政府、社会の問題、提言など

社会、経済、政治などの問題点について投稿して行きます。 又、テレビ報道しない重要な出来事や、注目すべき出来事も対象です。

政府と東電、一部の洗脳学者は正直なれ!~原発元技術者ら告発「パニックにしない配慮、多すぎ!」(1)

2011年03月26日 11時58分07秒 | 社会
北海道新聞 「会社はコスト優先」 原発の元技術者ら ネットで自己批判 より
「原発の危険を語るのは、技術屋の最低限の節操」と日本外国特派員協会で訴える後藤さん=15日、東京都内



枝野官房長官の話も、原子力保安員の話も、東電の話も「パニックにしない」と言う前提で話していると言う事が言える、、、。

ついでに、テレビによく出てくる、「その筋の、一部の専門家(洗脳者)」も「原子力発電は安全、放射能汚染も問題ない」と言う話を「毎日、説教のように話している」、、、。

ここまで、国民を洗脳していると、一種の新興宗教、「原子力は神様、原子力発電・放射能は安全」と言う「カルト宗教家」に「似てくるのではなかろうか?」、、、。



記事参照

暮らし・話題

「会社はコスト優先」 原発の元技術者ら ネットで自己批判

(03/23 06:55)

 東京電力福島原発を造った大手重電の元技術者たちが事故発生以来、インターネット放送などで自己批判と原発政策の告発を続けている。

 「もっと声を大にして言い続けるべきだった」。

東芝で放射能を閉じこめる原子炉格納容器の耐性研究グループ長だった後藤政志さん(61)は話す。

1979年の米国スリーマイル原発事故などで、格納容器内が異常に高圧になるとわかり、放射能物質ごと大気に放出する弁を付ける事になった。

 「フランスは、内圧が上がりにくく、放射能物質が漏れにくい巨大なフィルター付き格納容器を造った。

われわれも必要、と議論したが、会社は不採用。コストだなと思った」と後藤さんは言う。

 「高台に建てたり、防水構造にしたりしていれば。想像力が足りなかった」。

60年代、国内に技術がなく、津波を想定しない米国の設計図をコピーして第1原発を設計した元東芝社員小倉志郎さん(69)は悔やむ。

 4号機の設計にかかわった元日立グループ社員で科学ライターの田中三彦さんは今回「政府や公共放送が危機を正しく国民に伝えていない」と感じている。

「格納容器内が8気圧になった時、普通は4気圧などと流していた。普通は約1気圧で、4気圧とは事故に備えた設計値だ。8気圧なら異常事態なのに、パニックにしないという配慮が多すぎる」

 3人はこれまでも匿名、あるいは著作、集会などで原発の危険性を訴えてきた。だが国や企業から返ってきたのは「冷笑だった」(後藤さん)。

 東京のNPO環境エネルギー政策研究所顧問竹村英明さん(59)は「日本には許認可権を持つ経産省、学者、電力会社などで作る原発ムラがある」という。

竹村さんによると、ムラは強力で、疑問や批判を口にする技術者を村八分にする。3人がそうだったという。

放送は、動画中継サイト「ユーストリーム」や「ユーチューブ」などで見られる。


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http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/280370.html



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「決断遅すぎ」枝野氏呼びかけに自治体怒り (1/2ページ)

2011.3.26 05:05

枝野幸男官房長官(46)は25日の記者会見で、福島第1原発から半径20~30キロ圏内にいる「屋内退避」の住民に対し、「自主避難」を促す方針を表明した。

理由として商業・物流が停滞して社会生活の維持が困難になりつつあることなどを挙げた。

しかし、圏内の自治体からは「これまで屋内待避の無責任な指示しか出さず、決断が遅い」などと政府の無責任ぶりを糾弾する声が相次いだ。

【続きを読む】

http://www.sanspo.com/shakai/news/110326/sha1103260506013-n1.htm



「決断遅すぎ」枝野氏呼びかけに自治体怒り (2/2ページ)

2011.3.26 05:05

 「屋内退避」の指示から一転、「自主避難」へと定まらない政府の対応。

枝野官房長官は会見で、自主避難を促す方針となった理由を「商業・物流等に停滞が生じている」「現に自力で退避している方が相当数出ている」と説明したが、対象地域の住民からは「無責任だ」「町がつぶれる」と怒りの声が上がった。

 人口約7万人の南相馬市。市は30キロ圏内に「2万~3万人が残っている」とみるが、実態ははっきりしない。

電話が通じにくく、市職員らは放射性物質の付着を恐れて、雨がっぱを着込み、タオルを顔に巻いて戸別訪問し避難を呼び掛けた。

 市内ではこれまでも避難を希望する住民が相次ぎ、市は25日朝、群馬県草津町に向けて“最後”の避難バスを送り出したばかり。

担当者は二転三転した国の対応に「屋根に上がってハシゴを外され、今度は下りてこいとは…。言いっ放しで無責任。避難せよと言うが、車やガソリンの手配を国はやってくれない」と怒りが収まらない。

 飯館村の対象地域に残る40~60人の多くは、牛などを飼っている人だ。

村の職員は「健康被害の心配があるから避難してほしいが、避難すると家畜を殺すことになる。国の補償がはっきりしないと『すべてを投げうって逃げて』とは言えない」と苦しそうに語った。

 楢葉町は電気や水道が止まる中、病人など約20人がとどまる。

自衛隊の協力も得ながら説得を重ねてきたが、固辞しているという。町職員は「政府はここに来て、実態を見てほしい。きちんと収束を図ってもらわないと、地震、津波、原発事故のトリプル被害で町がつぶれる」と訴えた。

 「これまで屋内退避という無責任な指示しか出さず、決断が遅い」というのは川内村の井出寿一総務課長(57)。屋内退避指示が出てから物資が届かなくなり、やむなく独自の判断で村ごと郡山市に逃れた。

家畜農家や寝たきりの高齢者ら約70人が半径20~30キロ圏内に残っており「これでようやく脱出してほしいと説得できる」と話した。

 こうした声が25日夜になって、やっと届いたのか、総務省消防庁は半径20~30キロ圏内からの自主避難が困難住民の搬送支援を、10都県の緊急消防援助隊が26日から行うと発表した。

搬送に当たる隊員は300人規模になる見通しだ。

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http://www.sanspo.com/shakai/news/110326/sha1103260506013-n2.htm



(2)に続く(コメント欄)、、、。







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11 コメント

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torl_001 (政府と東電、一部の洗脳学者は正直なれ!~原発元技術者ら告発「パニックにしない配慮、多すぎ!」(2))
2011-03-26 12:07:18


、、、(1)の続き。



「遅すぎ」住民激怒、屋内退避圏に“避難勧告”

東日本大震災

 枝野幸男官房長官は25日の記者会見で、福島第1原発から半径20~30キロ圏内で屋内退避する住民に対し、自主避難を促す方針を表明した。

物資不足などで生活維持が困難となっている状況を考慮した判断だと説明。事実上の「避難勧告」と言え、散々振り回されてきた圏内の自治体からは「判断が遅い」「言いっ放しは無責任」などと批判の声が相次いでいる。



 福島県川内村の井出寿一総務課長(57)は「これまで屋内退避という無責任な指示しか出さず、決断が遅い」と政府の対応を批判。川内村は半径20キロ圏内の富岡町の住民約6000人を受け入れたが、屋内退避指示後「物資が届かなくなり、避難住民の世話もできずにじっとしているしかなかった」。



 菅直人首相が屋内退避指示を出した15日以降、圏内の自治体では住民が続々と自主避難。福島県は、圏内の住民約14万人のうち3万数千人が県外に移ると見込んでいたが、大幅に上回ったとみられる。商店は閉まり、歩く人の姿は消え、役場の機能まで移転し、ゴーストタウン化。放射性物質拡散の風評で生活支援もなく、孤立化していた。



 南相馬市は24日に圏外避難についての住民説明会を開いたばかり。担当者は「不安があっても残りたいという人が大半だった。国はどのような手だてを取るのかも示さず、言いっ放しであまりにも無責任な発言だ」と憤った。ガソリン不足で避難できない住民も多く、同担当者は「“逃げろ”と指示するなら、そのための燃料を持ってきてもらいたい」と訴えた。

[ 2011年3月26日 06:00 ]

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http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/03/26/kiji/K20110326000501210.html




【社会】 住民に判断“丸投げ” 屋内退避、一転自主避難

2011年3月26日 朝刊

 屋内退避から一転、自主避難へ-。政府が福島第一原発の半径二十~三十キロ圏内の住民に自主避難を促したのを受け、福島県内の自治体は二十五日、急きょ戸別訪問や防災無線で避難を呼びかけた。

屋内退避の患者のために区域内にとどまる医療関係者は、住民に判断を丸投げする政府に対し「責任逃れだ」と憤る。物資不足に悩む付近の住民からは「この先が不安」などの声が交錯した。

 「ふるさとを離れられない患者さんがいる以上、私も離れるわけにいかない」。福島第一原発から約二十五キロにある南相馬市の原町中央産婦人科医院。院長の高橋亨平さん(72)は二十五日も二人の妊娠を確認するなど、高血圧や糖尿病の患者ら五十~六十人の診察を続けた。

 自主避難を促す政府の対応には「国も原発の今後に自信がないのだろうが、責任逃れ的な予防線を張っているようにしか見えない」と語気を強める。

 高橋さんは、職員の避難を促そうと、いったんは同県猪苗代町に避難したが、「医者としての人生を総括するのは今だ」と思い直し、二十二日から診察を再開した。

患者から「先生、よく帰ってきてくれた」と握手を求められ、うれしさが込み上げた。「外来患者がゼロになったら、私も出ますよ」と話した。

 病父の負担を考慮して遠方に避難せず、家族四人で区域内の知人宅に身を寄せる南相馬市内の男性会社員(57)は「パニックになって逃げてもしょうがない。強制的な避難になるまでここに残る」と冷静に話す。

自宅は原発から二十キロ圏内の避難指示区域だが、屋内退避区域に移った。区域では食料品店などの閉店が相次ぎ、物資不足が深刻。約二時間待って車に給油し、三十キロ圏外で買い物をしている。ただ、男性は「一週間前に比べれば、物流はだいぶ良くなった」と前向きだ。

 「今朝、市が用意する避難者用のバスの最終便が出た」。原発から三十キロ圏内の南相馬市内に住む電気設備業者の男性(61)によると、市は二十四日、残っている住民を地域ごとに学校などに集め、二十五日午前に群馬県草津町に向けて出発する最後のバスに乗るよう促した。

 男性の住む地域では住民が百人ほど集まり、「いつ帰れるのか」「今後の生活の保証はあるのか」などと職員に詰め寄った。大震災まで、福島第二原発で働いていた男性は「原発から呼び出しがあったら、すぐ手伝いに行けるように」と、残ることを決めた。

 バスが出発して間もなく、自衛隊員が訪ねてきた。「自衛手段はあるかと聞かれた。後は自分の身は自分で守れということだ」。

 残った住民には家の電気設備の修理が必要な人もいる。「本当は不安でよく眠れない。でも、できることがある限りはとどまる」


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・ 「じいちゃん置いていけねえ」 津波迫る病室 夫婦は残った(3月25日 夕刊)
・ 避難所 ペット居場所ない 受け入れ枠わずか(3月25日 夕刊)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011032602000029.html



(3)に続く、、、。




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torl_001 (政府と東電、一部の洗脳学者は正直なれ!~原発元技術者ら告発「パニックにしない配慮、多すぎ!」(3))
2011-03-26 12:10:14


、、、(2)の続き。




東日本大震災:福島第1原発事故 屋内退避に「自主避難を」 住民困惑、どうすれば

 東日本大震災から2週間たっても、東京電力福島第1原発からの放射性物質の拡散が止まらない。内閣府原子力安全委員会は25日、屋内退避の対象となっている住民について、「自主的な避難が望ましい」と助言。

文部科学省の測定でも、原発から約30キロ付近の累積放射線量が1日で年間被ばく限度を超える数値となっていることが判明した。巨大地震に続く原発事故に翻弄(ほんろう)される周辺地域の住民からは、戸惑いと怒りの声が上がっている。


 ◇「祖母も牛もいるのに」

 国は自主避難というが、一体どうすればいいんだ--。福島第1原発から20~30キロ圏内に住む住民は高い放射線の検出と政府のあいまいな対応にいらだちと不安を強めている。

 飯舘村の搾乳農家、長谷川秀義さん(60)は集落の約半分の住民が避難する中、いまも妻(57)と自宅に残り乳牛30頭の世話を続けている。「村にとどまっていて大丈夫なのか怖いが牛を置いていくわけにはいかない」

 両親と子ども4人は19日に千葉県の親戚宅へ避難させた。一方で村に11軒ある搾乳農家はみんな村に残っているという。原乳の出荷停止で憤りは募る。

 「搾乳しても牛乳はすべて捨てている。本当に腹が立ってしかたない。出荷停止がいつ解除になるかも分からず、お先真っ暗だ」

 同村蕨平(わらびだいら)地区の50世帯160人の大半は栃木県鹿沼市などへ避難しているが、志賀隆修さん(53)も「おばあちゃんと牛を置いていくわけにはいかない」と話す。自宅には妻、三男、寝たきりの祖母がいる。「放射能は不安だが最後までがんばるしかない」。

母や妻ら家族3人を避難させた区長の小野隆庸さん(61)も「家族や寝たきりの高齢者がいる家を放っておけない」ととどまっている。

 同村の赤石沢潤さん(28)は「母は(放射線量に)神経質になっているが、ほかの家族はそれほど気にしていない。

(被ばく線量を測る)スクリーニング検査の結果は異常ないと言われている」と話す。

 また、20~30キロ圏内にかかる南相馬市原町地区に住む半杭和子さん(42)は両親とともに、98歳の伯母の介護のために自宅に残る。軽乗用車にはガソリンが半分ほど残っているが、伯母は寝たきりで、4人が一緒に乗ることはできず、途方に暮れている。

「避難しようにも移動手段もない。寝たきりの高齢者を受け入れてくれる場所があるかも分からずどうしたらいいか」【樋岡徹也、堀智行、曽田拓】


 ◇自治体「無責任だ」

 福島第1原発の事故をめぐり、これまで屋内退避で安全対策は十分としていた半径20~30キロ圏内の住民に政府が自主避難を促した。対象となる9市町村には現在少なくとも1万1000人が残っているとみられる。

突然の政府の方針転換に各自治体から批判の声が上がり、対応を決めかねている。

各市町村によると、対象地域で現在も残っている人(対象地域の人口)は▽南相馬市約1万人(約4万5000人)▽飯舘村64人(160人)▽浪江町約100人(約1500人)▽広野町49人(約5500人)▽葛尾村60人(約1500人)▽川内村84人(約2750人)▽田村市740人(740人)▽いわき市約500人(約1900人)▽楢葉町0人(0人)。

 南相馬市の阿部貞康秘書課長(56)は「屋内退避でいいというから多くの市民がとどまっている」と憤る。

「物資不足、物流停滞を改善させるのが先だ。自主避難に方針が変わっても、燃料や避難先がなく、具体的な手段も示されていない。こんな勧告は無責任だ」

 最北部が圏内のいわき市災害対策本部は13日、区域の住民のうち1300人を市内の避難所に移した。市民から「自宅は30キロ圏内か」との問い合わせが以前から多い。同本部は「国から明確な地域指定がない」と困っている。

 浪江町役場は「全住民に避難を促していたので戸惑いはない」という。

福島市の避難所で暮らしている同町のトラック運転手、鈴木春信さん(63)は「家屋は無事だったので、放射線レベルさえ下がれば一刻も早く帰りたい」と話す。【阿部周一、平川昌範、金寿英、町田徳丈、森禎行】


 ◇累積被ばく、1日で1年分 放射性物質拡散偏る 政府姿勢あいまい

 文部科学省によると、屋内退避指示が出ている30キロ圏内のやや外側でも1日の累積放射線量が1・4ミリシーベルトを超えた。この状況を踏まえ、専門家は避難対策強化を急ぐと同時に、住民の負担軽減の実態に即した対応を図るよう強調している。

 丹羽太貫(おおつら)・京都大名誉教授(放射線生物学)は「かなり高い数値だ。甲状腺がんのリスクが大人に比べて高い乳児や子どもは、そこでの生活を避けた方がよい」と懸念する。

 福島県の放射線健康リスク管理アドバイザーを務める山下俊一・長崎大教授は「屋内退避している住民の生活状況の厳しさは極限に達している。現在の避難対象などの範囲は同心円状だが、実際の放射性物質の広がり方は偏りがある」と指示に工夫が必要と訴える。


 中川恵一・東京大付属病院准教授(放射線医学)は「長期的な被ばくの健康影響として、発がんの危険性の上昇が考えられる。

この数値が継続すると、現在の避難指示範囲を広げざるを得ない。

一方で、被ばく限度など日本の数値は国際的に見て厳しく設定され、まだ余裕がある」と見直しの必要性を強調した。


 危機管理に詳しい福田充・日本大法学部教授(メディア社会学)は「政府の避難、屋内退避指示は場当たり的だ。今回の『自主避難』も交通手段などを持った強者が避難できるということにつながり、危機管理の基本は最悪の事態を想定することだ」と話す。

 99年のJCO臨界事故の際、独自に村民の避難を決断した村上達也・茨城県東海村長は政府の「自主避難」について、「非常にあいまいだ。明確に避難と指示しないと住民は困る。

30キロ圏外の住民も今後自主避難を検討することになるだろうが、関係自治体の首長は、住民がバラバラにならないように早急に受け入れ先を手配する必要がある」とした。【大場あい、下桐実雅子、永山悦子、大島秀利、山田大輔】


・ 福島第1原発:屋内退避住民の自主避難を促すノ官房長官
・ 東日本大震災:宮城県名取の避難所で子供サッカー大会開く
・ 福島第1原発:屋内退避指示、「避難」切り替えもノ枝野氏
・ 東日本大震災:避難者200人移転 授業再開予定の小学校
・ 東日本大震災:不自由な毎日ノ避難所に足りない物


毎日新聞 2011年3月26日 東京朝刊

http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110326ddm003040172000c.html




関連する投稿

今後の原子力発電所などの設計・デザインについて~「シンプルで一体化したデザイン」にすべき!。
2011年03月26日 00時52分12秒 | Weblog
http://blog.goo.ne.jp/torl_001/e/12825b7c9fd0eb7838eb98042ac0e4a2







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torl_001 (福島原発・放射線被曝問題~北西30km「年間被曝限度量を軽く越える!」(1))
2011-03-26 12:50:32


記事参照

東日本大震災:原発北西30キロ、1日1.4ミリシーベルト 年間限度超す

 ◇自主避難、対象1万1000人

 文部科学省は25日、東日本大震災で被災した東京電力福島第1原発から北西約30キロの地点で、24時間の累積放射線量が最大約1・4ミリシーベルトに上ったとする測定結果を発表した。防御なしで屋外にいた場合、一般の日本人の人工被ばく年間限度(1ミリシーベルト)を超える放射線を1日で受ける計算となる。

 内閣府原子力安全委員会は同日、放射性物質の拡散が収まる見通しが立たないことを受け、政府が「屋内退避」指示を出している同原発から半径20~30キロ圏内の住民は「自主的に避難することが望ましい」との助言を、原子力災害対策本部(本部長=菅直人首相)に対して行った。

安全委の防災対策指針には、累積放射線量に応じて屋内退避や避難を選択するための指標があるが、どちらでもない「自主避難」を国に要請するのは極めて異例だ。

 これを受け枝野幸男官房長官は同日、20~30キロ圏内の市町村に対し「住民の自主避難を促進するとともに、政府の避難指示が出た場合には直ちに避難を実施するようお願いしたい」と、自主避難を促す考えを示した。対象地域は9市町村で、1万1000人程度がいるとみられる。

 文科省の調査は、震災以降定期的に実施しているモニタリング(監視)で、1時間当たりの放射線量が高めに出ている北西約30キロの5地点(福島県浪江町、飯舘村)と、南約25キロ(同広野町)の1地点を選び、簡易型線量計を設置して23日昼から24時間の累積放射線量を測定した。

 その結果▽浪江町の国道399号沿いで1・437ミリシーベルト▽飯舘村で0・864ミリシーベルトなどの高い値となった。南の広野町では0・109ミリシーベルトだった。文科省は「くぼ地などの地形や風向き、積雪などで特に高くなる場合もある。今後、測定を約60地点に増やし、拡散状況の調査精度を上げたい」と話す。

 安全委の助言は、25日の臨時会で決定した。「今後なお、放射性物質の放出が継続すると考えざるを得ない状況」を踏まえ、原発の事故対応が長期化する可能性を指摘。「20~30キロの屋内退避区域のうち、線量が比較的高いと考えられる区域の住民については積極的な自主的避難を促すことが望ましい」と要請した。

 30キロ圏内で線量がそれほど高くない区域からも「予防的観点などから自主的に避難することが望ましい」とした。特に政府に対して避難場所の確保や地域の交通事情を考慮するよう求めたほか、避難する場合は線量が高くなる雨天時を避けるよう求めた。

 一方で、避難や屋内退避区域を拡大することは現在は必要ないとしつつ、線量測定の結果次第で「見直しの必要性について適時に検討することが肝要」と、今後の監視を促している。【山田大輔、河内敏康】

 ◇放射線量、低下傾向--安全委

 安全委の代谷(しろや)誠治委員らは25日夜に会見し、福島県浪江町などで高い累積放射線量が観測されたことについて「地域は限定的で既に住民は避難している」とし、現時点で屋内退避区域を拡大する状況にないと強調した。

 「自主避難」を助言した理由については「屋内退避区域の住民は、物資調達など生活に苦労している。防災計画は、屋内退避がずっと続くことを想定しておらず、現状がある程度長く続くとの予想の下、条件が整う(避難できる)人は無理にとどまらなくてもいいということだ」と説明した。

 また、高い線量は原発の水素爆発などで一時的に大量の放射性物質が放出された影響と説明した。代谷委員は「全体的に放射線量は低下傾向にある。水や食物の摂取制限を守れば健康に影響はない」と語った。

• 東日本大震災:14原発が浸水「想定外」9電力会社を調査
• 社説:大震災2週間 被災地支援の正念場だ
• 東日本大震災:政府、被災者用に6万戸確保 公営住宅など
• 雑記帳:思い出の畳、被災地へ 有珠山被害の北海道壮瞥町
• 東日本大震災:魚から規制値超える放射性物質なし/千葉

毎日新聞 2011年3月26日 東京朝刊

http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110326ddm001040126000c.html



3人被ばくの汚染水濃度 通常時の1万倍

東日本大震災

 福島第1原発3号機タービン建屋内で復旧作業中の3人が高線量の放射線に被ばくした事故で、東京電力は25日、3人が足を踏み入れた水たまりの放射性物質の濃度が、通常の原子炉内の冷却水に比べ1万倍程度に達していたと発表した。

1、2、4号機のタービン建屋でも水たまりが見つかり、うち1号機では同様に1万倍の濃度が確認された。一方、東電が作業当日に線量測定を怠るなど、ずさんな対応も判明した。



 東電が3号機タービン建屋地下にたまった水を分析したところ、放射性物質の濃度は1立方センチ当たり約390万ベクレルだった。

通常、原子炉内の水は数百ベクレル。ヨウ素131やセシウム137など、通常は燃料棒に閉じ込められ、炉内の水にはあまり含まれない放射性物質が高濃度で検出された。



 水道水の場合、国が定める乳児以外の摂取制限基準値は、1キロ(=1リットル)当たりヨウ素が300ベクレル。1立方センチ(=0・001リットル)に換算すると0・3ベクレル。約390万ベクレルという数字は、単純計算するとヨウ素の摂取制限値の1300万倍となる。



 タービン建屋には、原子炉でできた放射性物質を含む蒸気が流れる配管があり、この蒸気でタービンを回して発電、蒸気は復水器で冷却して原子炉に戻す。

通常は建屋の放射線量はわずかで、高濃度の放射性物質を含む水は、建屋の床には存在しない。原子炉内の水も燃料が破損しない限り、燃料中の放射性物質が高濃度になることはない。



 東日本大震災により、3号機の原子炉建屋では、原子炉圧力容器内で冷却水の水位が下がって燃料が露出、燃料プールも水位が下がり使用済み燃料が破損している可能性があり、プールには大量の放水が続いている。



 タービン建屋は原子炉建屋に隣接しており、配管、弁などから水が漏れたり、燃料プールから出た水が流れ込んだりしたほか、3号機は水素爆発で原子炉建屋上部が吹き飛んでおり、衝撃で弁や配管が破損した可能性がある。

そうしたことで、放射性物質を含む水がタービン建屋の床に流れ込んだとみられる。



 経済産業省原子力安全・保安院は25日午前、3号機で見つかった高線量の水に関し、原子炉が壊れている可能性があるとの見方を示したが、午後の会見で「原子炉格納容器が壊れているデータはない。弁から漏れたり、放射性物質を含む蒸気の放出による可能性が高い」と修正した。

東電は、3号機の現場からの排水方法の検討を始めた。



 また、1、2、4号機のタービン建屋地下でも25日午後、水たまりが見つかり、高い放射線量が確認された。



 1、3号機では原子炉を冷やすため、海水を真水に切り替えて内部への注入が行われていたが、一部の復旧作業が中断。放射性物質による汚染がさらに広がり、復旧作業全体に影響を及ぼす可能性が出てきた。

[ 2011年3月26日 06:00 ]

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/03/26/kiji/K20110326000500520.html



東電 青ざめて再計算「こんなに大事な数字を間違うなんてあり得ない」

 「申し訳ありません。水の放射線物質の濃度に間違いがありました」。東京電力の担当者がまた頭を下げた。

原発建屋内で次々と見つかる高濃度の放射性物質を含んだ水たまり。

25日深夜、東京都千代田区の本店で記者会見した担当者は、記者から数値の間違いを指摘され、青ざめた表情で再計算に追われた。



 「数字が違うのではないか」。福島第1原発1号機で見つかった水の濃度の数値を担当者が発表すると、記者から声が飛んだ。

会見は一時中断、担当者が再計算し、慌てて訂正した。報道陣はため息。「こんなに大事な数字を間違うなんてあり得ない」との声も。



 さらに「この数値はいつ分かったのか」と問われて、24日午後に結果が判明していたことを明らかに。

「なぜ早く出さなかったのか」と迫る記者に、担当者は「もっと早く公表すべきだったが、3号機にかかりっきりで…。おわびする」と何度も頭を下げるだけだった。



 会見は1時間に及び、担当者は「水たまりの影響で作業に遅れが生じるだろう」と力なく話すと、疲れた様子で席を立った。

[ 2011年3月26日 07:35 ]

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http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/03/26/kiji/K20110326000504040.html



(2)に続く、、、。




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torl_001 (福島原発・放射線被曝問題~北西30km「年間被曝限度量を軽く越える!」(2))
2011-03-26 12:53:06

、、、(1)からの続き。



【原発】1号機でも通常の1万倍濃度の放射性物質

(03/26 09:00)

 福島第一原発の1号機で、水たまりから通常の1万倍の濃度の放射性物質が検出されていたことが分かりました。

作業員が水につかって被ばくした3号機と同じレベルの濃度です。



 東京電力の会見:「(1号機の)タービン建屋の地下に水がたまっている。水をどう処理するのか検討するために、24日の午前9時40分に水を採っていた」


 東京電力によると、高い濃度の放射性物質が検出されたのは、1号機のタービン建屋の地下1階の北西通路です。

通常の原子炉の水と比べ、1万倍の濃度の放射性物質が確認されました。

これは、3人の作業員が被ばくした3号機の水たまりで確認された放射性物質の濃度と同じレベルです。

東京電力は、原子炉の燃料棒が破損して何らかの形で放射性物質が漏れ出た可能性が高いとみています。

1号機の水は、24日に3人が被ばくする前に採取し、その日の午後6時前に検査結果は出ていましたが、丸一日以上、公表されませんでした。

1号機から4号機のタービン建屋の地下には、最大で1.5メートルの深さの水たまりができていて、2号機と4号機についても、水の放射線量を調べて公表するということです。

こうした水の汚染によって、復旧作業に遅れが出ています。

2号機の中央制御室の照明は25日に点灯させる予定でしたが、作業は26日以降に先送りとなりました。

また、25日は1号機と3号機の原子炉に注入する水を海水から真水に切り替えました。

2号機についても26日中に真水に切り替えたい考えですが、状況次第では作業が遅れる可能性があります。

• 【原発】1号機でも通常の1万倍濃度の放射性物質 (03/26 09:00)
• 【原発】作業員3人のうち2人は体内被ばくも (03/26 05:52)
• 【原発】茨城産サニーレタス基準超える放射性物質 (03/26 02:16)
• 【原発】千葉産パセリなど基準値超える放射性物質 (03/26 01:18)
• 【原発】被災農家への運転資金融資へ 農水省 (03/26 00:09)


http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/210325045.html





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torl_001 (原子力保安員は「スポークスマンなのか?」~放射性ヨウ素、1250倍の濃度!検出!。)
2011-03-26 13:17:53

地域の安全確保、早急に対応してもらいたい!。

放射能水をいつまでも垂れ流していないで、「原子炉に溜まっている、放射能水」早急に吸い取らなければならない!。

遅ければ、汚染が更に広がる事になる!、、、、。

また、日本の司令塔は「何処に行っているのか?!」、、、。

「休んでいるのか?!」、、、。


「眺めていても」、「遺憾の意」を考えていても、しょうがないぞ!。

日本政府は、「対応しなければならない!」、、、。



記事参照

海水 1250倍の放射性ヨウ素

3月26日 11時27分

福島第一原子力発電所の放水口の南、330メートルで、海水から国の基準のおよそ1250倍の濃度の放射性のヨウ素131が検出されたことが分かりました。

経済産業省の原子力安全・保安院によりますと、福島第一原発の1号機から4号機の水を流す「放水口」の南、330メートルの地点で、25日午前8時半に採取された海水から、国の基準の1250.8倍の濃度のヨウ素131が検出されました。

この濃度は、500ミリリットル飲むと一般の人が1年間に浴びても差し支えないとされる1ミリシーベルトに相当する値だということです。

原子力安全・保安院は「原発から半径20キロの範囲は避難指示が出されているので、周辺の住民に直ちに影響があるとは考えていない。

また、海水は潮流に流されて拡散するので、ある程度、低減すると考えられる」としています。

この地点の海水からは、今月23日にもヨウ素131が146.9倍の濃度で検出されていて、今回はそれを大きく上回っています。


[関連ニュース]
自動検索
・周辺の海水 放射性ヨウ素減少
・海水調査 放射性ヨウ素が上昇
・海水から放射性物質を確認

主要ニュース
・海水 1250倍の放射性ヨウ素
・周辺住民 原発に疑問の声
・死者・不明 2万7000人超
・被災地 断続的に雪や雨
・満潮時中心に浸水などに注意
・被災者の45%“住む場所心配”
・EU 日本とEPA交渉開始も

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110326/t10014914951000.html


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torl_001 (身の回りの放射線が多少気になったので、「放射線測定器」を購入しようと考えた!。)
2011-03-26 17:45:30

通販で「放射線測定器」を購入しようと思ったのだが、意外に高く、諦めた。

http://kakaku.com/

最も安いもので¥28,000(数値メーター無し、音で判断)だった。

5万円前後~10万以上のものもあるようだ、、、。


数値メーター付きで、1万円くらいだったら「購入決定」であった、、、。

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torl_001 (学者・専門家は、「正確な分析、解説」に注力すべき!~「安心」については、考える必要は無い。)
2011-03-27 10:35:55

「安全の提供」は政府が行い、成功すれば「安心」が広がる。


学者や、専門家の分析・解析、解説に、個々の「気持ちの問題」である「安心」と言う言葉を、取り入れる必要は無い、、、。

むしろ、「安心」と言う言葉を、解説に使用する事によって、焦点である「結論のぼやけ」を生じさせる事になる。


安心・安全、、、NHKの、とある番組キャスターでさえも「安心・安全」と述べて居るが、本当に「語句の意味を考えて述べている」のであろうか?、、、と疑問に思う、、、。

安心があっても、(安心と、思っても)、安全とは限らない、、、。


安全・安心、、、安全が確認されていれば、おのずと安心に結びつく、、、。

「安全」の提供、もしくは確認があっての「安心」である。



原子力の専門家だけではないが、「危機的状況」にある場合での「専門家」はどちらかと言えば、「自らの専門分野については保護主義になりやすい」。

また、政府としても、世論を静める為に、本来は「安全の提供と確立」を行う必要があるが、それが出来ていないが為、「それを認識しつつ」、言葉をすり替え、「安全」から「安心」に変化させているのである。

テレビに出てくる専門家は、「自らの専門分野を保護する目的」と、その他の「政府利権等」が絡み合い、本来は、現実を直視し「明確な判断」をする為に「安全」と言う言葉を使用しなければならないが、現実を直視出来ない理由が発生しているが為に、「安心」と言う「気持ちの問題」にすり替えている。

学者や専門家で「安心」と言う言葉を多用する人の話の場合、通常よりも注意して聞き、そのまま鵜呑みにせず、その都度「本当にそうなのであろうか?」と考えた方が良い。


個人的な経験からもそのように思う。




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torl_001 (東電の危機管理、マニュアル化していないのか?、、、カメ並みの遅さ、、、。)
2011-03-28 22:59:37


せっかくの卯年なのに、カメのスピード、、、。


事故発生以来、一連の流れを国民、もしくは世界各国の多くの人々が、注目しているが、「何時、作業が終わるのか?」、、、。

それに尽きる、、、。

カミツキガメの方が素早いのでは?!。


現在は水抜き作業工程に入っているが、仮に、それを終えた後、「次はどうして行くのか?!」と言う事を決めておかなければならない。

これが行われていないが為、「スピード感の無い作業」になっているのだ。


モタモタしていると、良きせぬ問題が「次々と発生する可能性がある」。


「スピード感をもって対応」しなければならない。



追加として、政府の「原子力安全委員会」の委員は「何らかの有益な役割を果たしているのであろうか?、、、。

「経済産業省のスピンアウト部隊なのか?」、、、。


解説するのは良いのだが、「早急に放射能汚染、拡散」を食い止めなければならない。

テレビで見ていると、東電の社員の中には「薄笑いしている社員も居るようだ!」。

何故「笑えるのであろうか?」、、、。


放射能ビームを拡散させて、「楽しんでいるのか?」、、、。


真剣に対応してもらいたい、、、。





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torl_001 (福島原発事件、、、、「とある、東大教授」の述べた事の不思議さ、、、。)
2011-03-30 00:00:10

福島第一原発で「プルトニウム」が検出されたが、TBSの「ニュース23X」に出ていた「とある東大教授」の説明で、「不自然な事を述べているのを」を確認した。

その教授によると、「プルトニウムは、重いので遠くには飛ばない(飛散しない)」と、その教授は述べていたが、本当にそうなのであろうか?、、、。


確かに、プルトニウムは非常に重い物質である、、、。

しかし「重いので、遠くには飛ばない」と言う事は、どうなのであろうか?、、、。


何故なら、福島第一原発の敷地内では、過去に「他国の行った水爆実験時のプルトニウム」が、検出されているのである。

遠くには飛ばないと言う考え方、意見は、「正しい」とは言えない、、、と言う事になるのでは?、、、。


原子力関連の専門家の見解は、「正しくない事が非常に多い」。

危険な物質で庶民がショックにならないように、、、、それが起因して原子力政策推進にヒビが入らないような、「偽装コメント」を述べている事が非常に多いようだ、、、。

専門家、学者は「誇張・歪曲」する説明を行うべきではない。


その筋の専門家では無くとも、「古くから科学に興味がある人等」から見れば、どんなに難しい言葉を使い、誤摩化し説明しても「その解説のおかしさ」が即座に分かるものだ、、、。


正しい事を述べる事に注意すべき、、、世界の多くの科学者も、この話をすれば「苦笑」する事であろう、、、。

もう少し専門家・学者らしい、「視聴者が納得出来る正確な解説」を行ってもらいたいものだ、、、。



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torl_001 (福島原発爆発事件~「母乳から放射性物質」/原発学者が「国民に陳謝」/iRobot社(1))
2011-04-21 06:54:08
とうとう、母親の母乳から「放射性ヨウ素」が出てきたようだ!。

「私は(放射能)気にしないで食べます!、と言う人はこのようになる確率が高い。

若いお母さんは気をつけるべきだ。

子供の年齢で「一つ、二つ、三つ」と、「年齢で「つ」」がつく頃は、「甲状腺の免疫学習期間」と言う事が言える。

その後も第二次成長期の頃も「食べ物には注意」が必要だ。



記事参照

母乳から微量の放射性物質 市民団体の独自検査

 市民団体「母乳調査・母子支援ネットワーク」は20日、独自に母乳を民間放射線測定会社に送り分析した結果、千葉県内居住の女性の母乳から1キログラム当たり36・3ベクレルの微量の放射性ヨウ素を検出したと明らかにした。

放射性セシウムは検出されなかった。

 厚生労働省によると、原子力安全委員会は母乳に含まれる放射線量について安全基準の指標を示していない。今回検出された数値は水道水に関する乳児の摂取基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を下回っている。

 ネットワークの村上喜久子代表は「安全性について判断はまだできないが、母乳は赤ちゃんが口にする。国は早急に広範囲な調査を実施してもらいたい」と訴えている。

 検査した母乳は生活協同組合などを通じて呼び掛け、千葉のほか、宮城、福島、茨城県内の女性9人から提供を受けた。

 3月24日と30日に1人約120~130ccずつ採取した母乳を民間の放射線測定会社で分析。

 千葉県柏市の産後8カ月の女性から36・3ベクレル、茨城県守谷市の女性から31・8ベクレルを検出した。

茨城県つくば市の女性2人からもそれぞれ8・7ベクレル、6・4ベクレルを検出。守谷市の女性は2回目の検査で8・5ベクレルに低下したという。

 宮城県白石市、福島市、福島県棚倉町、茨城県つくばみらい市の4人からは検出されなかった。福島県郡山市の女性の母乳は分析中という。

2011/04/20 21:23   【共同通信】

http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011042001001060.html


同義記事

母乳から微量の放射性物質=市民団体が検査-福島
(2011/04/20-20:14)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&rel=j7&k=2011042000827



原発周辺住民15万人、政府が被ばく量調査へ

 細川厚生労働相は20日の衆院厚生労働委員会で、東京電力福島第一原子力発電所の事故対策として、同原発周辺住民を対象に被曝(ひばく)量などを調べる健康診断を行う方針を表明した。

 政府は対象となる住民を、〈1〉避難指示が出ている20キロ・メートル圏内〈2〉政府が指定する予定の20キロ・メートル圏外の「計画的避難区域」や「緊急時避難準備区域」――の計約15万人とする方向で具体的な実施方法の調整を進めている。

 細川氏は同委で被曝量調査の必要性について、「住民の健康管理と、今後どのような形で避難地域を決めていくかということで大変大事なことだ」と指摘した。

実施時期については「内閣府と経済産業省、文部科学省、放射線医学総合研究所などと協議を進めており、早急に結論を出す」と述べた。

(2011年4月21日01時29分  読売新聞)

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http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20110420-OYT1T00738.htm



原発推進学者が次々懺悔 「国民に深く陳謝する」

2011/4/16 13:17

   東京電力の福島第1原子力発電所の深刻な事故を受け、政府の原子力安全委員会の歴代委員長を含む原発推進派学者の重鎮たちが原発の「安全神話」崩壊に懺悔を繰り返している。

特に元原子力安全委員長の松浦祥次郎氏や前原子力委員会委員長代理の田中俊一氏ら原発推進の学者16人がこのほど、異例の緊急提言を行った。

   「原子力の平和利用を先頭だって進めてきた者として、今回の事故を極めて遺憾に思うと同時に国民に深く陳謝する」との謝罪を前面に掲げた提言の内容は政府や東電の発表よりも今回の事故を深刻に受け止めており、緊迫感が伝わってくる。

大量の放射能を閉じ込めるのは極めて困難、と認める

「私たちは事故の推移を固唾を飲んで見守ってきた。しかし、事態は次々と悪化し、事故を終息させる見通しが得られていない」

「膨大な放射性物質は圧力容器や格納容器内に拡散・分布し、その一部は環境に放出され、現在も放出され続けている」

 「特に懸念されることは溶融炉心が圧力容器を溶かし、格納容器に移り、大量の水素ガスの火災・爆発による格納容器の破壊などによる広範で深刻な放射能汚染の可能性を排除できないことである」

   提言は、水素爆発などで格納容器が破壊され、放射性物質が長期にわたり国土を汚染する可能性を指摘している。

日本を代表する学者たちが、チェルノブイリ原発事故級の最悪の事態を想定していることがわかる。

   16人は東京大学名誉教授、京都大学名誉教授、東京工業大学名誉教授など錚々たるメンバーで、原子力安全委員会や原子力委員会の歴代委員長や委員を務めるなどした日本を代表する原子力の専門家たちだけに、発言には重みがある。

   特に気になるのは、「当面なすべきことは原子炉及び使用済み核燃料プール内の燃料の冷却を安定させ、大量の放射能を閉じ込めること。これを達成することは極めて困難であるが、これを達成できなければ事故の終息は覚束ない」と述べた点で、有効な解決策を見いだすのが難しいことを自ら認めているとも受け取れる発言だ。

   2011年4月1日、会見した田中俊一氏は「原子力の平和利用を進めて、まさかこういう事態、これほど国民に迷惑をかけるような事態は予測していなかった。結果的にこういうことになっていることについて、原子力を進めてきた人間として、国民に謝らなくてはならないという気持ちは、みんな持っていると思う」と心境を明かした。

   田中氏は提言をまとめた理由について「(我々は)余計なことを言わなくてもいい年齢だけれども、黙っていられないと。とにかく早くこの状況を抜け出して頂きたいという思いでまとめた」と述べた。

学会で地位も名誉もある学者たちが、自分たちのこれまでの仕事を全否定するような今回の提言や会見が、事故の深刻さを物語っている。

原子力安全委員会では、歴代OB、現役首脳も自己批判

   提言は、最後に事態打開策について「当面の難局を乗り切るためには、関係省庁に加え、産業界、大学等を結集し、我が国がもつ専門的英知と経験を組織的、機動的に活用しつつ、総合的かつ戦略的な取り組みが必須である」と指摘する。

   提言に加わっていない原子力安全委員会前委員長の鈴木篤之氏(日本原子力研究開発機構理事長)も4月6日、衆議院経済産業委員会に招致され、「国民にたいへん申し訳ない。私にとって痛恨の極みだ。この事故を反省し、よく考えていかないといけない」などと反省の弁を述べている。

   原子力安全委員会では、歴代OBに限らず、現役首脳も自己批判に追い込まれている。斑目春樹委員長は、やはり6日の衆議院経済産業委員会で、「今回の事故を深く反省し、二度とこのようなことが起こらないよう指導していきたい」などと弁明に懸命だった。

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http://www.j-cast.com/2011/04/16093099.html?p=all



(2)に続く。





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