政府、社会の問題、提言など

社会、経済、政治などの問題点について投稿して行きます。 又、テレビ報道しない重要な出来事や、注目すべき出来事も対象です。

福島第一原発・3号機で、また爆発(二回目)!、更には2号機もなのか!

2011年03月15日 04時44分14秒 | 社会
東電は何をしているのか!、放射能被害は大丈夫なのか!。


記事参照

3号機爆発、原子炉の安全は維持~保安院

< 2011年3月14日 13:08 >

 福島第一原子力発電所3号機の爆発を受けて経産省の原子力安全・保安院は14日、会見を行い、現在計測できるデータを見る限り、「原子炉の安全は保たれている」と発表した。

 原子力安全・保安院は、半径20キロ圏内にいる住民らに対し、屋内に退避するとともに、安全のため窓を閉めて外の空気に触れないように注意を呼びかけた。

 「東京電力」によると、爆発が起きた際、風は西北西から東南東に向かって吹いており、これは陸側から海側に吹いていることになる。

 3号機は、12日に爆発を起こした1号機よりも大型の原子力発電所。東京電力の資料によると、3号機の原子炉の熱出力は1号機の1.7倍だという。

注目ワード
原子力発電所 経産省 保安院 原子炉 陸側
※「注目ワード」はシステムによって自動的に抽出されたものです。

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3号機半径20キロ圏内の病院に475人

http://www.news24.jp/articles/2011/03/14/06178258.html



社説
2011年3月15日(火)付

原発また爆発―大量被曝を回避せよ

 放射性物質が原子炉の外へ大量に出るのをどう防ぐか。大事故となった福島第一原子力発電所で、懸命の対応が続けられているが、緊迫の度合いは高まっている。

 核燃料のある炉心は、内側から圧力容器、格納容器、原子炉建屋の三つの大きな「壁」に守られている。この原発では1号機に続き、3号機でも水素爆発が起きて、建屋が崩壊した。発表によると、どちらも格納容器は破壊されていないとされる。

 だが、危機的な状況は続く。

 最大の課題は、大量の核燃料が残る炉心が爆発したり、溶けて外部に流れ出たりする最悪の事態を防ぐことだ。

 そうした事態に陥らないように、炉心を冷やすなど、炉心を収める圧力容器、それを覆う格納容器の防護にあたってきた。

 心配なのは、炉心の冷却が思い通りに進んでいないことだ。

 地震直後に原子炉は停止したが、余熱で炉心の核燃料が溶融、破損しているおそれが高まっている。全容ははっきりしないが、1、3号機とも炉心の半分前後が冷却水からむき出しになった時間帯があると考えられる。

 海水を注入してきたが、圧力容器内の水位計は、期待通りには水位の上昇を示していない。

 東京電力は14日夜、少なくとも一時的に2号機の核燃料全体が水から露出したと発表した。

 いずれの原子炉も、悪くすると余熱で核燃料が溶融し、圧力容器、格納容器から大量に放射性物質が外に出る最悪の事態になりかねない。

 1、3号機とも格納容器は保たれているが、爆発の影響が気がかりだ。2号機では水素爆発は起きていないが、炉心溶融の危険が強く懸念される。

 1979年に米国で起きたスリーマイル島原発事故は、炉心が溶けて放射性物質が外部に出たが、「壁」が大きく破れることはなかった。86年のチェルノブイリ原発事故のような大量の被曝(ひばく)者が出ることもなかった。

 福島第一原発の1、3号機ではすでに建屋が壊れている。健康障害がない程度とされるが、被曝した地震被災者も続出している。これ以上の被害をどう食い止めるか。

 現場では、2度にわたる水素爆発で負傷者が出ている。困難で危険な作業だ。何とか圧力容器と格納容器を守って、スリーマイル島原発事故よりも重大な事態にならないよう、炉心を落ち着かせたい。それが大量の被曝をもたらさない道である。

 福島原発は、地震と原発の安全性に根本的な疑問を投げかけた。地震列島における原発利用のあり方を問い直さなければならない。その課題を視野に入れつつ、今は、目前の危機に立ち向かうことが緊急の課題である。

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• 福島第一原発1号機、格納容器の圧力下げる準備開始(3/12)



計画停電―我慢と共助のときだ

 太平洋沿いの被災地で救出活動が続く。数十、数百と遺体が見つかり、つらい現実を突きつけられる。厳しい避難所生活も始まっている。長丁場の助け合いへの決意を、国民全体で共有することが欠かせない。

 被災は列島の広範囲に及んでいる。週明けの関東圏は、早朝から混乱に見舞われた。震災で電力不足に陥った東京電力が地域ごとの「計画停電」を発表し、JRをはじめ鉄道各社があわてて運休や間引き運転を決めた。

 朝起きてみたら通勤の足がなくなっていた、という人たちも少なくなかった。限られた運行路線では各駅がごったがえした。

 それでも多くの駅では人々が辛抱強く列をなし、黙って満員電車に揺られた。がれきの中で十分な暖もなく、一生懸命に家族をさがす被災地の人たちを思えばこそ、「この程度のことで」と自制する気持ちが整然とした行動につながったようだ。

 電力が足りなくなることは、大震災の当初から明らかだった。計画停電や節電による生活への影響を甘受してでも協力したいと考える人は少なくないはずだ。だからといって、やぶから棒なやり方ではいけない。

 地域と時間を前もって知らせ、家庭や企業に準備を促すことが必要だ。そのほうが混乱を防げるだけでなく、節電の効果も上がるだろう。

 停電でとりわけ心配なのは、人工呼吸器など医療機器を必要とする人たちだ。入院患者に限らず、在宅療養している人たちにとっても、停電が長引けば命にかかわりかねない。

 混乱を生んだ理由について、東電側は「停電を避けようと最後まで調整したため」と説明した。だが、計画停電をあらかじめ知らせておいた地域で結果的に停電がなかったとしても、それで怒る人は多くないはずだ。事前の周知を優先したい。

 東電管内では当面、恒常的な電力不足が続くことに変わりはない。企業も役所も家庭も、みんなで節電に取り組むべきであることは論をまたない。

 都心部の銀座では夜になっても商業施設の照明やネオンが目立った。まだまだ節電の余地はある。政府は、企業や学校などに思い切った休業や節電を呼びかけ、どこまで成果が上がるかをまず試してみてはどうか。

 ピーク時の消費電力を下げるためには、さまざまな手法を駆使しなくてはならない。

 未曽有の災害のただ中で、私たちには不便さや我慢を引き受ける覚悟がある。だからこそ政府に求めたいのは、国民の生命と財産を守り抜き、かけがえのない生活を混乱から救い出すことである。

 明確な指針を早く決め、国民の共助の力を大きく引き出してほしい。

• 東電の停電情報提供、枝野氏「必ずしも適切でない」(3/14)


http://www.asahi.com/paper/editorial20110315.html



更には2号機もなのか!、、、3連発と言う事か!。

国民を危険に曝して、どうなっているのか!。

原発の爆発実験でも行っているのか?、、、周辺住民の「動物実験」でも行っているのか?、、、。



2011年03月15日

2号機、核燃料が全露出  福島第1原発、炉心の一部溶融か

 東京電力によると、福島第1原発2号機で14日夜、原子炉の水位が急速に低下し、午後6時半ごろから約2時間半にわたり燃料が水面から完全に露出、核分裂反応は収まっているものの空だき状態になった。周辺の放射線量のレベルが上がっており、東電は燃料が溶ける「炉心溶融」が一部で起きたとみている。

 海水を注入し、午後10時には、約4メートルある燃料の半分以上が水に漬かる状態に回復したが、その後再び水位が低下。燃料が全露出した。原子炉圧力容器で蒸気の逃し弁が何らかの理由で閉じてしまい、内部の圧力が高まり、海水を注入できなくなった。東電は閉じた弁を開け、再び水を入れる作業を始めるとしている。

 最初の全露出は、作業員が見回りに出ている間に海水を注入するポンプの燃料が切れ、水位回復作業の遅れにつながっており、経済産業省原子力安全・保安院は「一時的に注入が止まったのはまずかった」としている。

 東電は原子炉格納容器の圧力を下げるため、蒸気を外部へ放出した。

 東電によると、14日午後9時37分、福島第1原発正門前で毎時3130マイクロシーベルトの放射線量を検出した。これまでの最大値の約2倍。

 東電は14日午後、2号機は原子炉に残った熱を冷やす機能が喪失したとして、原子力災害対策特別措置法に基づき国に「緊急事態」を通報。正午には水位が燃料から約3・4メートル上にあったが、炉内に水を注ぐ装置が故障したとみられ、水位が急速に低下した。

 午後4時34分に、2号機の原子炉への海水の注入作業を始めたが、注入が確認できたのは午後8時ごろ。水位低下は続き、一時燃料すべてが露出した。その後の水位回復は一時的だった。

 水を注ぐ装置は、同日午前11時ごろ、隣にある同原発3号機で起きた水素爆発の衝撃で故障した可能性がある。

 1、3号機では、冷却機能を失った後に燃料の一部が溶け、発生した水素が爆発し、原子炉建屋の上部が損壊した。保安院は14日夜、1、3号機への海水注入は続けているが、水位計に変化がみられないと明らかにした。

 また、「緊急事態宣言」が出ていた福島第2原発1、2号機は安定的な「冷温停止」状態となり、緊急事態を脱したと発表した。

http://www.iwate-np.co.jp/newspack/cgi-bin/newspack_c.cgi?c_main+CO2011031401000636_1



同義記事

UPDATE:福島第1の2号機、圧力は再び低下-安全弁開く
2011年 3月 14日  21:21 JST
http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011031401000636.html

東日本大震災:福島第1原発2号機、燃料棒が再び完全露出
毎日新聞 2011年3月15日 0時21分(最終更新 3月15日 0時56分)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110315k0000m040135000c.html

【原発爆発】2号機、2度の燃料棒完全露出 最大の放射線も計測
2011.3.15 00:28 (1/2ページ)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110315/dst11031500280001-n1.htm

2号機、核燃料が全露出 福島第1原発、炉心の一部溶融か
2011/03/15 01:09   【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011031401000636.html

福島第1、燃料棒露出の2号機が圧力再低下 安全弁開く 
東電事務所「海水入っている可能性」
2011/3/15 2:28
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819490E3E6E2E5858DE3E6E2E1E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2

福島第一2号機、燃料棒すべて露出…冷却水消失
(2011年3月15日02時38分  読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110315-OYT1T00035.htm





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福島第1原発問題「いつになったら治まるのか?」~「燃料釜、ヒビ割ているのではないのか?!」。
2011年03月14日 02時48分59秒 | Weblog
http://blog.goo.ne.jp/torl_001/e/2a0f9adb7cb719684bb153a361df6058

福島第一原発・1号機で大爆発!~燃料棒が溶けているようだ!。
2011年03月12日 21時03分43秒 | 社会
http://blog.goo.ne.jp/torl_001/e/baba0e820dbe72648e601611652c18f8

東北地方から関東一帯、巨大地震発生!~地震と津波により多数の死者が発生!。
2011年03月11日 23時31分49秒 | 社会
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torl_001 (汚染と除染、被曝について~テレビで述べる原子力専門家、「論的根拠」を示せ。)
2011-03-15 04:47:17

専門家が「放射性物質が体内に入る」のが「被曝」、皮膚に付着するのが「汚染」と述べているが、皮膚についた放射性物質により皮膚癌が発生する事も十分に考えられる。

放射性物質が付着した直後から、細胞の遺伝子が傷付く可能性があると言う事だ。

原子力専門家や、枝野官房長官が繰り返し述べている「汚染ならば、それほど危険は無い」、「除染すれば安全」と言う考え方は「原子力推進派の歪んだ考え方、誤った考え方、答え」であり、決して正確な答えではない。


本当に安全であるのならば、その「論的根拠」と「視覚的証拠(写真)」を国民に示すべきだ。

これが出来なければ、「口先だけの嘘・空論」と言う事になる。


テレビで登場する原子力の専門家は「日本政府が原子力推進」と言う事で「原子力=放射能が危険」と言う事、イメージを国民が持たないように「注意・指導を受けている」可能性が高い。

報道で言う「政府検閲、○特記事」と同じであり、簡単に言えば「世論誘導」と言う事だ。


現在の政府の情報、メディアに登場する専門家の情報を100%鵜呑みにする事は危険である。

自己責任ではあるが、「情報を捉え、自らが考え、分析し、自らが答えを出す」と言う事が非常に重要だ。


今回の福島第一原子力発電所の爆発事件を考えた場合、「どちらかと言えば、政府には原発側、東電をかばう動き」があるように見える。

それは何故なのか?、、、。

原子力ビジネスの利権、、、日本、米国、その他の各国も原子力・原発推進を唱えているが、「最悪、コントロールが不可能な原子力発電」、推進するのは「やめるべき」であろう。

現在のテクノロジーを組み合わせれば「原子力発電がなくとも、十分に発電出来るシステムが構築出来る」のである。


自動車の世界でも同じような事が言える。

本来は電気自動車にすべきであるが、「メーカーのやる気の無さ」が感じられる、、、。

何故なのか、、、。

結局の所、「雇用の流動と失業者が増大」する可能性があるからであろう、、、。

仕事の内容がガラリと変化すると言う事だ。

しかし、その事は必ず来る事であり、変えるのならば「早い方が良い」。

ライバルも変化して来ている。


話を元に戻せば、原発推進も同じように考えられる。

原料のウラン燃料の工面から考えれば「世界は繋がっている」。

簡単にやめる事は出来ないと言う事だ。

「天下り官僚」の肥だめ、その筋の「独立行政法人」等も「自らの為」と言う事もあり原発推進を「強力に推進」している。

「IAEA」なども「原子力推進」を強力にしている機関だ。

この為に、日本は原発推進の「リーダー的存在」になっているのである。

しかし、これは、多くの個々の国民が支持している訳ではない。

安定供給出来る「クリーン・エネルギー」であれば、多くの日本人は「問題は無い、Yes」と言えるであろう。

一例を述べると「四国くらいの面積」に「太陽光発電素子」と「蓄電池」をセットすれば「原発はいらなくなる」のである。

発電素子・ユニットは「太陽電池」ではなくとも良い。

日本は海洋国家であり、波力発電、水流発電、も可能であり、風力発電ユニットもまだまだ改良の余地がある。


現在の原子力発電を考えた場合、「クリーンな発電」、「Co2を排出しない発電」となっているが、これは完全に都合良く運営する為のキャッチである。

考え方を歪めれば「クリーンな発電」なのかもしれない、、、。

しかし「危険が何時でも隣にある発電方式」と言える。


原子力推進・維持の裏側には、結局は原子力機関・関連グループで「働く人の保持」が「最も重要な目的」になっていると言う事が言える。

この部分、考え方を破壊しないと、「真に安全な発電」、「自由で開放的な発想による発電」は実現しにくいと言う事が言える。


米国エネルギー省などは原発を推進しているが、個人的には米国政府にまとめてもらいたいと考えている。

EUなども賛同する国家は多いのではなかろうか。


原子力の思考・思想は一度スクラップにするべきである。

「科学的な考え方に基づく新たな理念・概念」は固定すべきではなく、自由に解放させて行くべきだ。

「ギシギシとした、しがらみ」は良くない。



原発を何個も爆破させている民主党・菅政権~言い訳は聞きたくないよ!。

本来ならば、しっかりと指導する立場だが、、、全くなっていない、、、。

枝野官房長官の会見では「燃料棒を水を満たした」などと述べた直後、「燃料棒はむき出しになっている」等の会見があったり、「本当は、どうなっているのか?!」と言う事だ、、、。


シッカリしてもらいたい!。

国民、地元の人等「混乱してしまうよ!」。


日本経済のデストロイヤーと言ったところか?、、、。

東電・原発問題が噴出しているにもかかわらず、総理大臣である菅首相は表にほとんど出てきていない。

枝野官房長官が説明している状態だ。

原発を何故、爆発させているのか?、、、。

ハードな爆発を避け、ソフトな爆発を行っているのか?、、、。

しかし放射能は漏れ拡散しているのである。

それだけ、周辺住民の健康は確実に害されている。

東電と政権与党の責任は免れない!。

GDPに大きなマイナスを発生させようとしている。

東電の経営陣は責任を取り、幹部の総取り替えを行うべきだ。


また政権与党である菅内閣は、一区切りしたら早急に解散し、総選挙を行うべきだ。

現時点においても未だに野党のような状態で「スピード感が無い」。

原発が複数回に渡り爆発したのも、「適切な指示、判断がなされていない」、「スピード感が無い」などが関係しているように見える。

津波による死者数も最終的には10万人くらいになるのではなかろうか?、、、。

菅首相は、日本を「不幸にする首相」であり、早急に辞めてもらいたい。

領土問題、ガス田問題、何一つ解決出来ないではないか!、、、。

あげくの果ては、「あってはならない原発の爆発!」、「放射能汚染!」、、、。

菅首相は早く辞めるべきだ、、、問題があれば、奥に引っ込み、場合によっては「問題やテーマをすり替えたり」、場合によっては、問題を他人に擦り付けたり、、、「首相、リーダーとして全く相応しくない」、、、。


今日の時点で政党・政権支持率は最低になっている事であろう、、、。

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torl_001 (危険!、原発周辺に「白い綿」が降ってきたようだ!~触ると被曝!)
2011-03-15 05:18:13


記事参照

爆発 空から白い綿、触ると被曝の恐れ

原発建屋の断熱材か

 東京電力福島第一原子力発電所(福島県大熊町、双葉町)の1号機原子炉建屋が12日爆発し、避難途中の住民らが被曝(ひばく)したとされる問題で、同原発敷地から3キロ・メートル圏内にある双葉厚生病院にいた男性医師が読売新聞の取材に応じ、当時の様子を語った。

 12日午後3時半頃、男性医師は、患者を避難場所へ移送するため、病院玄関前で看護師3人とストレッチャーを押していた。突然、大きな爆発音がし、まもなく白い綿のようなものが大量に降ってきたという。

 関係者の話では、壊れた建屋の素材の一部と思われる。一緒にいた看護師の中には、手に取って眺める人もいた。

 計20人の患者をすべて二本松市内の施設に搬送した後、改めて振り返ると、不思議な気持ちとともに不安を感じたという。

 搬送後に放射線量を計測すると、基準値を上回っていた。その後、あわてて着替えをし、シャワーを浴びたところ、翌日の再計測では正常値の範囲内だった。

爆発のあった当日は、他の医師や看護師も放射能を計測。男性医師と同様に基準値を超える人もいたが、そのほとんどは、シャワーを浴びることができなかった人たちだったという。



 元京都大原子炉実験所講師の小林圭二さん(原子核工学)は「白い綿は、建屋の素材として使われた断熱材の可能性が高い。

ただ、爆発によって放射性物質が付着して飛散した可能性もある。

触ると被曝する恐れもあるので、注意が必要」と話している。

(2011年3月14日 読売新聞)

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2011/3/15 0:55
http://www.nikkei.com/news/headline/related-article/g=96958A9C93819696E3E6E2999D8DE3E6E2E1E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2

最大の放射線量、福島第一原発周辺
(15日02:01)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4673870.html


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