映画「写真甲子園」 生涯、挑戦の姿勢を

2017年12月06日 21時53分34秒 | 社会・文化・政治・経済
2011年3月の東日本大震災で、映画がつくれなくなったつという、映画監督の菅原浩志さん。
被災後、すぐに被災地に入った。
「私の価値観は180度、ひっくり返りました。何を基準に生きていけばいいのか、分からなくなった。この時、映画の全てが<作りもの>にしか見えなくなり、うそ臭くて、映画が何の役に立つのかを問い続け、しばらく作れなくなりました」
「3年間は、事故を起こした福島原発から20㌔圏内の浪江町に拠点を構え、ドキメンタリー(記録映像作品)を撮りました」
「自分の映像を通して、見る人に何が届くのか」と自問自答を繰り返しながら被災者の<声なき声>をしっかり聞くことだけびに集中しました。

「3・11」を契機に、映像に関わる人間としての責任の重さを痛感しました。
真実を伝えたい。
芝居と音楽で構成する映画の中にも真実がなければならないし、本物がなければならない。
こう強烈に意識するようになったのです。
映画「写真甲子園」
写真甲子園に参加する高校生たちは、ものすごい挑戦をしています。
挑戦した人だけが見える世界がある。
-このメッセージを、映画を通して伝えたかった。
「自分にはできない」「やっても無駄」と、行動しない人が増えています。
そうではなく、無駄かもしれないし、失敗するかもしれない。
それでも自分の限界に挑むことで、自分が考えてもみなかったような新しい世界が見えてくる。
次の道が開ける。
ですから、自分を諦めないでください。
生涯、挑戦の姿勢を持ち続けてほしいのです。
そのためには<勇気>です。
日本の社会は<勇気を出すことが、どういうことか>を、きちんと教えていない。
自分の殻を破るのも、本当の正義を実現するために前へ進むのも、勇気です。
では、どうすれば勇気が出るのか。
<自分の好きなことを見つけること>です。
好きなことであれば、挑戦することもいとわないし、怖くないでしょう。
好きなことが見つからない人は、好きになれそうなものを探すことです。
私は、人間が生きるうえで本当に大切なものを、きちんと映像で伝えていきたいと思っています。


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解説
毎年北海道で行われる「全国高等学校写真選手権大会」をテーマに、大会に挑む高校生たちを描いた青春ドラマ。通称「写真甲子園」に出場する高校生たちが日本一を目指して、奮闘する姿を映す。メガホンを取るのは『ぼくらの七日間戦争』などの菅原浩志。菅原監督作『早咲きの花』の笠菜月や『オー・マイ・ゼット!』などの萩原利久のほか、写真家の立木義浩や竹田津実も出演。

あらすじ
大阪の関西学園写真部の尾山夢叶(笠菜月)たち3人の部員は「全国高等学校写真選手権大会」通称・写真甲子園に出場して、挑戦した人だけが見える世界を体験したいと思っていた。一方、東京の桜ヶ丘学園唯一の写真部員、椿山翔太(甲斐翔真)は3人でチームを組む写真甲子園のために仲間を集めた。そして、北海道の東川町で行われる写真甲子園に彼らを含む選抜18校が集結。頂点を目指し、彼らは夢中でシャッターを切る。


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寛容と慈悲の精神

2017年12月06日 20時45分32秒 | 社会・文化・政治・経済
政治レベルの友好に加えて、民間レベルでいかに国と国との友好を築くことができるかである。
偉大な精神も、未来に継承されてこそ真の輝きを放つ。

いかなる差異や変化を超えて、常に心を一致させていく共通の指標、理念。
平和と文化と教育の揺るぎない連帯を深め、広げていく。
平和と人道の歴史を開いていく。
「対話の力」が不可欠。
生命と生命のふれ合い。
友好も一人から始まる。

人類にとって平和こそが最も大切である。
他者への寛容と慈悲の精神を根底として。
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日常の中に真の幸せが存在する

2017年12月06日 20時24分26秒 | 創作欄
<人生を最も豊かにする>のは、人間関係である。
身近な人との良い人間関係にある人、いざという時に頼れる人がいるいるほど、人生の満足度が高かった。
日常の中に真の幸せが存在する。
徹は2度、友人にお世話になった。
救急車を呼びたいほど、体の異変を感じた時、2度も友人に電話をかけて、夜間なのに病院へ連れて行ってもらった経験がある。
1度目は林さんに、とりで医療総合センターへ。
2度目は春川さんに、取手東病院へ。
息子には、午前2時に体の異変を感じて、取手医師会病院へ。
その時は、父が遺した高血圧剤を試しに飲んで、脱水状態となり胸が絞めつけられるような苦痛と呼吸困難になったのだ。
家族や友人たちに恵まれ幸せだと再認識した。
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人生には岐路がある

2017年12月06日 19時16分54秒 | 創作欄
団地には多くの子どもたちが躍動する姿があった。
いわゆる団塊の世代の子どもたちと、それに続く両親を持つ子どもたちであった。
徹より若い人たちは日本を担う世代であり、勤勉で生き生きとしていた。
徹は妻の幸恵と母の宣子の諍いに手を余していた。
「母親の気持ちはどうであれ、まず、家を出るべきだな」大学の同期生の岡田雅史はキッパリとした口調であった。
一度も親元を離れたことがない徹は親離れがしていなかった。
新婚の息子夫婦に干渉する母親も子離れができなかったのであろう。
結局、岡田に促がされて、徹は神奈川県の相模原市内の実家を出る気持ちを固めて、千葉県船橋の雇用促進住宅を見に行く。
築15年で家賃は2DKで5500円と格安であった。
団地住まいを外から見学したのだった。
帰宅して妻に報告した。
「競馬好きのあなたは、舟橋へ住みたいのね」と妻が苦笑する。
「来週の日曜日は、茨城県の取手にある雇用促進住宅を見に行く予定だ」と徹は告げた。
「あなたに、任せるけど、住むならきれいな部屋の方がいいわね」と幸恵は言う。
岡田に聞くと、茨城県の雇用促進住宅は築まだ2年であった。
家賃は当時、9800円。
そこで、見学には行かずに取手への移住を決めた。
人生には岐路がある。
選択することで、その後の命運も決まる場合があるのである。
思えば、神奈川県の百合ヶ丘の借家から相模原市内に移転しなければ、妻の幸恵との結婚もなかっただろう。
徹と幸恵は同じ町内に住んでいたのだ。
人生に、もしもはないのであるが・・・。
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<子どものための社会>の構築

2017年12月06日 11時53分04秒 | 社会・文化・政治・経済
自分の運命は自分で変える。

人を真剣に励ませば、かえって自分が励まされ勇気をもらう。
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<子どもの権利>は十分守られている社会であるのだろうか。
昨年度の児童虐待に関する相談所への相談件数は、過去最多で12万件を超えた。
生命の尊厳の観点から信じ難いことだ。
7人に1人の子どもが貧困状態にある。
諸問題の課題の解決を困難にしている要因の一つに、家庭・地域の<つながりの希薄化>
今、求められているのは、現実を捉えた制度改革とともに、子ども観の転換とされている。
まず、子育てを<家庭の問題>から<社会の問題>にシフトしていく必要がある。
子どもの育成の鍵を握るのは、<親><学校の先生>に加え<地域の大人>である。

子どもたちは、一個の尊重されるべき人格、権利を持った主体-という子ども観を共有することが重要だ。
<子どもらしい自己実現>という指向性である。
子どもは主役であり、親の属性ではない。
<子どものための社会>の構築が期待される。
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若者に寄り添う体制を

2017年12月06日 09時08分46秒 | 社会・文化・政治・経済
いま「寛容」の度量が問われている。
寛容さを欠けば、排他的な違和感である。

「死にたい」「生きる価値がない」
自らが自身に不寛容になり、自身を排他する志向になっているのだろう。

将来に夢や希望を持つのが難しい時代でもある。
手を伸べ、寄り添う体制づくりが求められている。
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精神科入院身体拘束に関するニュース

2017年12月06日 08時37分02秒 | 医科・歯科・介護
毎日新聞<精神科入院>身体拘束、2割「診察なし」 NPOが調査

精神科入院中に身体拘束を受けた人のうち2割以上が、拘束中に医療者による見守りや診察を一度も受けなかったと回答したことが、精神障害のある人たちでつくるNPO「地域精神保健福祉機構」(略称コンボ)が実施...毎日新聞12月5日

身体拘束とは、精神科入院中の患者に対して、患者本人の生命の保護、自他への重大な身体損傷を防ぐために行われる行動制限である。
新聞報道によれば、外部からの侵入を防ぐ防犯対策であろうとも患者の部屋を外から鍵で施錠出来るようにすることも身体拘束であると記されている。

国際連合人権理事会による拷問に関する国連特別報告者の会議では、すべての国に対して心理社会的障害を持つ者に対する強制および同意のない介入の絶対的な禁止を要求している。
世界保健機関は「精神保健法:10の原則」において、身体的抑制(隔離室や拘束衣など)や、化学的抑制を行う際は、仮に必要と判断された場合でも以下を条件としなければならないとしている。
1.患者と代替手法について、話し合いを継続していくこと
2.資格を持った医療従事者によって、検査と処方を行うこと
3.自傷または他害を緊急に回避する必要性があること
4.定期的な状態観察
5.抑制の必要性の定期的な再評価。たとえば身体抑制であれば30分ごとに再評価
6.厳格に制限された継続時間。たとえば身体抑制では4時間。
7.患者カルテへの記載

国際連合人権理事会による拷問に関する国連特別報告者の会議では、すべての国に対して心理社会的障害を持つ者に対する強制および同意のない介入の絶対的な禁止を要求しており、拘束や独居監禁、神経弛緩薬(抗精神病薬)や電気ショックが含まれる。
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公明党山口代表存在感示せず

2017年12月06日 08時25分51秒 | 医科・歯科・介護
中国訪中 習主席と面会短時間

「北朝鮮が核兵器を持つことに断固反対する。
北朝鮮が核を持てば、国際社会のみならず、中国も最大の被害者になる。一方で、困難な戦争になるなことも反対する。アジア、世界に致命的な影響を与える。対話は難しいが、より現実的であり、コストが低い。全世界が知恵を絞っている。解決できるに違いない」
公明党の山口那津男代表と会談した中国共産党中央政治局の汪洋(おうよう)常任委員と語った。
山口代表は中国の習近平国家主席に安倍晋三首相の親書を手渡し、来年の訪日を招請した。
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日中両国の関係改善に向けた地ならしは政府レベルで進んでおり、公明党に対する「パイプ役」としての期待はこれまでほとんど高くない。
習主席とは、今回は立ち話にとどまった。
習主席への来日要請に対する「答え」は主席からなく、山口代表の訪問が具体的にどう結実するかは未知数だ。(毎日新聞)

なお、公明新聞は多くの成果を上げたと報じている。
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12月5日(火)のつぶやき

2017年12月06日 03時30分05秒 | 医科・歯科・介護
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