ときぶーの時間

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たった一人で・・・

2012-02-24 09:05:05 | 日記
NO-84
昨日、ブログ開設100日目だったのを今日の朝知って早いよなぁ~と。このままだとまたあっという間に、一年が走りすぎていきそうだ。

それだけ忙しいってことなのだろうか?いつも言うように、僕らは時間に追われているからとにかく早いのだ。僕は、香港のラジオ局の取材を昨日受けたのだが、去年の3月11日から今までの事を嫌でも思いだせられた。

強制避難区域の松村は、相変わらず一人で苦労している。牛の柵の手配をしたが配送業者が強制避難区域に入れず、材料が富岡町に届かない状況だった。

 富岡町の駅前のある一画。今でもこのままです。

これを、エム牧場さんが手伝ってくれることになったと彼は話してくれたが、これは彼にとって本当に助かる事案だ。強制避難区域であるがゆえに、何をするのも大変なのだ。

彼は本気で避難区域の中にいる動物たちを保護する気でいて、たった一人で国や県に町の殺処分行政と真っ向勝負の図式で戦っている。まさしく、孤軍奮闘なのだ。

強制避難の町でなければ、彼を手伝って柵作りに飼料運びにと手を貸してくれる人も多いだろうと思うのだが、何せ簡単に入れないから僕も手伝えずにいる。

柵作りを彼一人でやることになりそうだ。彼との付き合いを拒絶する人間が増えてきているのも事実で、国や県や町に反抗するスタイルになっているから彼から要請を受けても手のひらを返したような付き合いをしたり、都合の良い言い訳を用意して彼を遠ざけるような輩が多くなっているのは本当に情けないと思う。

そんな彼を助けてくれる動物愛護団体のみなさんやエム牧場さんとか、関係団体の皆様が手を差し伸べてくれるのは本当にありがたいです。

陰口叩かないではっきり、自分の口で堂々と言えばいいのに、情けない輩だ。国のお役人さんも自分の家でペットを飼っていないのだろうか?

犬や猫は可愛がって、牛は殺処分するって本当に殺さないでくれ!と言っている畜産農家の人の気持ちが分かっているのか?と僕は言いたい。

 人知れず、こうして牛が次々に殺処分され埋められています。

彼は、今でも牛の殺処分に反対している僕の義父の舎弟分だという半谷さんの牛を先に囲ってあげて、徐々に増やして保護するつもりでいる。

半谷さんに「俺の牛を面倒見てくれ!」と頼まれたからで、彼はすぐに了承して只今準備中である。僕は、こうして離れた横浜で僕なりの応援をする。





コメント (9)
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