中華街の魅力

齋藤修と多くの人が中華街情報を共有する場となることを期待いたします。最近中華街にあまりいけず、データーを整理しています。

福楼(台南小路)で「パイコウ飯定食(ランチ)」

2011-06-05 05:35:38 | 店の情報

福楼の前を通ると、「パイコウ飯orパイコー麺」の案内。何か急にカレー風味のパイコウ飯を食べたくなってきた。まして、餃子もつけられる。これは・・・、迷いながら入店。相変わらす暗い店内。店先では、蒸し物の湯気が噴出している。先程は珍しい若い女性が客寄せをしていたが、中で迎えてくれたのは、いつものおばさん。「パイコウ飯」を注文する。付け合わせは、いつものようにボリュームのある「焼き餃子」。

中国語のBGMは何か親近感がある。しばらくすると、十分なボリュームのパイコー飯が出された。青梗菜(もしかしてしんくう菜)が炒められたアンが十分にかけられている。カツの量も十分。スープはトマトも刻まれた玉子スープ。ザーサイもたくさんくれた。食べれば美味しい。どうしてこのような味が出せるのであろうかと思うほど、絶妙。やはり職人はすごい。

カツ(パイコウ)も揚げたて、パリパリ感が残る。骨付きが揚げられていた。やはりパイコウはこうあるべき。カレー風味も聞いている。どうしてカレー風味なりか解らないが、不思議にあう。これに醤油風味のアンが絡むのだが、違和感どころか。調和している。中国でも当然このような料理はあるのだろうが・・・。やはり中華料理は、奥が深い。

しばらくして、焼きたての餃子4個が登場。相変わらず強めの味のタレがかけられている。最初はやや違和感があったが、この肉厚の皮の餃子には合う。福楼は、①水餃子②焼き餃子③小籠包④焼売から選べるが、どうしても「焼き餃子」を所望してしまう。何か私には親近感がある。こうなれば蒜(餃子のタレにふんだんに入る)等気にならない。美味しい。

 

意外と食べても減らないパイコウ飯と格闘しながら完食。おなかもみたされた。最近は点心を除けば500円で食べられる定食。そうなれば、パイコウ飯も500円。これだけでもお得感。点心付きでも630円。やはり点心はつけるべき。デザートにはさほど興味のない私にはこれで十分。終了となる。

「以前のイメージ」
福楼「台湾料理」  045-651-2962     ブログ  ブログ  ランチ
 600円(料理1品+スープ+漬け物+点心(選択)+ご飯)
 ①・②は,香港路と市場通りの間にある路地に位置している。どちらも親子で経営しており,この路地に入っただけでも十分異国情緒を味わうことができる。間口が狭く奥行きが長い建物,その奥には小路といわれる細い道がある。その隙間を利用して建てられている。福楼は小規模ながら,2階に宴会ができそうなスペースを持っている。それでも小規模な店には違いない。
 それをカバーすべく蒸し器が,路地に面して堂々と設置されてある。湯気が立っている店舗だから印象的である。何度か行くと本来蒸し餃子なものが,焼き餃子に変わったりする。ここの経営者は生粋の中国系。特に希望を聞かれることはない。
 ランチに「点心」が一品加わるだけでなにか非常に得した気持ちになる。そればかりではなく,食事にも幅がでてくる感じがする。くわえて,味・分量とも申し分なければ合格である。
ランチ例)ABCD(非常に工夫されたメニューが週替わりで提供される。)
福楼 20030709再訪
600円(料理1品+点心1品(焼餃子・ショーロンポ・焼売・蒸し餃子から選択)+野菜酢漬+スープ+ご飯)
 相変わらずボリューム満点のランチである。加えてあいも変わらないのは「水はセルフサービス」。台湾の路地をイメージした店内は,親の店(ニイハオ)と共に異国情緒を味あわせてくれる。昼時なのに今日は珍しく空いている。ゆっくり吟味して「豚肉の辛味炒め」を注文してみた。
 久しく来ていなかったせいか,店員が変わってしまっていた。以前いた気さくな青年はやめたらしい。(「?好」ニイハオ)娘さんらしき人が切り盛りしていた。料理の内容を確認すれば,丁寧に応対してくれる。野菜が少ないと言う質問に残念そうな事を言えば,「野菜を多く入れさせました」と運んできてくれた。色合いも良く,やや食傷気味の私には程良い辛味の炒め物である。鷹の爪も豪快に入れられた炒め物は,生々しさも残し美味しく仕上がっている。スープも具が多くgood。私のお気に入りは,酢漬け野菜。この時期にはザーサイよりうれしい。これに焼き餃子(大きめ)のものが4つ付いてくるのだから文句は出ない(これがまた美味しい)。すいていたせいか久しぶりにのんびり昼食を取ることが出来た。
ランチ例)A鶏肉の味噌炒め B胡瓜とイカの炒め物 C豚肉の辛味炒め D炒飯orラーメン E野菜炒め

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