
これは確か以前、順海閣本館で食べたことがある「海鮮風味の調味料」。その時も確か牛肉との炒め物だったような気がする。いためものには、良い味を出していたような気がする。塩味ベースであっさりしていたのも印象に残る。
肉を柔らくする効果もあるのかもしれない。ただし、ランチではあまり目にしない名称。台湾の調味料らしいので、福楼で提供されるのは自然なのかもしれない。さて久しぶりの福楼、14時近くであるが客は多い。最近のおばさんの対応は、入り口近くに座らせ事。奥はがらがらである。
まずは①スープ②ザーサイ③ご飯が運ばれてくる。今日のご飯の炊き具合は良い。おいしい。ザーサイはふんだんにあるのだから、3種のセットで先におなかを満たす。今日のザーサイは新鮮。ご飯が進む。
スープを飲み干した頃、メインディシュが運ばれてきた。なかなかの量。牛肉がふんだんに入っている。一口食べれば、なかなかの味。そうだ、これが「サーチャージャン」である。本当にすばらしい調味料を作り出す。中国料理の奥は深い。
野菜は、中国野菜を中心に「キノコ」「タケノコ」「にんじん」「タマネギ」「ピーマン」など多彩。彩りも良い。調度、サーチャージャンの香りが食欲も増すのであろうか、良い状態にまとまっている。味付けもやや辛みもありおいしい。
当然、ご飯にのせながら食べる。福楼のご飯はこんなに小さかったかな?と多少疑問を持ちながら食べ進める。ご飯がおいしいからかもしれない。アンでまとまっているので、さらにはほとんど残る物はない。お代わりを含めて完食。一段落とする。今日も点心を我慢したから良いと自分に甘い判断とする。500円也。十分な新年ランチ。
沙茶醤(サーチャージャン)
だしや調味料として幅広く活用されている干し海老と大地魚(カレイ)をベースに、ニンニク、エシャロット、唐辛子などの香味野菜を加えて作られた、台湾産のピリ辛ソースです。
ほどよい辛さと独特の香ばしさが特徴で、焼肉、ラーメン、炒飯、鍋、しゃぶしゃぶのつけだれなど、いろいろな料理に使えます。
とりわけ炒めものには頻繁に使われるため「バーベキューソース」の英名を持つほど。旨味と辛さの絶妙な味加減が後をひきます
「以前のイメージ」
福楼「台湾料理」 045-651-2962 ブログ ブログ ランチ ランチ
600円(料理1品+スープ+漬け物+点心(選択)+ご飯)
①・②は,香港路と市場通りの間にある路地に位置している。どちらも親子で経営しており,この路地に入っただけでも十分異国情緒を味わうことができる。間口が狭く奥行きが長い建物,その奥には小路といわれる細い道がある。その隙間を利用して建てられている。福楼は小規模ながら,2階に宴会ができそうなスペースを持っている。それでも小規模な店には違いない。
それをカバーすべく蒸し器が,路地に面して堂々と設置されてある。湯気が立っている店舗だから印象的である。何度か行くと本来蒸し餃子なものが,焼き餃子に変わったりする。ここの経営者は生粋の中国系。特に希望を聞かれることはない。
ランチに「点心」が一品加わるだけでなにか非常に得した気持ちになる。そればかりではなく,食事にも幅がでてくる感じがする。くわえて,味・分量とも申し分なければ合格である。
ランチ例)ABCD(非常に工夫されたメニューが週替わりで提供される。)
福楼 20030709再訪
600円(料理1品+点心1品(焼餃子・ショーロンポ・焼売・蒸し餃子から選択)+野菜酢漬+スープ+ご飯)
相変わらずボリューム満点のランチである。加えてあいも変わらないのは「水はセルフサービス」。台湾の路地をイメージした店内は,親の店(ニイハオ)と共に異国情緒を味あわせてくれる。昼時なのに今日は珍しく空いている。ゆっくり吟味して「豚肉の辛味炒め」を注文してみた。
久しく来ていなかったせいか,店員が変わってしまっていた。以前いた気さくな青年はやめたらしい。(「?好」ニイハオ)娘さんらしき人が切り盛りしていた。料理の内容を確認すれば,丁寧に応対してくれる。野菜が少ないと言う質問に残念そうな事を言えば,「野菜を多く入れさせました」と運んできてくれた。色合いも良く,やや食傷気味の私には程良い辛味の炒め物である。鷹の爪も豪快に入れられた炒め物は,生々しさも残し美味しく仕上がっている。スープも具が多くgood。私のお気に入りは,酢漬け野菜。この時期にはザーサイよりうれしい。これに焼き餃子(大きめ)のものが4つ付いてくるのだから文句は出ない(これがまた美味しい)。すいていたせいか久しぶりにのんびり昼食を取ることが出来た。
ランチ例)A鶏肉の味噌炒め B胡瓜とイカの炒め物 C豚肉の辛味炒め D炒飯orラーメン E野菜炒め
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