ときぶーの時間

募金の受付先 東邦銀行 安積支店 普通0644994 名義がんばる福島
みなさんご支援宜しくお願いいたします。

彼の怒り!

2013-05-30 06:45:11 | 日記
NO367
この頃彼と(松ちゃん)話す事は決まって町の除染の話に行きついてしまう。今日はこのことを書きます。

昨日、日比谷に出て岩崎雅典監督の映画「福島 いきものの記録」を鑑賞して来たが、放射能汚染の実態が想像を絶するのを改めて知った。この映画を見れば今、国が進めている除染がいい加減なものに映るのは間違いない、

富岡町を誰よりも愛する彼(松村直登)の除染に対する期待は想像以上のものであったが、その期待を裏切る結果に落胆の度合が大きい。

富岡町のやや北西に位置する隣の川内村の除染作業が行われたが、除染した直後の数値は下がるがしばらくすると元の数値に戻ってしまい、やり直しをする今の除染に怒っていた。


現在行われている楢葉町の除染光景。道路から20m位までの除草などをするだけの除染。

結局広大な山林を除染しないから、いくら今の除染をしたところで風が舞えば砂埃と共に放射能が撒き散らされるし、雨が降ってもセシウムはふもとの町に流れてくる。


山のてっぺんから除染しないから除染にならないと彼は怒っている。

人の住居の周りだけを除染する今の除染に国民の税金を湯水のように投入し、元の数値に戻ったら何度もやり直しの除染をしなければならない。楢葉もそうだろう。何度もやり直しをして儲かるのは何処だろうか?


至る所に設置された放射能汚染物仮置き場。

やり直しを続けていく今の除染の在り方に彼は頭に来ていた。「こんな無駄な事いつまでやる気なんだ!これこそ税金の無駄使いじゃねえか!国もこんな無駄なことしてるなら除染なんてやめて、そのお金を被災住民の補償に使え!」といつも怒っている。

先週、彼は除染に関する事をいつも相談しているJAXAの山下博士と富岡で会っていた。博士も常に今の状況を考えてくれる。山下博士が今の除染では除染にならないと言ったことがあるが、本当に除染になっていない。



松ちゃんはいつも町民が帰って来て元の町の姿を取り戻すことを信じて生きてきた。それが打ち砕かれるような状況に今置かれている。

彼は「もう、諦めた。除染なんかに期待しねぇ。セシウムの半減期まで、ずっとこのままでいいんだ。こんな事に国民の税金を使い続けるなんて無駄使いにしかなんねぇ!」と声を殺して言った。



「本当に除染出来るならいいが、除染になってねえべ!」と彼の怒りは止まらない。これは彼が国に対しても不信感を持っているからだと思う。

仮設住宅に暮らしているお年寄りの方が大勢いるのだが、帰れないのに期待だけを持たせるだけ持たせて、最後に出来ませんからあきらめて下さいなんて言われたとしたら、その絶望感ははかり知れないものになると彼は危惧している。

去年の12月までに約1300人の方が避難疲れやストレスで病気を発症してお亡くなりになっているのが現状です。時間のないお年寄りを早く助けて欲しい!彼は本気でそう思っている。

だから、この仮設の問題を解決するのが一番だと彼は言う。「国は、はっきり帰れないと言ってくれ!そうすれば気持ちを切り替えて暮らすしか無いし、変な期待だけ持たせていつまでも帰れない状況においているのは年寄りには酷だ」と・・・

国民の税金を無駄に使って欲しくない!と思う彼の気持ちに答えられる政治家いるだろうか?そして除染出来ない町に町民を帰そうとしている政治家はその誤りに気づくだろうか?
















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面白い事ないかな?

2013-05-29 06:01:18 | 日記
NO366
先週と先々週、富岡町の松ちゃんの所へ行き、彼の忙しい毎日をウォッチングさせてもらった。いつも面白い事無いかなって感じでブログネタを探しているのだが、今回は彼の忙しさに着いていくのがやっとでした。ハ~ッ


第3の柵の牛たちの健康状態を観察する松ちゃん。

木に登る猫と遭遇した時は直感的に、これは使えるかも?って思ったけどどうかな?


石松の散歩の時、猟犬の血をひく石松が猫を発見し「ワン、ワン」と吠えたためびっくりした黒猫君は、ダッシュして木の上に逃げた。

松ちゃんが自宅に猫が来ているのを知り猫の餌場を作ってあげたところに来ている黒猫らしいのだが、かなりの高さの所まで駆け上がり降りられなくなってしまったのだろうか?と思っていたら、やはり野生の猫だなぁ~石松がいなくなったら一気に駆け下りてきた。

その姿は素晴らしく早く、上手に下りて来たので新鮮な驚きでした。

先週、ダチョウの卵の事をブログで書いたら2日後に松ちゃんから「ある省庁からダメ出しされたぞ!」と電話をもらい、ダチョウの卵の事は断念した。(笑)


これがあの時のダチョウの卵。ダチョウが自分の足で蹴り、小さい穴があるので中身を出して展示するのに使おうかな?と思っていたのだが、放射能のこともあってか被災地から出すな!という事だった。

「有精卵だったらものすごい騒ぎになるぞ!」と彼に言われ、無精卵でも問題か?なんて思ったけど、ダメなものダメだよね。僕の富岡の自宅に飾っておこうかな?

確かに言われてみたらそう思うけど、ビニール袋でラッピングして直に触れなくすればどうだろうか?なんてじたばたと考えてみたけれど、お国の言う事はちゃんと聞かねばならないからあきらめました。

特に変わった事は無かったけど、彼の愛車軽トラックがボロボロになっていました。


一体これは何?って感じでしたが、第一の柵の牛たちのロールわら餌を運ぶ時に、クレーンで釣り上げた200kgのロールわら餌が高さ2mの所から滑り落ちトラックを直撃したらしいです。


こうしてこの日もクレーンを使い、第一柵の牛たちの餌を運ぶ松ちゃん。僕は松ちゃんに新車でも買いますか?と言ったら「うん、そうするべ」と言ったので本気にしたのに、あおりの部分(曲がった後ろの扉の部分)だけ新品で買うかっていう話だったから笑ってしまった。

このねじ曲がったあおりの部分は、ぺしゃんこになったのを第3の柵の所にあるロールわら餌を掴む重機で引っ張って今の形にしたらしいですが、エンジンは絶好調なので、このまま多分使うと思います。(笑)

今日はこの辺で、失礼します。また明日お会いしましょう。
















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片付け隊&放牧手伝い隊からの報告。

2013-05-27 06:00:07 | 日記
NO364
昨日と一昨日とまた、富岡町に行って来ましたが、今日も先週の出来事を書きます。

先週、片付け隊と放牧手伝い隊のボランティアさんが松村宅と牧場にやって来てくれた。メンバーは応援部隊名古屋支部長Mさんと南相馬市鹿島区のゆみさん、名古屋の動物ボランティアQさん須賀川市代表 いぐちゃんの4人が先制部隊。

二日目は静岡の応援団長のゆかさんチームが合流して計5人で作業をお手伝い頂いたとのこと。二日間天気も良く、みんな汗びっしょりになって作業してくれたみたいで感謝!感謝です。

彼女らが帰ってすぐにメールで報告を受けていたのだけど、みなさんへの報告が遅れてどうもすいませんでした。彼女らのおかげで彼の部屋はきれいになるし、放牧の手伝いに来たボランティアさんは喜ぶしで、願ったり叶ったりでした。


これが、松ちゃんの部屋の原型。僕がおにぎりを持って行った時の部屋は、しょうゆや割り箸や殺虫剤のスプレー缶が置かれたままの状態であったりで、とてもブログで使えないよねって言ってたばかりだったのだけど。


ジャーン!彼の座る定位置には、いつもより大きなテーブルが置かれて彼の定位置はバッチリ決まっていました。


毎日、動物の世話で朝から晩まで働いて帰って来る彼の身の回りは、全国のみなさんからの支援物資の段ボールの箱に埋もれていた。


片付けなきゃならないって分かっているけど、片づけが出来ない状態でありまして、彼よりも神経質の僕でも出来なかったと思います。多分忙しくて・・・・


これが今の松ちゃんちの別の部屋の支援物資のレイアウト。段ボール箱から全部出して頂き、賞味期限の順番に並べて使いやすいようにしてくれました。

少しだけ賞味期限の切れたものもあったらしく、それは捨てずにイノブタ君用の餌になることが決定!松ちゃん宅と彼の牧場には無駄がありません。

みなさんからの支援物資は全部生きております。水にレトルト食品。犬や猫の餌や牛に至るまで、すべて生かされています。

片付け隊は二年間電気が無く、ろうそくの灯で生きてきたその実物を一生懸命写真に収めていたと松ちゃんから聞きました。一時期、一番欲しいものは?って聞かれた時に、太くて明るい蝋燭が欲しいって言った事があったからね。


至るところにこの蝋燭立てがあって、それはそれはびっくりするほどの本数を使ったようです。もう使う事は無くなりましたけど(笑)

放牧手伝い隊は、一枚の写真をメールで送ってくれました。


一般道路から下に彼の家があるのだが、その下へ下がる道を下って第一の柵へ向かう牛たち。

彼は、「放牧しても牧場から近い所に牛たちはいつもとどまっているから心配ない」と言っていた通りポニーのヤマを見つけた松ちゃんは、ヤマに「そろそろ家に帰るぞ!」とヤマを連れてトラックを走らせたそうです。

ヤマがトラックと共に歩き出したら、一緒に牛たちがヤマに続き歩き出し無事に第一柵のところに帰って来たとの事。だけど20数頭の中には、柵の中に入らずいつまでも草を食べている牛がいて、これを柵に誘導したのが石松君だったと聞いた。

まだ生まれて一年半くらいの石松君は、なかなか言う事を聞かないところがあるのだが、まだ子供なので仕方がないらしい。石松も男なので、女性のボランティアさんに「いい子だから石松仕事して!」って言われたら俄然やる気を見せたという。

牧羊犬になりきって?仕事した石松君に「良くやった!」と言ってあげたいところだが、昨日、僕の顔を見て喜んだのか?一緒に散歩いこう!って感じだったか?僕の車に飛びついて来てガリガリッガリッ・・・彼の両足の爪で車が傷だらけになったから誉めてあげない。(笑)

石松も女の人の言う事は良く聞く。やっぱりオスなんだなぁ~なんて思った。ボランティアさん曰く「石松は言葉が分かっているよ!石松お願いって言ったら本当に仕事したもん」って。

松ちゃんに「おすわり!」って何度言われても顔を横にそ向け「聞いてないよ~」って素振りを見せる石松なのに・・・笑っちゃう。


松ちゃんに何度も「おすわり」を言われてやっとお座りしたのだが、顔はあさっての方を見ている石松君。しばらくすると松ちゃんの方をちらり見て「しょうがないから言う事を聞いてやるか」って感じの石松です。

今日はこの辺で失礼します。またお会いしましょう。









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ボランティアの質?

2013-05-20 05:57:21 | 日記
【追記】友人から連絡があり、某福島県動物愛護団体関係者のブログにこの記事が現在も度々取り上げられているようです。この記事に記されている事に関しては、既に某福島県動物愛護団体の元ボランティアさんからの連絡があり、解決済みです。

ですが、この記事は削除しません。
旧警戒区域内に残された動物達を救う為といえども、やっていい事と悪い事があります。
その事をこれからも知っていただく為にもこの記事は削除はしません。

2014年6月8日

NO358
みなさん、おはようございます。今日は色々と書きたいことがたくさんあって何から書こうか迷ったけど、ちょっと頭に来た事があってそれを書きたいと思います。

僕は松ちゃんと2日間ずっと一緒に行動してきたんだけど、彼のケータイに一本の電話が入りその方の家に向かった。その方は以前、僕が勤めていた会社のお客さんだったから僕もお会いしてびっくり。

名前は佐藤さん。彼女は松ちゃんに「警察にも電話したんだけど。」と喋り出した。


ボランティア団体が設置していった木箱の前で佐藤さんの話を真剣に聞いてあげる松ちゃん。

佐藤さんは家族で家の片づけのために一時帰宅して富岡に帰って来ていたが、警察に電話で話しただけで埒が明かなくていつも富岡にいる松ちゃんに電話をして来たのだ。


彼女が怒っていたのは、この床板を壊してこの床下に餌箱を設置していったボランティア団体の行動に怒っていた。

僕も松ちゃんも当然、頭に来たよ。不法侵入に器物損壊が問われる問題のある行為だと思う。家主の佐藤さんも「いくら家がボロボロに朽ちていても、他人が自分の家を壊していくなんて許せない!」と。


佐藤さんが悔しくて書いた「床をこわしたんですか?もうこんなことしないで」

これに対して書かれていたことがひどかった。これには「福島の人間を馬鹿にしてるんじゃねえか!」と僕も松ちゃんも同じ思いになった。


これが、それだ。

松ちゃんも、僕も「牛・イノシシが餌もないこの家の床板をこんなにきれいに外していくかよって頭に来た。これは常識のないボランティアのしていった行為である。

普通なら家主さんに設置の許可を取り、了解をもらって置かせて頂くのが常識だと思うのだが、それもしないで富岡町にはこの団体のものと思われる木箱や餌箱が至る所で見られた。

カラスのふん害がこの木箱のおかげで発生し、弁護士を立てて訴えた家主さんもいると松ちゃんから聞いたが、人様の家を壊して設置していくこの常識のない行動は許せない。

家主の佐藤さんは、これから警察署に行って被害届を出しに行くと言っていたから、被害届を出したなら警察がちゃんと調べてくれるだろう。

被災地の動物を助けてくれることには感謝したいが、こういう事は絶対にやめてほしいと思う出来事だった。

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第一の柵にも???

2013-05-17 05:50:06 | 日記
NO357
起きたらやっぱり頭が痛い。先生に聞くと「ずっと咳をしていたでしょ!その咳の衝撃で能は毎回地震に襲われている状態になっていたから、その反動で頭が痛いんだよと言った。

明日は富岡に帰る。昨日松ちゃんと電話で話をしたら、特別変わった事は無いが松村牧場の第一柵の中にも離れ牛のオスが入り込み、何やら種付け?したとかしないとか。


野生化したオス牛に侵入された第一の柵。山側には電気柵で牛も出られない入れないように補強してある。

第一の柵には入らないだろうと思っていたから「えっ!第一柵にも?」と僕は思わず声にしたが、松ちゃんはすぐさま「まだまだいるよ。」とあきれた感じ。

悪いけど笑っちゃった。毎年毎年子牛が生まれ増えていく牛の数。松ちゃんに「これからもみんなに募金をお願いして助けてもらわなきゃならないね!」と言ったが、オス牛はどこから入って来るのだろうか?とすぐに思った。

相手は野生の牛だから、奇想天外の事を考えないと侵入することを想像出来ない。第三の柵の話だと思っていたから第一の柵にも野生の牛が入ってきたことは、ある意味新鮮であり驚きだった。


この第二の柵から侵入したとしたら、本当にここの山から下りてきたとしか考えられないが、牛が通れるようなところもなくこれにも無理があり想像を絶する。

それでも、牛が勝手に増えていくことは問題で笑っている場合ではない。性格が悪い僕だから笑っているだけである。彼は、侵入してきた野生のオス牛を何とか捕獲しようとしている。

彼はこの野生化したオス牛も自分に縁がある動物だと思っているし、何としても無益な殺生である殺処分から守ってやろうと常に考えている。彼の思いに震えるのは僕だけじゃない。

そんな彼の生の声を聞きに明日行ってくる。



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1兆2千億円のばらまきに。

2013-05-16 13:55:12 | 日記
NO-356
今日の検査で、やっと満足のいく結果が出た。まだ高めの数値が残っているとこもあるけれど、基本的な数値はクリア出来て大満足!!!

3回目の僕のデータ。やっとここまで来れて嬉しい。

一週間まるで何も出来なかったから、その分を取り戻したいと思う。今週は富岡にどうしても入りたかったからひと安心。

一昨日、今週18日土曜日13時に公明党の浜田復興副大臣が、ふくしまカフェに避難者の声を聞きに来店するから一緒に出ないか?と電話が入ったが、こちらの予定は一ヶ月前からの予定なので変更できないと断った。

今頃なんだの世界で、政権が代わってすぐなら納得も出来る話だが、7月の参院選のからみが見え隠れして何とも素直に喜べない話だと思った。

副大臣が来たからと言って、すぐに何が変わるのだろうか?多くの被災者が恨みつらみを言って、それがはたして報われるだろうか?と考えてしまうのは、民主党の国会議員に散々裏切られてきた事実があるからだ。


先月撮影した松村牧場第一の柵の牛たち。

富岡町に残りたった一人で、残された動物の命を守る男・がんばる福島松村直登代表の応援と被災地の現状をお知らせするために、ブログを更新してきたが、そりゃぁ言いたいことは山ほどあるさ。

今でも東北3県では、多くの住民が仮設住宅での不便な生活に歯を食いしばり生きている。話を聞くだけで何もしない政治家はいらない!話を聞く前に仮設住宅の暮らしを体験してから話を聞いてくれ!

そうすれば、どれだけたいへんな暮らしかよく分かるはず。これが僕の本音である。



だいたい被災地のための復興予算を被災地以外の都市のごみ焼却施設にばらまいて、被災地から見れば全く無駄なお金を捨てた前政党の政治家がこの国の政策を実行していたのだから、あきれて何も言えない。

「東日本大震災の復興予算から全国の自治体や公益法人の約20基金に配分された約1兆2000億円について、復興庁と財務省は、被災地の再建と関連が薄い事業に使われている可能性があるとして実態調査を始めた。」5月11日配信

瓦礫を受け入れる気持ちも全くなく、各都道府県の数か所の処理場にお金は回った訳だが、良識がある首長さんたちに言いたい。そのお金を東北3県の被災地のために戻して下さい。と・・・

だいたい1兆2000億円も大金を東北の3県に使わずして、どうやって復興させる気でいたのか?岩手県・宮城県・福島県は復興にほど遠いのが現状だ。今の被災地を見て政治家は本気で襟を正せ!

ふくしまカフェに行く時間があったら、富岡に入って現状の問題などを松ちゃんと話し合っていた方がいい。そんなわけで、今週末行って来ます。








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寝込んでられない。

2013-05-12 16:05:17 | 日記
NO354
みなさん、ご心配をおかけしましてどうもすみませんでした。4~5日安静にしているように言われましたが、昨日の3日目まで本当にきつかったけど、何とかなりそうな感じです。

とにかく、昼も夜も振り子やメトロロームのようにズキーン・ズキーンと反復してやって来るあの頭痛はきつかった・・・抗生物質の薬もかなり強い薬だったので、吐き気を感じた時があったけど我慢しました。

ホント、こういう時にいつも病気で苦しんでいる人の苦しさや辛さを改めて知るんだよね。健康は財産です。健康に感謝してこれからも頑張ろうって・・・

今週は寝込んでられないんです。やらなきゃならない事がありまして・・今週の土日に、また富岡町に入り松ちゃんの所に行かねばならないから、何としても治さないといけなくてちょっとプレッシャー。

先月の松村牧場。顔がたてがみで隠れて見えなかったヤマ。たてがみを手櫛で梳かしてあげたら男前になったヤマの写真です。元からいい顔してるヤマだけど。

僕が牧場に入った時に、「モー・モー」と鳴く牛の写真。ごちそう頂戴って感じかな。

明日、病院に行く事になっているけど、すぐには良くならないみたいな事言われたもんなぁ~。病状が少し良くなったとしても失われた免疫力や体力を元に戻すまでは時間がかかるよって・・・ハァ~。

今でも朝から晩まで咳が止まらないから、咳するだけで体力を消耗しているので厳しいです。僕の知り合いの娘のお母さんが難病で、咳が止まらない病気にかかっているけど、苦しさが良く分かる。

がんばる福島の一員だから、気合いで治すしかない。病気をしない松ちゃんはやはり鉄人!!!本当に筋金入りの男だぁ~といつも思うし感心する。僕にもあのくらいの体力があればなぁ~・・・がっくし。

そんな訳で今週も頑張ります。福島の被災地で被曝を恐れずたった一人で動物の命を守り、気炎を吐き続けている男。がんばる福島の松村直登代表の応援を、これからもどうぞよろしくお願いいたします。










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ついにダウン。

2013-05-10 06:27:22 | 日記
NO-353
みなさん、おはようございます。今日はあまりいいお知らせが出来ませんで、ズキズキ痛む頭痛の中キーボードをたたいています。福島に大事な用事と仕事がありまして行くには行ったのですが・・・・

2つの用事を済ませた8日の夕方熱が出て、測って見たら38.8度の熱。歩くのも辛く泊まって9日に富岡の松ちゃんの所に行くのを断念し、朦朧とする中急きょ帰って来ました。

昨日、横浜の病院に行ったら「あと1日・2日遅かったら入院でした」と先生に言われ、看護婦さんには、「いくら忙しいって言ったって、入院したら元も子もないでしょう。」と散々いわれて帰ってきました。

昨日は体の中にウイルスが蔓延し、炎症がかなりひどいらしく健常者が0.4の数値のものが4.6であったり、健常者が7000に対して12000の数値があったりと自分でもびっくりしました。

おかげで昨日はさすがに昼間から布団に入って寝込んでいたら、パートに出ているかみさんが帰って来て「初めて見せたね。寝込むとこ」と・・・

去年の夏の急性胃腸炎の激痛の中も寝込むことは無く、去年の12月の胃腸炎と軽い風邪の併発の時も寝込まなかったから、かみさんの言う通りだった。

4月の後半から、咳が出ていて市販の咳止めシロップを多用し、鼻詰りやくしゃみが出始めて風邪と分かったのだけど、5月8日の夕方まで熱が出なかったので、市販の風邪薬を多用しそのまま来ちゃった。

「こんなになるまでよく我慢しましたね。辛かったでしょ。」って看護婦さんに言われたけど、食事が美味しくない感じくらいで、自分ではそれほど我慢したほどではなかったんだけど。

先月末からの慢性的な寝不足が一番よくなかったみたいで、これによって免疫力が落ちたところをウィルスに侵入されたようです。確かに寝る時間が少なかったなぁ・・・

早く治してまた被災地と松ちゃんの情報をお伝えしますので、みなさん少しだけ時間を下さい。よろしくお願い致します。









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気分転換???

2013-05-08 05:52:10 | 日記
No352
今日からまた福島に2日間飛びます。仕事と用事と重なってですが、体の調子が悪くて馬力出ないなぁ。今まで風邪も引かないでいたのに、どうした事だべ~???って感じです。

珍しいんですよ!僕が風邪ひくのも、ましてや今頃の初夏の季節に引くなんて自分でも考えられません。

昨日は、松村代表を取材した方とのやり取りで時間を使いましたから、その分取り戻すのに今日は必死です。

代表の松ちゃんが餌付けしていた富岡の猫の写真。

今までの2年間の松ちゃんの強制避難区域での活動を書きたいとのことで、それが出ている写真を探すのに少し時間がかかりました。

あちらこちらに餌付けする場所があって、猫の場合は今でも餌付けして命を救っています。

振り返ってみるとこんな事もあったなぁ~なんて、意外と新鮮に写真を見れたからいい気分転換になったかも。

松村牧場の牛たちは、今年も安心して暮らしている。松ちゃんがいるから彼らの時間だけは変わらない。

今年まさかの出産で生まれてしまった3頭の子牛に会いにでも行ってこようかな?この子は去年生まれた子です。

時間が止まったままの被災者でいる自分が嫌で、何か見つけようともがいていた時に彼と再会し、おかげで色々な世界を見せてもらった。

そういう意味では、この2年間かなり面白く生きてきた。これからも続くであろうが、何事も頑張るしかないよね。

そんな訳で今から福島に行って来ますが、いつものようにパソコン持って行きませんので、明日のブログはお休みします。









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守る男。

2013-05-07 05:00:55 | 日記
NO-351
みなさん、昨日はこちらに帰っていたのに更新出来なくてすみません。なかなか風邪が抜けないし、これは本当に医者に行かないとダメだね。

じっちなので、堪えます・・・(笑)昨日は、幕張メッセ・ペット博覧会の最終日で福島から松村代表がUKCジャパンの細さんの応援に駆けつけました。

個人ボランティアのゆかさんがメールしてくれた会場での写真です。左の方はラスカルというニックネームで呼ばれています。ラスカル君と松ちゃんは何を話していたのでしょうか?

多分、朝一番に郡山へ出て新幹線に乗り幕張まで来てくれたと思うけど、松ちゃんにありがとうとお疲れ様を言いたい。

被災地で動物の保護をしている松ちゃんには、毎日の餌やりがありスケジュールを調整して出て来てもらうのだが、見ている僕らが口では簡単に言っているけど結構大変なのだ。

だから親しき仲にも礼儀ありで、必然的にありがとうになる。彼は約束を守る男である。

朝、かなり早い時間に餌をあげて出てきたと思う。前日の電話で結構厳しい状況だったから、本当に助かった。

もっとも今回の話は、僕が突然にスケジュールを入れてしまったので、少し悪かったかなぁ~と思っていた。

僕は今日、彼を取材した方からの要望を聞いてあげる仕事?が待っている。松ちゃんに「何とかしてやって。」と言われたので、こちらは即OK。

自分の仕事もあるから、ペース配分に気を配っての作業を心がけたい。みなさんも今日から仕事でしょうから、一緒に頑張って行きましょう。
























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ペット博のお知らせ。

2013-05-04 04:38:46 | 日記
NO-350
今から福島に行って、義父の一周忌の法要を済ませて来ます。福島にはパソコンを持っていかないので、5日のブログはお休みします。

本当は昨日の昼ごろ出掛けようと思っていましたが、一緒に帰る娘とのスケジュールが合わなくて今日の朝になりました。がっくし。

GWも最終コーナーを回ったところで、高速道路の渋滞がかなり心配ですが、家族や親戚のみんなと会えるのが正直言って楽しみ。

今日も昨日の続きで、ペットに興味のある方、ドッグショーを見たい方、お近くの方、都合の付く方、是非、幕張メッセで開催されているペット博覧会にお立ち寄り下さい。



6日の最終日は福島から松村代表も駆けつけ、動物愛護に情熱を注いでいる女優の大場久美子さんも3日の初日に続き会場入りしてくれるとの事です。

去年の5月。富岡町の松村代表の応援に駆け付けて下さった大場久美子さんと黒いつなぎを着たUKCの細代表と赤いシャツを着ている方が、NPOガッツ福島代表の遠藤さんあとは松ちゃんとUKCの楠田さんです。

がんばる福島をいつも応援してくれるUKCジャパンのブースも出ているとのことですので、みなさん宜しくお願いいたします。






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生れちゃったって???

2013-05-03 06:32:30 | 日記
NO-349
昨日、松ちゃんと電話で話した時に、何か変わった事は無いか?と尋ねたら、彼が「また、3頭生れちまった。」と何やら???子牛の事らしく、僕は、えっえ~という感じだった。

思わず去勢して生まれないようにしたんじゃないの?と語気を強めて言ったが「離れ牛が入って来て種付けしていったんだ。俺もまいっちまう・・・」と電話の向こうで彼が苦笑いしてるのが分かった。

先週の写真。第一柵の5頭の子牛。ここの柵でなく、多分第三の柵でのことだと思う。

生まれた子牛がオス牛だったらまた去勢手術の手配を取らねばならないし、彼の仕事が増える。

彼の話では、「まだまだ、放れ牛がいるぞ。」と言っていたが、放れ牛は用を済ますとまた放浪の旅に出ていく。だから、簡単に放れ牛を捕獲することは出来ない。

いつものように餌付けをして慣らしてから捕獲し、保護するしかなく長い時間がかかるだろうなぁ。そのまま柵の中に入っていれば、見つかって殺処分されないのになぁ・・・。

去年生まれた子牛もこんなに大きくなり、中型の体つきになりました。松ちゃんに、このくらいでも交尾できるようになると聞いたことがある。

ただ、このくらいで妊娠しちゃうと骨盤が小さく出産できないから、赤ちゃんも牛も死んでしまうと松ちゃんから教わった。

人間を知らず2年も放浪してきたオス牛だと凶暴で大変に危険な作業になるだろうから、松ちゃんには気を付けて活動してほしいと強く思った。

いくら彼が鉄人でも、野生の牛とのバトル危険だよなぁ~。震災直後に生まれ母牛と放浪して生きてきたオス牛は完全に野生の牛だ。人間を見ると逃げるし、近寄って行ったらあの角で疲れる危険がある。

人間を全く知らないのだから、これは危ない牛である。柵の中の牛たちはおとなしくて可愛いのに、凶暴なオス牛はごめんだなぁ~と思う僕だった。

ここで、みんなにお知らせ。今、千葉県の幕張メッセでペット博覧会が今日から6日まで開催されてます。僕たちをいつも応援してくれているUKCジャパンの細さんのブースが出ています。

6日に福島から松村代表が応援に顔を出す予定です。お近くの方、ペットに興味がある方。またこのイベントに興味のある方。是非、足を運んで下さい。宜しくお願いいたします。






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そんなことやったら死んじゃうべ。

2013-05-02 07:35:57 | 日記
NO-348
昨日、五月最初の日なのに、文明の機器!携帯電話を充電器にさしっぱなしで家を出てしまい、不便で不安で全く落ち着かなかった。(泣)

いやぁ、あるべきものが無い。持つべきものを持っていないって不安だねぇ。オヤジの僕でもこうなのだから、若い人や学生さんのケータイに対する感覚がすごく分かる。

松ちゃんちの水道で山からの湧水。

昨日も先輩と電気の話になり、強制避難区域の富岡町で水道も電気もない生活をして来た松村代表の話になった。先輩は「とても考えられないし、凄い苦労があったろう。やった人間じゃなきゃ分からない」とぽつり。

今、電気が来るようになって電子レンジも炊飯器も冷蔵庫も使えるし、見てないがTVも見れるから彼が「夢のようだ」と言うのが、すごく分かる。

何が一番か?と言ったら、ろうそくの灯りから蛍光灯のまばゆい明るさの中で夜の生活が出来る事だろうと思う。溶けた蝋燭の上に蝋燭を立て、その溶けた蝋燭の中に彼の苦難も一緒に溶け込んでいた。

震災の日から電気も水道もない富岡町で暮らして来た事と、放射能に汚染された被災地に留まって生活してきた彼の事を、驚愕して見ている人が多いと思う。

僕も彼がこの苦難の中、動物との約束を守りぬいてきた事を今まで書いてきた。

再会して彼から富岡町に残された動物を助けていると聞いた時、僕は彼にそんなことやったら死んじゃうべ!って言ったのを覚えてる。

放射能をもろともせず「死ぬときは、それが自分の寿命!」と軽く言い放ち、僕は唖然というよりも放射能まみれの町が恐ろしくて止めようとしたが、動物たちとの約束があり止められなかった。

彼の生活は電気が来て少し便利になった以外は全く変わらない。講演や取材などで東京やその他の地に出ていく以外は富岡町にいる。

そして、いつものように軽トラックに餌を積み込み、何か所もある残された猫のいる場所に向かい餌を置きに走り、2つの場所の牧場の牛たちに水と餌を与え、2羽のダチョウやイノブタに餌を与える毎日である。

先週の第二の柵の牛たち。

これからも積み上げていく被災地での生活。そしてこれからも続く彼の闘い。全国のみなさん、動物たちの命を繋ぐ男松村直登の応援を宜しくお願いします。




















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イノシシの話。

2013-05-01 07:03:53 | 日記
NO-347
先週、船引に避難している83歳のかみさんのおふくろの所に顔を出してあげた。今日は義母から聞いた話でイノシシの話。

地元新聞の情報でイノシシの駆除に1頭25,000円のお金が出ると聞いた。イノシシを獲って生計の足しにしていた人や趣味で狩猟をしていた人にはいい仕事になるなぁ~と思った。

松ちゃんがイタリア人記者のアントニオさんと一緒にいたときに撮った写真。イノブタと野生のイノシシの交尾。

人間がいなくなった町は、それこそサファリワールドのような世界だったから、自然の営みがただ流れる世界だった。

イノシシは野生の生き物で、豚とイノシシを掛けて人間がよく飼っているのがイノブタだ。このイノブタ、年に2回も出産する事が出来るらしく、被災地では異常繁殖現象が起きているらしい。

以前ブログで紹介した住宅地周辺にいたお産寸前のイノブタ。

何と一回の出産で10匹くらい子供を産めるから、年2回で20匹が増えてしまう事になる。この20匹がすぐに大人の体になり、出産できるとしたらこれは大変なことになる。

それが現実に起きていて住民の一時帰宅時に危険!と言う事で、そうなったのではないかと聞いたが野生のイノシシは凶暴で本当に危険だ。

イノシシとイノブタの交尾で生れる子供は、体毛がみんな異なっている。真っ黒の毛、茶色の毛、まだら模様の毛などなど全部違う色の毛の子供が生まれるようだ。

これは元の豚の白い体毛の遺伝子が入っているからそうなるらしい。

これまでイノシシは農作物を食い荒らしたり、人を襲って怪我させたりの被害が出ていて駆除の対象になっていたが、これにイノブタが加わるのだ。

この原発事故さえなければ、イノブタも増えすぎることもなかったと思うのだが、何とも哀れな動物たちだなぁ~と思った。









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