためにはやや致し方なく、この点に関しては持ち運びしやすさよりも外見を優先した結果と言えます。
またdark tanの構造の更に上に載っているlight bluish grayの円錐についてはそこそこ剛性が高く、持ち運びしやすさと外見の良さを両立できていると考えられます。
こちらの円錐全体についても内部にaxleが通っており、これが全体の芯として機能し、かつ下部の円柱とうまく接合するようになっています。








以上がアカデミー全体の設計の説明となります。

設計に約3ヶ月と組み立てに一週間という、この規模の作品としてはかなりドタバタしたスケジュールとなってしまいましたが、
レゴで再現するにあたってのご監修部分のすり合わせや急な設計の変更への対応など、さまざまなご協議を「株式会社ポケモン」さんとさせていただきました。
何かと至らぬ点が多かったかと存じますが、ご丁寧に対応いただき誠にありがとうございました。
この場をお借りして改めて御礼を申し上げます。

またレゴで再現されたポケモンたちの解説については、数も多いです(し、語りたいポイントも沢山あると思います)ので、別の記事にてさせていただこうと思います。

大変長い記事となってしまいましたが、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

第75回駒場祭個人作品紹介

2024-12-27 18:00:00 | 学園祭展示
こんにちは。
2024年も残すところわずかとなりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
部長の ぬで です。

さて11月に開催された駒場祭では多くの方のご来場ありがとうございました。
おかげさまで今年はなんと東大レゴ部展示が駒場グランプリに選ばれました!!
沢山の投票ありがとうございました。

遅くなってしまいましたが、今回の記事では駒場祭で展示した個人作品を作者のコメントと共に紹介します。


・ハリーポッターのハビタット(みかん)

ハビタットという、世界観やシーンを小さな立方体中に表現するものに初挑戦しました。これまでにディズニー関連ではたくさん作られているようですが、ハリーポッターでは見たことがなかったので作ってみました。上から順に、ホグワーツ特急のコンパートメント、魔法薬学、薬草学の授業です。中心の人物だけでなく、お菓子やビン、生い茂る植物など、背景の小物にもこだわりました。今は3つしかありませんが、まだまだ作りたいシーンがたくさんあるので、これからどんどん増やしていきたいです。

・はたらく細胞(みかん)


はたらく細胞のキャラクターを、BrickHeadzという規格で作りました。こちらは以前展示していた作品ですが、12/13に実写映画が公開ということで(五月祭で「はたらく細胞を見たかった」というお声をいただいたのもあります!)再展示しました。今回後ろの看板を付けたほか、マクロファージ先生を大幅に作り変えました。ダークタンの扇形タイルが登場したので前髪をつけようと思ったのですが、前髪の上に帽子をかぶせると頭が大きすぎる…ということで、帽子を斜めにかぶらせることにしました。帽子と髪の毛が干渉しないように固定するのに苦労しましたが、可愛らしく作れたと満足しています!

・Welcome to Jurassic Park!!(Jana)

映画『ジュラシック・パーク』のゲート及びジープです。世代の方は門が開くと同時にテーマが脳内再生されることでしょう。マインドストームEV3でジープを検知して門が開く機構を仕込みましたが、当日電池切れを起こしてしまう、プログラムがループしないなど改善点が山積みでした。文字の部分やマインドストーム本体を仕込むための底上げ、運搬のための分割可能な設計など地味なこだわりポイントがたくさんあります。(当日トラブル対応してくださった部員の方及び下2つも含め写真を撮ってくれた友達に感謝)

・スピーダーバイク(Jana)

ビルダブルフィギュア(75111ダース・ベイダーと75113EP7版レイ)の頭及び8010テクニック版ダース・ベイダーのヘッドパーツを何とかして使いたかったのが作成の動機でした。この作品はLEGOなの?というリアクションをたくさんいただけて満足です。他にも写真では見にくいですが排熱孔がショベルカーのバケットだったり、スタンドが本体と混ざらないよう微妙に濃い白を使っていたりと(やや自己満足気味の)工夫が随所になされています。

・光化門/광화문(Jana)

部内で行われた150ピース企画としてソウルの光化門を作りました。韓国語選択ながら実物は一度も見たことがありません。大きな特徴である装飾もりもりな瓦の裏側は、本体の方に緑のクリップパーツを付けることでそれっぽく誤魔化しました。

・ノイシュバンシュタイン城(わたあめ)

150ピース企画のために作り始めましたが、最終的に約800ピースになったため個人作品として展示しました。初めて建物に挑戦し、横向きにプレートを積んで窓を表現する方法をマスターできたので満足です。

・サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(わたあめ)

150ピース企画としてイタリア フィレンツェのシンボルの教会を作りました。特徴的なドームをうまく表現することができました。濃いオレンジ、白、深緑の配色にもこだわりました。

・旧東京中央郵便局(HEDO)

「大型の建物を個人作品で作りたい!」という願望から、丸の内にあるJPタワー(KITTE)の前身である旧東京中央郵便局を作りました。吹き抜け部分の外壁の作成が間に合わなかったのですが、内部構造が見えるようになって好評でした。東京の人にはこの建物の知名度が高いことを実感。

・サイコロ(HEDO)

6面全てにポッチが出る四角柱の制作の練習の一環で作ってみました。構造は71395ハテナブロックを参考にしています。#79491の白が今秋ようやく出たので組み込みたい。

・近接戦闘型ロボ(えcぃpせ)


すなわち、名前は未だ無い。モノアイ表現に使用されているミニフィグのエフェクトパーツがこの作品の起点です。作っている間に楽しくなってきちゃって胸に刀なんか刺しています。その固定に鎖のパーツを使用しているのも厨二ポイント高めではないでしょうか。MGS3の影響でCQCの構えを取らせたくなってしまい、1時間で銃とナイフを急造するなどもしました。

・フォークリフト(えcぃpせ)


とある案件用に設計したものですが、思いの外気に入ったので自分用にパーツを買って再現したものです。設計時に先方から参考として頂いたフォークリフトのギミック付モデルには、本物と同様、後輪のステアリングが備わっており、その仕組みを興味深く感じたためレゴによる再現でもしっかりとそのギミックを組み込んでいます。

・自由の女神像(えcぃpせ)


150ピース企画として作りました。初めは"Spider-Man: No Way Home"の劇中で登場するキャップの盾が取り付けられ中のものを再現しようかと思ったのですが、medium nougatのパーツが何かと不自由で結局LBG一辺倒に。残念ながら中から銃の悪魔は出てきませんが、参考画像の一つとして「チェンソーマン」の数コマも拝見しました。

・マーライオン(ノア)

150ピース企画として、シンガポールのマーライオンを作りました。水を吐いている様子がうまく表現できたと思っています。また、尾ヒレのところはバーを通して安定するよう工夫しました。

・キツツキ(ノア)

アカゲラというキツツキを作りました。カーブスロープを使って全体が滑らかになるようにしました。首と尾羽の部分は、可動域を増やせるようにクリップを使ったり穴あきプレートを使ったりして工夫しました。実物よりだいぶ大きくなってしまいましたが、その分細かいところを表現できたので満足しています。

・シンカリオン E5はやぶさ(たくあん)

最後の学祭ということで総力を結集した引退作です。配色含め造形としてのこだわりをはじめ、原作同様新幹線からロボへの完全変形・走行とそのすべてを再現しました。
設計図面や変形動画も大変好評で準備の甲斐がありました。

・廃都市ジオラマ(たくあん)

まったく元ネタもない創作ネタだったのですが世界観が好評で良かったです。
シンカリオンやら案件設計やら、ガチガチの再現の息抜きとしてちまちまやっていたので自由にやるのも悪くないなとLEGOの楽しさの本質を思い出しました(適当)。

・セルポ星人(たくあん)

駒場祭委員会さん、恩赦を下さい
小学生が普通に知ってて心配になりました。
目元に使っている 38585 Arch 2 x 2 Corner のためだけにウェンズデーの高えセットを買いました。

・ジンオウガ(たくあん)

モンハン3rdが世代で思い出深いこともあり、かねてより作りたかったのですが色がなかなか揃わず。今回シンカリオン制作でターコイズのパーツを大量入手したので踏み切れました。余り物でもう一品ってやつです。
前夜の突貫工事でしたが、作品サイズに合わせて毛並みの解像度をあえて落とすなど、地味~~なこだわりもあります。

・スーパードライ(たくあん)

銀色のやつ。実はLEGOと飲酒は相性が良いと思っていて、連続量的な精密さが求められるプラモデルなどと異なり高々パーツ単位の組み合わせであることから多少雑になっても楽しめるという点があります(なんか色々言ってる)。個人的には一番搾りとの2強です。

・ライドビークル(たくあん)

パークにあるビークル各種です。mizutaro君が大きなヤマを作っていたので便乗して拡充しました。実は火山のやつは可動ギミックを仕込んでいたのですが運搬中にガバガバになって死にました。ままならない。

・E7系 かがやき

先の五月祭では1両目で力尽きたので、編成化して走らせました。8幅で重く燃費が悪いので走っている姿を見られた方はラッキーかも。

・sakanaction(たくあん)

中学生の時初めて借りた名盤のジャケットです。あんま通じないと思ってキャプションも置いてなかったんですが、一部の魚民同志にはバカウケで嬉しかったです。一郎は休んでくれ

・ミホノブルボン(V.14)

拙作三作目のウマ娘です。ライトヌガー(肌色)のパーツが揃ってきたのでフィギュア作りたいけど誰にしようかと思っていましたが、駒場祭直前に秋葉原の展示会に参加することになったのでガンダムから連想して選びました。髪型の造形をマスターしきれてませんが、まあなんとかなったかなと。ウマ娘に詳しくない方(多かった、そりゃそうか)からは「プリキュア?」とよく訊かれたのでいつかプリキュアも作ってみたい

・フライシップ(V.14)

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルドで有名なバグです。鉄製のトロッコの上に別のものを乗せる(この場合同じトロッコ)→その上に登る→磁石(マグネキャッチ)で下のトロッコをひっぱる→空中浮遊、といったもの。リンクのフィグが公式で出たのでティアーズ オブ ザ キングダムのホバーバイクを作ろうと思っていたのですが・フィグの値段が高い、・ティアキン版とは微妙に異なる、・絶対誰か思いついて既にやってる、と思ったので前作の飛行装置を作ることにしました。旧来のゲームではバグとして排除されていたであろうものを敢えて残し、次作ではより手近な選択肢としてプレイヤーに与えたという意味で近年のゲームの自由度の高さの象徴だと思っています。まだプレイはしてません。経験してないゲームの作品ばかり作るなこの人

・スペースクレーン(V.14)

LEGO Ideasの公募に出した作品。「パーツの使い方が上手い」とお褒めの言葉をよく戴きました。これの良さがわかるとは貴方も通ですね!?

・カメハメハ大王像(V.14)

「世界の名所」を作ろう、と言いだして建物でなくフィギュアを組み始めてしまう人。ハワイに住んでた時期があるのでイメージは強く持ってますが島が違うので頻繁に見てたわけではありません。ミニランドサイズでぴったり150ピース。

・テレビのジョン(ÉTANG)

「ワンワン! お呼びですかぁ〜?」でお馴染み、NHK「ピタゴラスイッチ」の名物キャラ。なにを考えているのかわからない、ぽけーっとした表情がチャームポイントです。急な思いつきから制作を開始しましたが、いざ完成してみると思いのほか可愛らしく(ふてぶてしく?)仕上がりました。最近ではルームメイトとして一緒に暮らしています。

・東急世田谷線 (autumn)

世田谷の町をのんびり走っている路線です。
設計・組み立てともにかなり短期間(組み立てに至っては前日の夜)で行いましたが、それなりのクオリティでできて満足です。

・スペース・マウンテン (mizutaro)


作ろうと思い始めたのはクローズが発表された2022年4月。途中行き詰まって放っていた期間があったとはいえ、完成まで2年以上かかってしまいました。本作の制作にあたって過去作の反省から再現度と強度の両立をテーマにしていたのですが、割と適当に扱って問題ないくらいの強度で、そんなとこ誰が気にするんだ、みたいな細部までの再現ができたのでとても満足しています。とはいえ、例えばペットボトル自動販売機なんかは気づいてくれた方が結構いたみたいで、やっぱそこ大事ですよね〜と、思いを共有できた気分です笑。ついでの組み立てタイムラプス動画も好評だったみたいでよかったです。

・特急北斗(ぬで)

北海道の札幌と函館を結ぶ特急列車です。
前面の塗装の再現にかなり苦戦しましたが、満足のいく出来です。

・特急みどり(ぬで)

九州の博多と佐世保を結ぶ特急列車です。
前と後ろで異なる形状なので作っていて退屈しませんでした。

・西武バス(ぬで)

トレイン卓にしれっとおいてあったバスです。
最近よく見かけるようになった新しいカラーリングです。
側面のスロープは一部固定されていませんが振り回したりするくらいでは取れません。

・トレイン卓

そろそろ定番化してきた、ぬでが線路や駅などを用意して各部員の作ったトレインを走らせる机です。
トレインを作ってくれる部員が着実に増えてきていて嬉しい限りです。


最後までご覧いただきありがとうございました。

第97回五月祭個人作品紹介

2024-07-13 12:00:00 | 学園祭展示
こんにちは、今年度の部長になりました ぬで です。

今年の五月祭も沢山の方にご来場いただきありがとうございました。
おかげさまで今年は駒場祭グランプリの展示部門1位にも輝きました。

すでに開催から2ヶ月近く経ってしまいましたが、個人作品の紹介をさせていただこうと思います。
ちなみに見出しの作品は今回の五月祭に向けて新しく部で作成したモネの『散歩、日傘をさす女性』です。

それでは部員の力作の数々を、制作者本人からのコメントとともにお楽しみください!


・寝台特急(たくあん)

国内でも数少なくなった寝台特急の一つ、285系サンライズ号です。
ぬで君を筆頭に部内で今トレインがアツい!ので便乗しました。

・北陸新幹線(たくあん)

敦賀延伸でこの春話題になったE7/W7系新幹線です。
今回は先頭車作って満足しちゃったので駒場祭までには走れるように改造したいところ。

・好きな惣菜発表ドラゴン(たくあん)

ンバヂさんの楽曲に登場する好きな惣菜を発表するドラゴンです。
なお惣菜以外を発表させられている時間の方が長かった気がする。
ネタを知らないお客さんには普通にかわいいドラゴンとしてウケていました。
目の固定方法など地味にテクニカルなことをしています。

・イガク(たくあん)

最近よく聞いている原口沙輔さんの楽曲に登場するキャラクターです。
自分の中で一部の人にしか通じないネタは(学祭では)あんまり作らないというプチルールがあるのですが、それを超えるハマり具合だったということで勘弁。ユ!

・スマートフォンとイヤホン・モバイルバッテリー(たくあん)

先日「沼にハマって聞いてみた」に作品提供して再現系モチベが高まったので増やしました。
イヤホンにミニフィグのヘルメットを使うなど見立てが活きていて気に入っていますが、
本物が直置きされていると思われて見向きもされないみたいな節もありました。

・フードコートのあれ(たくあん)

呼び出しのやつ。世代を問わず一回くらいは見たことがある題材ということで反響が大きかったように感じます。
一見シンプルに見えますが、タイル張りの面を合わせつつ向きを変えたり、snot系のテクニックが詰まっていたりする。

・スポーツ飲料(たくあん)

2021年に制作して以来、ちょっとずつアップデートを加えてきましたが3x3x6透明パネル(6059)がハマったことで一定の完成を見た感があります。ドッツでレタリングも楽になりましたね。
透明×円柱の組み立てもだいぶ煮詰まってきたので次作では新しい応用を盛り込みたいところ。

・変形する車(えcぃpせ)

2023年度駒場祭の150ピース企画で作成した変形する車に、追加で赤のカラーリングもご用意しました。赤は前照灯にtile round 1x2 half(1748)を利用したりホイールを黒にしてみたりと、地味なアップデートが施されています。

・Sans(えcぃpせ)


「UNDERTALE」より、みんな大好きSansです。三度の飯よりSans戦が好き。
顔を顰めた表情差分、全方向に叩きつけてくれる腕差分など、実は結構バリエーションがあるのですが、如何せんパーツ交換が面倒でなかなか全てをお見せすることができず……
お金が貯まったら、分離しやすいユニットを用意して簡単に着脱できるようにしたいですね。

・TATAMEL BIKE(V.14)

もうすぐ発売される電動原付。モトコンポのように小型で、保管しやすい形に畳めるという遊び心が売りの乗り物です。去年も展示してたのですが、あの時は設営を誰かに任せたので形状が間違っていた気がする。最近公開された動画を見たら内部のフレーム構造が想像とまるっきり違ってた。(汗

・スペースクレーン(V.14)

宇宙空間で作業する重機です。LEGO IDEASで宇宙の乗り物を募集していたので設計しました。モデルはトンボとかザリガニとか。

・イスラエル・パレスチナ紛争(V.14)

去年の10月から、五月祭の日までの期間でそれぞれの国で殺害された人の人数をブロックで示しました。最も小さい1x1プレートを用いるつもりが、準備が間に合わず2x4ブロックで表しました(同等の体積、個数にして1/24)。現在では100ピースほどさらに追加しなければなりません。子どもも多く含まれています。

・うさぎ(みかん)

「ハリー・ポッター」より、ルーナ・ラブグッドの守護霊であるうさぎを作りました。レゴ公式でハリーの守護霊を作れるセット(76414)があり、それに入っているパーツのみを使用したオリジナル作品です。使えるパーツが限られており苦労しましたが、うさぎのリアルさも意識しつつ、かわいい仕上がりにできたと思います。手足や耳の角度は動かして変えることができます。

・能登キリコ祭り(ÉTANG)

生まれ故郷・能登半島のシンボル的存在です。一口に「キリコ」といっても各地でさまざまですが、本作は志賀町富来のキリコをイメージしています。縦横比を丁寧に調整したほか、全体的に色調を落ち着かせることで、キリコ特有の幽玄な雰囲気を演出しました。キリコの風格は、能登人の粘り強さのあらわれです。負けとられん!

・雪だるまとクリスマスツリー(わたあめ)

昨年の駒場祭にも出した作品ですが、雪だるまの手を修正し、クリスマスプレゼントを追加しました。

・鏡餅(わたあめ)

みかんさんの作品から刺激を受け、また、家族から「お正月にレゴの鏡餅を飾りたい」とリクエストをもらったため、制作しました。土台(三方)や紅白の紙(四手)もうまくできました。

・めいちゃん(わたあめ)

東大LEGO部には、卒業生のさくらもちさんが制作した駒場祭公式キャラクター「こまっけろ」はありますが、五月祭公式キャラクター「めいちゃん」はなかったので挑戦しました。体の輪郭、顔や手など、難しいところが多く苦労しました。羊のふわふわ感は1x1ラウンドプレートを全面に貼ることで表現しました。片足をあげた姿勢で自立できるようにしたのもポイントです。

・ソルバルウ(とふゆ)

前に作ったナムコのドット絵作品からゼビウスの自機ソルバルウを展示しました。FC版のドット絵を再現しています。VS.スーパーゼビウスガンプの謎の移植記念です。

・グレートシング(とふゆ)

駒場祭に引き続きダライアスのボス、マッコウクジラモチーフのグレートシング(デカブツ)です。腹側や尾鰭に砲台を追加し、再現度が上がったつもりです。


・ヤマユリ(ノア)

ヤマユリを作りました。ヤマユリは、ユリの中で世界最大で、「ユリの王様」と呼ばれています。日本に固有の植物で、里山に自生しています。神奈川県の花にも指定されていて、鮮やかな色彩と強い芳香が魅力的です。花びら部分が重く、支えるのが大変でした。カラスアゲハがとまっています。

・n進数タイマー(HEDO)

今年の共通テスト数学ⅠA第4問に登場したn進数タイマーです。受験のノリを持ち込めるのは入学してすぐの今だけと思って作りました。当日、この謎タイマーにトラウマを持っているであろう人が苦笑いしていました。

・TIEファイター(Jana)

映画『STAR WARS』でおなじみのTIEファイターです。最新型のiPhoneで写真を撮ってくれた友人に感謝。

・井の頭線(ぬで)

駒場祭でも展示した井の頭線の1000系という車両です。五月祭の行われた本郷キャンパスではなく駒場キャンパスの前を走る電車で、東大生にはお馴染みでしょうか。

・西武線、副都心線(ぬで)

左から東京メトロ10000系(副都心線・有楽町線)、西武30000系(スマイルトレイン)、西武30000系(ドラえもんラッピング)です。いずれも過去作ですが割と気に入っています。一番右はautumn君のJR東海313系です。

・トレイン卓


部内でトレインを流行らせるべく、昨年の駒場祭よりも大きなレイアウトを用意しました。駅や橋なども用意し、トレイン作品が映えるものになったかと思います。車両を持ってきてくださった たくあんさん、autumn君、徹夜のジオラマ作成を手伝ってくれたH君に感謝申し上げます。


最後までご覧いただきありがとうございました!

第74回駒場祭個人作品紹介

2023-12-19 21:00:00 | 学園祭展示
こんにちは、部員のえcぃpせです。

第74回駒場祭が11/24~11/26に開催されました!
今年の駒場祭は直近の五月祭と同じく入場規制が無く、沢山の方にご来場いただき盛況のうちに幕を引くことができました。
ご来場くださった皆様、誠にありがとうございました!

今回の記事では、駒場祭で展示した個人作品を紹介したいと思います。
それぞれの作品に制作者からのコメントが寄せられているので、ぜひ写真と併せてお楽しみください!

それでは、早速紹介に移りましょう!



○雪だるま と クリスマスツリー(わたあめ)

球体をアレンジして作ってみました。顔と体で大きさを変えています。顔やマフラーをかわいく作れたと思います。腕が動くのがお気に入りです。雪だるまの大きさに合わせて、クリスマスツリーも作りました。


○ツインターボ(V.14)

ウマ娘に出てくるキャラです。再現しやすい特徴と難しい特徴、両方がそれなりにあったのでいい練習だと思って設計しました。組んでて初めて気付いたんですがヒンジプレートって去年からモデルチェンジしていたんですね。


○レゴマスターズ会場(V.14)

今年夏に放送された、レゴマスターズの会場の机周りを再現してみました。それなりに大きな机だったにもかかわらず、そのほとんどがパーツのトレイに占領され落ち着いた雰囲気の作業が難しかったです。(それはそれで一つの技量だと思うけど一体どうやって培うのか?)パーツが足りなくなるたびに20mくらい歩いて取りに行かないといけないのも大変でした。


○もっと高く!(V.14)

レゴマスターズ第7回のお題、「タイムタワー」です。短期決戦で純粋に工学的な課題は見ていて楽しいですね。(参加する方はたまったものではありませんが)海外のレゴマスターズのようにもっとカジュアルな感じでこういったチャレンジを増やしてほしいです。


○Red(V.14)

今年発売されたゲーム、Bomb Rush Cyberfunkの主人公。グラフィティでオールシティ目指スゼ!


○グレートシング(とふゆ)

WARNING! A HUGE BATTLESHIP GREAT THING IS APPROACHING FAST
タイトーの横スクロールシューティングゲーム、ダライアスよりラスボス、マッコウクジラ型大型戦艦グレートシングを作りました。各部が可動すること、高得点のためには破壊推奨のドリルミサイルを発射できるようにすることにこだわりました(2枚目のように口の部分に指を入れて発射します。)


○R-11B Peace Maker(とふゆ)

アイレムのシューティングゲームGALLOPの自機で武装警察用のR戦闘機。YouTubeでゲームプレイの配信を見ていたら見て目が好みだったので作りました。R-TYPE FINAL2で登場したデザインに準拠しています。この作品のためだけにPOLICEのプリントブロックを購入しました。


○シン・仮面ライダー(たくあん)

仮面ライダーにわかですが、コートを羽織っている姿に惹かれて制作しました。スカーフやマントなどの布部分まで純正パーツで仕上げています。


○渋谷事変(たくあん)

アニメも放映中の「呪術廻戦」より、渋谷駅界隈での激闘を高さ60㎝、4層の大型ジオラマで制作しました。各キャラクターの姿はもちろん、現実の渋谷駅を忠実に再現しているので未履修の方でも楽しんでいただけたら幸いです。


○ネコ型配膳ロボ(たくあん)

ファミレスでご飯を持ってきてくれるネコ型ロボットを作りました。表情の再現には#850425などに入っていたアルファベットのタイルを使っていたりします。
当日はtoioを搭載して動かしたりしていました。「〇〇にいるやつだよ!」の反応が、ガストやしゃぶ葉など様々で面白かったです。


○ドリップコーヒー(たくあん)

前々から作りたかった、スタバのカップを作りました。角度をつけた円柱の作り方で行き詰っていましたが、最近発売の#10329で公式解答が出たことで解決。公式は神。


○モンスターエナジー(たくあん)

2019年の駒場祭に出展したもののreworkです。4年の年月を経て、進化したパーツを使ってより再現度を高めています。


○ベイマックスのハッピーライド(たくあん)

ディズニーランドの好きなアトラクション。同輩のMizutaroくんもディズニーのアトラクションを作っているので、並べるといい感じだな〜と思い制作しました。


○でんせつの ポケモンたち(たくあん)

ルギアとギラティナをミニフィグスケールで制作しました。HDSS・DPt世代ゆえのチョイスです。バナナを用いた頭部の表現は我ながら上手くいった感があります。


○SALMON RUN NW(たくあん)

先の五月祭やSNSで反響の大きかった、スプラトゥーンのサーモンランシリーズをさらに拡充してきました。イクラコンテナやイカたち、タツが新入りの他、五月祭で回すのが面倒だった()ハシラを電動化してみました。


○ガチヤグラ(たくあん)

サモラン以外のスプラネタも制作しました。プレイしている方には楽しんでいただけたかな〜と思います。


○フルーツバスケット(みかん)

秋から冬が旬の果物を集めました。前回の五月祭で展示していた果物に、洋なし、レモン、柿を追加して、色とりどりになるようにしました。特にぶどうのリアルさと、洋なしのフォルムにこだわりました。


○明治村「京都市電」(みかん)

愛知県にある博物館明治村内を走行している、京都市電をモデルに作りました。明治村にある車両は、明治43年から44年にかけて製造されたものだそうです。(電車に詳しい方には突っ込まれてしまうかもしれませんが、)足回りや屋根に付いている窓など、細部までこだわって制作しました。また、車内のミニフィグを並べ直せるよう、屋根を簡単に取り外すことができるようにしました。


○京王電鉄1000系(ぬで)

教養学部生はおなじみの井の頭線を走る車両です。こちらに乗って来場される方が多いのではないでしょうか。


○西武鉄道30000系(ぬで)

こちらは西武池袋線や西武新宿線などを走る通称スマイルトレインです。実車通りにっこり顔に見えるでしょうか?


○カワセミ(ノア)

五月祭で作成したカワセミを止まり木に乗せ、小魚を咥えさせました。カワセミは河川や湖沼に生息していて、フナといった川魚などを餌にしているのでそれをイメージして作りました。


○水星の魔女(Village)

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のキャラクターをブリックヘッズで作ってみました。
一目でどのキャラクターかわかるように工夫しました。


○マリオ40周年!!(Village)

スーパーマリオシリーズのドット絵です。
21226『みんなでつくるアートプロジェクト』のセットに含まれるパーツのみを利用しています。


○ウェブシューター(from: The Amazing Spider-Man 2)(えcぃpせ)

ようやくDotsのブレスレットを入手できたので、かねてより腹案として練っていたウェブシューターをレゴで作成しました。今回はThe Amazing Spider-Man 2で主人公が装着しているウェブシューターを参考にしています。


○ドリームズ ウサウサ・バンチュー組み替え(V.14、mizutaro)

71453 イジーとウサウサ・バンチューのセットを使って、別のモデルに組み替えました。(V.14、1つ目)
71453「イジーとウサウサ・バンチュー」の組み替えです。メインで水上ボートをイメージした乗り物を作成しました。湾曲した円柱のパーツをみた時に、救命ボートの縁の膨らんだ部分が連想されたため、水上で使用する乗り物を作りたいと思い題材を決めました。余ったパーツでスター・ウォーズ世界にありそうなスピーダーバイク、さらに余ったパーツでもう一つ乗り物のような謎の何かを制作しました。どんどんパーツの制限が厳しくなり特に3つめなんかはかなりしょぼいですが、初めて組み替えに取り組んだのでその楽しさを味わうことができたと思います。(mizutaro、2つ目)


150ピース企画
150ピース程度でテーマに沿った作品を組むという企画です。
今回のテーマは、後日別のブログページで紹介予定の大型作品に合わせて「車」としました。
駒場祭中では大型作品の中に展示されていたため、一部見づらいものもあったかもしれませんが、部員の手の込んだ作品ですのでぜひこちらも詳しく見てみてください!

○ダイハツ ムーヴキャンバス と フォルクスワーゲン ザ・ビートル(わたあめ)

初めて設計から作った作品です。将来乗ってみたいかわいいデザインの車を選びました。ムーヴキャンバスはツートンカラーの切り替えに苦戦しました。ザ・ビートルは丸みを帯びたフォルムに苦戦しました。


○タンク車(V.14)

遊んでいるゲームでよく(メープルシロップの運搬に)運転しているトラックを作りました。毎朝山を下って家からふもとに届けるのですが、たまにスピードを出しすぎたりよそ見をしたりして転落させています。フェンダーの見た目が地味なわりにつくりが凝っています。


○赤いオープンカー(とふゆ)

150ピース企画で作成したテスタロッサっぽい赤いオープンカー。セガのレースゲーム、アウトランに登場する車を参考に作ってみました(大型作品の一角もこれに合わせてアウトランのコースのオマージュをやってみました)。


○ルノートゥインゴ(とふゆ)

150ピース企画のお題が6幅車ということで作成。赤い車を作った後に何かもう一つ作りたかったので作ったもの。デフォルメしすぎてあまり似ていない気も...


○スバルWRX(ノア)

150ピース企画で作った車です。スポーツカーのような車が作りたかったのでこれを選びました。スバル車に多いボンネットのエアインテークなどを意識して作りました。


○トランスフォームするスポーツカー(えcぃpせ)

今回の150ピース企画のテーマを車に決定したのは私ですが、これは私の人型に変形する車を作成したいという欲を前面に押し出した結果です。車状態↔︎人状態について差し替えなしの完全変形をしますが、手に付属しているパーツを付け替えることで、武器種を変更することが可能です。画像のものは青色ベースですが、黄色バージョンも用意しました。



以上、個人作品紹介でした。
最後までご覧くださりありがとうございました!

第96回五月祭個人作品紹介

2023-07-21 13:00:00 | 学園祭展示
こんにちは、部員のえcぃpせです。

第96回五月祭が5/13,5/14に開催されました。
新型コロナウイルスによる来場者制限が解除されたお陰か、沢山の方にご来場いただき、企画責任者として非常に嬉しかったです。
ご来場くださった皆様ありがとうございました!

今回の記事では、五月祭で展示した個人作品を紹介したいと思います。
それぞれの作品に制作者のコメントが寄せられているので、写真と合わせてお楽しみください!
ちなみに見出しの作品は今回の五月祭に向けて新しく部全体で作成した大谷翔平さんです!

それでは、早速紹介に移りましょう!



○Namco game characters(とふゆ)

ナムコのゲームのキャラクター(ゼビウスの自機ソルバルウ、ディグダグの主人公、マッピーの敵ニャームコ、パックマン、アイテムのスペシャルフラッグ)をドット絵で作りました。Villageさんのポケモンのドット絵作品がいいアイデアと思ったので影響を受けて(パクって)作ってみました。この頃のゲームのドット絵はシンプルではあるけど可愛らしくて好きです。ゼビウスはいいぞ。灰色がなかったのが残念なところです。今度はマッピー作りたい。


○メガラプトルとプロトケラトプス(とふゆ)

メガラプトル(青い方)とプロトケラトプス(タンの方)の二体の恐竜の作品。メガラプトルは新作です。メガラプトルとその仲間マイプは今年の恐竜博で展示されていたので話題性に乗っかって作ってみました(本当はマイプとして出すつもりだったのですが、全体のプロポーションが似ていないので恐竜復元警察を恐れてメガラプトルとして出しました)。プロトケラとプスは、去年の特別展で展示されていたため去年の恐竜関係の特別展から今年の恐竜博というつながりで展示しました(そのことに気づいていたのは友人くらいでしたが笑)。


○ロビオ/ROBIO(V.14)

2018年に設計した白物家電をイメージしたロボットキャラです。Bricklink Designer Programに応募するためにCCBS(character and creature building system)のパーツを排して設計し直しました。


○踏切+DMV(V.14)


遮断機が連動する踏切です。裏側にはプレート・タイルを用いたレバーがあり、これらが連動することで遮断機を同時に動かすことができます。通常のレールの厚みに抑えつつ、半ポッチずらしも行うなど多くの工夫が詰まっています。
DMVはおまけで設計しました。自分の太い指でも内蔵された車輪を展開できるよう工夫しています。


○TATAMEL BIKE(V.14)

モトコンポの面影のある電動スクーター、それがTATAMEL BIKEです。作ってみたら面白そうということで学祭の一週間前に作りました。1/6スケールです。


○おにぎり(みかん)

1年生のときから展示し続けている作品です。おにぎりの丸いフォルムにこだわりました。また、表面にあえてポッチを見せることで、お米の粒々感を表現しています。竹の皮は普通のブロックに丸いパーツを組み合わせることで、自由に曲げられるようになっています。


○ぶどう(みかん)

今回の新作です。見た目のリアルさにこだわり、実物大で作りました。構造も実際のぶどうに似せて作っています。なるべく隙間ができないように、たくさん実をつけました。みかんとりんごはおまけです。
これは細かい話ですが、最近レゴ社から発売されているボタニカルシリーズをやや意識しています。


○スワローズ・ネスト(みかん)

クリミア半島にある、実在のお城を作りました。崖の上に立っているお城なので、岩のごつごつしたような土台もつけています。後部の丸い塔や、その周りの隙間を埋めるのに苦労しました。また、入口のドアは既成のドアパーツを使わず、細かいパーツを組み合わせ、こだわって作りました。


○エアリアル改修型(たくあん)

初出。アニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」より。まじめにロボ作るの10年ぶりとかで、関節とかウェッジパーツの充実具合にだいぶ甘えた感じがあります。


○ダリルバルデ改修型(たくあん)

初出。同じく「機動戦士ガンダム 水星の魔女」より。もともとエアリアルだけ展示の予定でしたが、五月祭の前週に放映された回での活躍がアツすぎて急遽制作しました。設計をしない異常者ならではの仕事の速さ。手持ちパーツのみの割には良くまとまったし、なんならエアリアルの経験を生かして腰関節とかしっかり作りこめた感じがあります。


○オオモノシャケ(たくあん)

初出。ゲーム「Splatoon3」のサーモンランというモードに登場する敵キャラ群をそろえました。動きものも交えたこともあってお子さんにめちゃくちゃウケていたので満足。後日Twitterで伸びたので駒場祭で充実させるかも。


○宿儺の指(たくあん)

対面展示は初出。漫画「呪術廻戦」に登場するアイテム。小さいながらわかる人にはウケてた感。指の曲線を出すために、2x2プレートを半分浮かせて接合しています。


○パレット(たくあん)

19年の駒場祭ぶりに。個人的には代表作。
絵の具に見立てたミニフィグのかつらや筆先のバナナなど、パーツの見立てを凝縮しているのでLEGOに詳しい方ほど楽しんでいただけていたかなと思います。


○スポーツ飲料(たくあん)

対面展示は初出。透明×円柱のペットボトルというブロックの対局にある題材にチャレンジしました。多角柱をベースにロゴなどもプレートで再現しています。


○はんだごて(たくあん)

対面展示は初出。難しい組み方とかもなくパーツの見た目100の作品。基盤のプレート裏を活かした組み方は海外勢とかがよくやっているイメージ。


○オーボエ(たくあん)

19年の駒場祭ぶりに。オーボエ自体部品数が多く、ブロックとの相性はいいですね。ベースは8角柱のジョイントをそのまま使っています。


○カワセミ(ノア)

近所の公園でたまに見かけていたカワセミを作りました。カワセミの羽は光のあたり具合で色が変わる構造色と呼ばれるもので、頭や翼についている斑点や、背中の色づかいにこだわりました。ほぼ実寸大で作っていて、全体のフォルムやくちばしの形の調整が難しかったです。


○即席ムジョルニア(えcぃpせ)

企画責任者だったこともあり個人作品を作っている余裕がなく、あれよあれよという間に五月祭当日を迎えたのですが、今回の大型を作成するにあたって必要だった大量のLight Bluish Grayのブリックを前にしてふと制作意欲が湧いてしまい、一日目の少し手が空いた時間で作ってしまいました……
本当にたまたまその場にあった大型の余りパーツだけで作成したのでパーツ選びも設計もかなーーり適当で、正直あまりお目にかけられるものでもないのですが、強度を出す組み方によって来場者の皆さんにも触って一緒に写真を撮っていただける作品を目指しました。
MARVELキャラのソーが用いる武器であるムジョルニアを作成したつもりでしたが、配色的に、取手の紐を外してミニフィグのアクセサリのハンマーとして出した方が良かったかもしれないと心の隅で感じています。



以上、個人作品紹介でした。

最後までご覧いただきありがとうございました!!

第73回駒場祭大型作品紹介

2023-01-22 23:36:48 | 学園祭展示
こんにちは、部員のしなもんです。

今回は駒場祭で展示した大型作品、遊園地(レゴパーク)の紹介です。記事の投稿が遅れてしまい申し訳ございません。


以下、大型作品を作った部員たちのコメントです。

 1.観覧車(しなもん)

 ジェットコースターのレールを通すために真ん中をあけました。ゴンドラはもともと窓のないような物を作ろうとしたのですが、実際の観覧車に合わせるため窓をつけることにしました。乗り場の螺旋階段なども工夫ポイントです。また、観覧車のパーツを選ぶにあたって、重要な部分の色が黄色のパーツしかなかったので全体を黄色で統一しました。

2.電気系(V.14)
 全体の動作の監修と、ローラーコースターを除いた動力の実装をしました。動力には(Yahboom製?の)レゴ互換サーボモーターを、制御にはarduino互換のM5Core2とServo2を用いました。レゴ純正のモーターを使用しなかったのは価格、電源供給、ケーブル接続の面において不利だったためです。本来は純粋なDCモーターの方が安いのですが、制御基板を探すとなるとサーボの方が楽でした。また連続回転できない仕様であったものを内部のポテンショメーターを外すことによって可能にしています。

3.落ちるやつ(フリーフォール)(とふゆ)

動力と落ちる機構はV.14さんに協力いただきました。ありがとうございます。V.14さんによれば落ちる機構については実際のセットにあったとの事で、設計時にアドバイスされた通り既存セットを参考にすればよかったと深く反省しました。
座席と乗り場を作りました。実際のものを参考に赤と黒の配色や座席に安全バーを付けることにこだわりました。乗り場は時間がなかったのでシンプルになりました...(_ _;)

4.メリーゴーランド(Village)

 円形はAxle(十字型の棒のようなパーツ)で正十六角形の骨組みを作り、それに肉付けして形成しました。レゴブロックはやはり角ばったパーツが多いため苦労しましたが、中央の柱や尖った屋根も含め、できる限り隙間のない、綺麗な見た目になるように心がけました。
 また馬は肌やたてがみ、鞍の色がすべて微妙に異なっており、全く同じ見た目のものは無いようにしています。

5.コーヒーカップ(あらいぐま)

最初は観覧車に使っていたのと同じ大きい歯車なども使い全部歯車で回そうとしていたのですが、摩擦が大きくうまく回るか怪しいということで、小さなタイヤを内部に入れ、全体を回す回転(公転)をそれぞれのカップの回転(自転〉に使うような機構になりました。

6. ジェットコースター(さくらもち)

正直疲れました。仕掛けた機械的動作は問題なく動いたのですが、とにかくコースターが気分屋で微調整に微調整を重ねることになりました。他のアトラクションやジェットコースター自体の振動によって生じるコンマ数ミリのずれがコースターの動きに影響していたのです。制作を終えた後つくづく感じたのは、2Lのちゃんとしたレールを出して欲しいのと、4Lの流通量を増やすこと、さらに16L直線レールの斜め支柱を無くして欲しいことです。これらがちゃんと整えば、コースターの減速原因と考えられるお手製の2L、4L、6Lを作らずに済むことができたと思います。
与えられた面積の小ささと、融通の利かないレールたち、それと気分屋のコースターに悩まされながらの設計・組立でしたが、やりたいことの4つのうち3つは成し遂げることができました。その3つとは「ループの中に他のコースを突っ込ませる」「観覧車の軸をぶち抜く」「乗り場で一旦停止&バーを開閉したのち再発進」です。これら3つは初期の設計でうまくいっていたのに、他のよくわからないところでつまずいたのが残念でした。ちなみに成し遂げられなかった1つは「加速器で加速し、270度上昇(つまり登り切ったら真下を向く)」です。単なる急降下ではつまらないだろうという発想から設計に着手しましたが、どうしても安定した結果が残せなかったため、組立時には無難に「加速+小上昇+急降下」にしました。
レールの都合上、ともすると単調なコースになりがちなレゴのジェットコースターですが、3つの見所を用意できたのはとてもよかったと思います。ただ、一番苦労したのがそうした見所箇所ではなく一見するとただの「つなぎ」にしか見えない部分にあったということは、少なくともこれを読んでいる人に伝わっていると嬉しいです。

7.空飛ぶゾウさん(Kai Matsumoto)

 サーカスの団員を乗せた気球の周りをゾウさんが飛ぶデザインです。気球部分の下に大きなタイヤをつけており、気球、タイヤ両方にゾウさんが接しています。気球の回転軸とタイヤの中心がずれているため、二つの接点を結んだ直線が傾きます。この仕組みによってゾウさんが上下します。
 ゾウさんとサーカス団員のディテールが個人的に気に入っています。

8.建物(みかん)

 エントランス付近の建物3棟を作りました。水色の建物がレストラン、その隣の茶色の建物がお菓子中心のお土産屋、エントランスをはさんだもう1棟が洋服やおもちゃ中心のお土産屋のイメージです。窓の周辺や壁、屋上など、それぞれ違ったデザインになるように意識しました。特に茶色のお菓子屋さんは、建物自体がチョコやウエハースっぽくて気に入っています。また遊園地に面している側も、壁に丸みをつけたりショーウィンドウに商品を並べたりと、いろいろ工夫しました。が、、、遊園地のにぎやかさに埋もれてしまったなーというのが正直な感想です。制作者本人ですら動くアトラクションの方ばかり見て、建物には全然目が行きませんでした。でも雰囲気を出すには必要な要素だったと思っていますし、個人的に満足のいく作品となりました。

9.お化け屋敷(Takuma)

一目でお化け屋敷だと分かるように装飾に力を入れました。塀や壁を欠けさせ、暗い雰囲気になる色を選び、墓石や蜘蛛の巣といった定番アイテムをちりばめることでなんとかそれっぽくなりました。こだわりポイントは塔の部分に垣間見える螺旋階段です。深紅の階段にすることで不気味さを演出しています。また、欠けていても強度を保てるように壁面のブロックの組み方は工夫しました。見た目のわりに結構丈夫にできています。

10. バイキング(まりも)

遊園地にありがちなバイキングを作りました。最近は宇宙船とかになっているものも見かけますが、一番メジャーな海賊船をイメージしました。モーターと上のおもりによって周期的に左右に揺れます。揺らすために船を軽くする必要があり、かつ海賊船らしく見えるようにするのは少し苦労しました。軽くしなくて済むならもう少し装飾したかったなと思いますが、強度的には今回ので満足です。

統括として(しなもん)
 今回は3年ぶりの対面での駒場祭だったので、せっかくならすごいものを作ってやろう、ということで大型作品のテーマを決めました。遊園地のアトラクションという普段作り慣れていないようなものの設計でしたが、部員の皆さんが夏休みを犠牲にして考えてくれました。さらに、動く大型作品としても久しぶりの作品なので上手くいくか心配でしたが、そのような制作に精通している部員さんたち(特にV.14さん!)の協力のもと、何とか作り終えることができました。制作に協力していただいた方にはとても感謝しています。また、毎年このような作品を作るモチベーションは何といっても作品を見に来ていただいた皆様ですので、大迫力の遊園地を見ていただきとてもうれしく思っています。ありがとうございました!五月祭でも新しい大型作品を制作するのでぜひ来てくださいね!

第73回駒場祭個人作品紹介

2022-11-26 08:00:00 | 学園祭展示
こんにちは、部員のMk3 です。

先日の駒場祭にご来場くださった方はありがとうございました。
やはり直接皆さまに作品を見ていただくことは部員にとっても大変刺激になりました。

YouTubeには作品紹介動画も上がっておりますので是非ご覧ください。

今回の記事では部員と一言説明と共に、駒場祭で展示されていた作品を紹介していきたいと思います。

では、早速紹介して参りましょう!

レゴレレ(Kai Matsumoto)

レゴで大好きなウクレレを作りました。白系のトップに黒系のサイドバック、さらにターコイズ系のアクセントを加えた自分好みのデザインを再現でき満足です。ボディの曲線、ヘッド部分の角度付け、全体の寸法の調整が大変でした。実は内部の力木やピックアップ部分も再現しています。本物の弦を張っています。

エヴァンゲリオン 7号機(V.14)

 昔自分が描いていたオリジナルのエヴァンゲリオンを形にしました。当時はまだエヴァ:破までしか観ていなかったため空いていた番号の七番をとりました。形状の異なる二対の眼、二本のツノとブーメラン(戦闘用なので正確にはカイリー)(ウルトラセブンからの連想かな?)が特徴です。目にはNeoPixel Miniを入れたので、好きな色に光らせることができます。

ポケモン(Village)

 駒場祭初日(11/18)に最新作が発売するということで、ポケットモンスターシリーズのドット絵を作りました。様々な色を使うことで全体的に可愛らしい、目をひくデザインとなっています。使用したパーツは全て『21226 みんなでつくるアートプロジェクト』というセットに含まれているもので、限られたパーツだけでイメージ通りの絵を作り上げるのに苦労しました。

モンゴルの恐竜たち (とふゆ)

アメリカの古生物学者ロイ・チャップマン・アンドリュースの中央アジア探検から100周年ということで、ゴビ砂漠の恐竜を作りました。市販の恐竜フィギュアのように可動することを意識して作りました。プロトケラトプスはフリルの形状、ヴェロキラプトルは最近流行りの羽毛の表現や横から見た時の見た目にこだわりました。

ちいかわのうさぎ(Mk3)

 レゴを用いて球体を作る方法を応用して作成しました。マズル(口のωの部分)が口の赤い部分に対して相対的に出っ張りすぎないように内部で微調整しています。

色見本(このやろー)

 レゴのこれまでのセットに入っていた色をできる限り集めました。白い背景の方は現役のセットに入っている色ですが、灰色の方は昔のセットにしか入っていないので、レアなパーツが多いです。

緑の街角(このやろー)

 建物の高さや角度に差をつけることを意識して作りました。特定の街を再現しているわけではありませんが、ヨーロッパ風の建物をイメージしました。

山間の茶屋(このやろー)

 台湾の九份にある有名な建物をモデルにして作りました。建物を全体的に嵩上げして、周辺に階段を作ることで、山間の雰囲気を出しています。窓の模様はフェンスのパーツを使って再現しています。ダイナミックな木の造形にもこだわりました。

湖上の休憩所(このやろー)

 六角形の建物に挑戦したかったので作りました。水面にはスイレン、建物の脇にはノウゼンカズラが咲いています。

清水寺 (ぺんぎん)

京都にある清水寺です. 梁の部分の構造を工夫しました.

SPY FAMILY (ぺんぎん)

現在土曜日の夜に放送している SPY FAMILYのアニメのキャラクターであるアーニャとロイドさんとヨルさんを作りました. アーニャのコーンの形をしている髪飾りやロイドさんの髪型などをレゴで再現することにこだわりました. 机の上に置いているのですが, 見ていて癒されるので良いです.

作品群 -顔-


・顔 -1-
・顔 -2-
・口を開けた女性の胸像
・髪を束ねた女性の胸像

下3つは美術館に飾ってあるような彫刻を意識してつくりました。また、上3つは顔の黄金比を意識してつくりました。

作品群 -望遠鏡-




1)ハッブル宇宙望遠鏡 (HST : Hubble Space Telescope )
2)ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST : James Webb Space Telescope)
3)巨大マゼラン望遠鏡 (GMT :GiantMagellanTelescope )
4)大双眼望遠鏡(LBT : Large Binocular Telescope )

実在する望遠鏡をモデルに作品をつくりました。GMTがお気に入りです。

零式艦上戦闘機[TECH] (さくらもち)

補助翼、昇降舵、方向舵、プロペラ、主脚、尾輪が動きます。1年前に制作したものではありますが、前回の五月祭以降に空転機能を追加しました。ギアの出し入れの際、出し切った時や収まりきった際に空転するようにし、ドンピシャで動力を切り離す必要がなくなりました。また、プロペラにも同様の機能を搭載し、小さなお子様が誤ってブレードに触れてしまっても大丈夫なようにしました。さらに、この機能を追加したことでプロペラの回転を徐々に早くすることにも成功しました。

氷川丸(さくらもち)

特に変更点はありません。正直レゴ社にはこれくらいの規模の船モデルを出してほしいなと思います。

雪風(さくらもち)

新作です。氷川丸よりもちょっと大きくし、より細かい表現を目指しました。パーツ数は約1,500。軍艦を選んだのは前作の氷川丸が商用船だったことと、せっかく細かい表現ができるスケールなので、装備がたくさんある船にしたいと思ったからです。一方、数ある軍艦の中でも雪風を選んだのはレゴ的な理由ではなく、個人的な話で恐縮ですが、今回の駒場祭が私にとって最後の学園祭になるので、卒業後、社会の荒波にも沈まずに戦い抜くことを祈願し、それに見合う縁起の良い船を作ろうと思ったからです。


スワローズ・ネスト(みかん)

クリミア半島に実在するお城をモデルに作りました。ドアや窓、尖塔、装飾など、細部までこだわっています。後部の丸い塔について、LEGOで丸みを帯びたパーツは限られており、それらをうまく使って塔を表現するのが難しかったです。五月祭では建物の部分だけ展示していましたが、今回岩の土台をつけたことでよりそれらしくなったかと思います。

玉かんざし(みかん)

150ピース企画で何を作るか考えていたときに、手元にあったパーツで作ってみました。1つあたりたったの11ピースでできています。シンプルですが見た目がきれいで気に入っています。展示していて、多くの方に「これ本当にレゴなの?」と聞かれました。あとたまに「チュッパチャップス」と言われました…

おにぎり(みかん)

1年生の夏休みに作って以来、毎回展示している作品です。おにぎりの丸いフォルムやお米の粒々感、竹の皮の先が丸まっているところなどをこだわって作りました。たくさんの方にかわいいと言っていただけたので嬉しいです。

戦艦ハルバード(しなもん)

初めての個人作品です。昔からレゴで作ってみたいなと思っていたので今回作れてよかったです。砲台に見えるパーツを探すのが大変でした。まだ改善したいところがあるので今後さらにアップデートする予定です。

アイアンヴェノム(えcぃpせ)

 実際に販売されている76206アイアンマンと76230ヴェノムのセットのパーツを利用した組み替え作品となります。本家セットのヴェノムがアメコミらしい筋肉質な腕を表現しきれていると感じられなかったため、とにかく腕や足を盛ることを考えました。また顔の造形も、本家のように顔パーツをただ貼るだけに留まるのではなくアイアンマンに対するヴェノムの侵食具合をうまく表現するために試行錯誤しました。

150ピース企画
150ピース以内でテーマに沿った作品を組むという企画です。
今回のテーマは「日本文化」でした。

花札-芒に月-(Nira)
花札をモチーフにした作品です。花札は通常2次元のイラストで表現されていますが、今回はレゴ特有の3次元構造を活かした立体的な花札を表現してみました。いろんな角度から楽しめる花札となっています。

けん玉(みかん)
日本の伝統的なおもちゃとしてけん玉を作りました。ぴったり150ピース使用しています。本物のけん玉と見比べながら、手になじむサイズで作りました。赤玉は実際に棒から引き抜くことができます。

神社(しなもん)
日本と言えばこれ。というものを作りました。もう少し面白いものを作っても良かったかなと思います。

急須(ノア)
150ピースで、お茶を淹れるための急須を作りました。蓋の中には緑茶が入っています。取手で傾かないようにするためのバランス調整に苦労しました。

人力車(さくらもち)
150ピース企画の作品です。薄い・細い箇所が多く、1つを除いて全てのパーツが外に晒されています。強度的に難はあるものの、見た目はそれなりによくできた方かなと思います。

力士(せきしょー)
 1人で150ピースです。関節が動くので色々なポーズをとることができます。

床の間(このやろー)
 150ピースの制限の中で、できるだけ床の間らしい要素を入れることを心がけました。パーツ数削減のために、パーツを組む向きなどを工夫しています。

獅子舞(Mk3)
 少ないピース数で獅子舞の顔の凹凸を表現するために組む向きなどを工夫して作成しました。首の強度が結構弱いです。

トイレ(えcぃpせ)
 日本文化をお題とする150ピース企画で、どうせ作るならばオリジナリティを出したいと考え抜いた末に爆誕してしまった異質作品です。日本のガラパゴス化したトイレを再現すべく、ウォシュレットはもちろんその内部構造まで現実のものを参考にこだわりました。

石庭 (とふゆ)
日本庭園を作りたいと思ったのですが、木を作るのが面倒という理由で枯山水になりました。砂紋の表現に苦労しました。

最後までご覧いただきありがとうございました。
近日大型作品の記事も投稿する予定なのでお楽しみに!

第73回駒場祭予告

2022-11-11 22:16:04 | 学園祭展示
こんにちは、今年度部長を務めている、Mk3です。

機会がなかったため、部長が代替わりしたことはこれが初告知となります。どうぞよろしくお願いします。
気温も寒くなり、駒場キャンパスでは道に銀杏がたくさん落ちている。そんな季節となりました。
この時期に開催されるものといえば、そう、駒場祭です。
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さて、来週に迫ってきた駒場祭ですが、今回はハイブリッド開催となっております。今年は会場での展示とYouTubeで展示作品の紹介動画の公開を行います。
展示場所および日時については

場所
コミュニケーションプラザ北館2階多目的教室4

企画公開時間
11月18日(金)・19日(土) :9:00~18:00
11月20日(日) :9:00~17:00

となっております。また大学に入構なさる際には事前の予約が必要となることをお気を付けください。

展示では部員が持ち寄った個人作品やピース数を約150ピースと制限を設けた150ピース作品の展示を行います。
今回の150ピース作品は「日本文化」です。あなたなら何を作りますか?
部員それぞれの発想をお楽しみください。

さらに、何といっても一番の目玉である大型作品の展示も行います。
今回は何を作成したのでしょうか?なんと、今回の作品は動くようです!
ヒントは遊〇〇です。
正解は実際に目で見てお確かめください。
小さなお子様から大人の方まで見ているだけで楽しめる作品となっているので是非ご覧ください!

また作品紹介動画は部のYou Tubeチャンネルにて公開しますので、当日会場に来られない方もお楽しみにお待ちください。

当日皆様とお会いできるのを楽しみにしています。

以上駒場祭予告でした。