疾風の如く!

美人画と弓道に生きる日々。

至上の印象派展 ビュールレ・コレクション

2018年04月19日 | Weblog




行って来ました「至上の印象派展」

本当に心から感動しました。


東京で、これまで見てきた全ての展覧会の中でも、

1、2を争うほどの素晴らしさです。



印象派を中心にした今回の展覧会には、傑作が多くて驚かされます。

まず、モネの作品の美しさは、本当に心を打たれました。

「そうか!これが印象派なんだ!」「なんて綺麗なんだ!!」と驚きました。

明るい光と・・いえもう、これは言葉にはなりません。すみません。



他にも、マネ、コロー、シスレー、ドガ、アングル、ゴッホ、ゴーギャンなど名のある画家の作品があり、

その中でも、本当に感動して涙した作品が一つありました。









ルノアール作「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢」を見た時に、その美しさに感動して、

いつの間にか、目頭が熱くなって・・じっくり見終えた後で、涙がぽろぽろとこぼれてきました。

毎晩、美しい女性像を見つけようと描いて、「うーん」とか唸ってる自分だからかもしれませんが、

これは、生まれて初めての体験でした。あれこそが、本物だけが持つ輝きや深みなんですね。


出る前に戻ってきて、2度目には冷静に分析していました・・

骨格、肉付き、衣装、顔の輪郭や光の当たり方、髪の表現、背景・・・。

でも、結局、この作品の持つ美しさに心が反応してしまい、また涙が出そうになるのでした。




その時、この絵を見ていたおばはん2人組の一人がつぶやきました。

「純心よねぇ・・でも、いつまでも純心ではいられないのよねぇ・・」

僕は思いました「だからこそ、イレーヌの純粋さ可憐さ、この美しさを絵にして、永遠に残そうとしたんじゃないか!!」


会場を出たところで、また、そのおばはんがこうも言いました。

「あの子、将来どうなったんだろうねぇ・・?」

僕は思いました「まあ、裕福な銀行家の娘だから、たぶん幸せな結婚もして・・」っておいおい(笑)

んなこたー、どうだっていいんだよ!!絵を心に刻めええーー!!味わえー-!!



関東近隣の方は、これは絶対に行くべきです。

僕も、もう一度見に行こうかと思っています。


http://www.buehrle2018.jp



コメント (2)
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イラスト「藤」

2018年04月19日 | Weblog





寝る前に、さらっと一枚。

これからは、藤の咲く季節ですね。好きな花です。



色塗りは、こうしてさらっと描いた中から選んで描きたい。

「さあ、いいの作るぞ!!」って意気込んでしまうと、

なんだか構えちゃって、アイデアから固くなりそうな気もします。


なんでも普段の積み重ねが大事だけど、絵も同じかな・・。

毎日、コツコツと描いておきたい・・ラクガキでもいいから(笑)




今夜の支部での稽古は、やっぱり早かったです。

でも、必ず出来ると信じて頑張ります。



昨日は、アクセス数2461PVでした。ありがとうございます




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