10月桜

2016年10月17日 07時09分38秒 | 日記・断片
昨日は、林さと午前9時30分過ぎに待ち合わせをして利根川の向こうの小掘(おおほり)の赤峯宅へ行く。
今回の参加者は6人、帰りに連絡に言ったら、小掘地区の責任者の井野さんが自宅にいた。
会合へ参加しなくなると惰性になるようで、姿を見せない。
植木関係のアルバイトをしている。
責任者としての使命、責任の自覚の問題である。
面倒なことを回避し、楽をしたいのは人間の常、責めることはできない。
本人の心、意思次第。
午後7時20分の待ち合わせで、富田さんと取手文化会館へ行く。
会合でのビデオでは、作詞で参考になった。
満月が煌々と輝いていた。
だが、今朝の取手は午前4時30分、起きたら雨だった。
昨日の夕方、瓢箪を二つつなげたような異形の黒雲が東の空に見えた。
その雲をカメラで写そうしたら、電線、電信柱が邪魔だ。
歩いて行ったら2階家や本願寺の屋根で雲が見えなくなる。
写すのを諦めた。
西の空を見ると、白い雲の下に小山を連ねたような黒雲が見えた、これも異形であった。
夕陽が傾き、白い雲が茜色に染まっていくが、黒雲は黒雲のまま不気味な感じがした。
ところで、昨日の午後4時ころ井野天満宮で家人の友人の高見さんに会う。
手に1㍉ほどの紫色の実がついた枝と10月桜の枝を持っていた。
「旅行は行ってますか?」と聞く。
「90歳になる母を介護しているので、旅行へ行きたくとも行けません」と言う。
「奥さんに一月に1回会ってますが、何時もげんきですね」
「そうですね、バイクで飛び回ってます」
御主人は上野動物園の専属カメラマンをしていたが、退職後が旅行をしているようだ。
「今日は、北海へ釣りに行っています。鮭を釣りに」
「鮭ですか」その光景を想像してみた。
10月桜を映して帰る。
絵を画いている85歳の菅野さんに会う。
介護士らしい60代と想われる男性が付き添って散歩をしていた。
同じ道を通れば、同じ景色しか見えない。
遠回りして普段歩かない道では意外な出会いもあるものだ。
また、車に乗っている人には見えない花も見ることができる。
家人の海老原さんかもらった自家製の梅酒を3倍飲む。
「砂糖がたくさん入っているのだから、3倍は飲み過ぎ」と家人が止めるが、「どうせ、死ぬんだから、今更」と逆らい4杯目を飲む。
日本酒がまずくなり、コーラやカルピスで酒を割っている。
晩年の父が「日本酒が苦い」と言いだしだ、同じ状況となる。
1年後に父は風呂で死ぬ。
84歳、心筋梗塞であった。



















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