今年のゴールデンウィークを過ぎたころに注文した、映画「キングコング対ゴジラ」に出ていたゴジラ・・略愛称キンゴジのフィギュアが、やっと届いた。当初、7月中に届く予定だったが、発送会社が、アメリカ合衆国の企業だったために、昨今のコロナ禍の影響で、人員不足のために大幅に出荷の時期が、遅れてしまったようだ。日本での発売元、アスラン社や、販売代理店のアマゾンに、遅れている旨のメールをしたら、両社からの丁寧なおわびと、8月20日には必ず商品を届けるとのメールが返信されてきた。
で、その通りに、その日の午前中、正午近くに私の家に届いた。届いた開封前の、パッケージ。当時の映画のポスターをそのまま、パッケージ・イラストに使用している。主演の高島忠夫、藤木悠、有島一郎、佐原健二、そして、キングコングに囚われる美女役の浜美枝の顔が、印刷されている。パッケージの中側には、コングとゴジラの決戦場となった、富士の裾野の光景が、印刷されていた。多分、ジオラマ制作の時に、使用されることを見越して、用意されているのだろう。
パッケージの箱を開けて、キンゴジを取り出す。意外に重く、しっかりしたつくりであることが、触れた手に伝わってくる。購入したのは、NECA(National Entermaint Collectibles Association)社製、ゴジラ頭から尻尾まで30センチ アクションフィギュア 1962年版ゴジラ というフィギュア。こちらで全く加工することのない完成品で届くと思い込んでいたが、尻尾の先端部上の開口部と、尻尾の中央部から出ているボール状の突起に差し込まなくてはならず、その際にお湯を使って開口部を柔らかくして、差し込むのだが、英語の解説書には、温かいお湯に20秒漬けるとしか書いておらず、やってみても硬くて全然差し込むことは、できなかった。意を決して、ほとんど熱湯に近い温度のお湯に、20秒つけて、接続部を柔らかくでき、くっ付けることができた。キンゴジの特徴である、頭部の再現は、見事。足の再現。撮影環境のせいで、白ぽっく映っているが、爪が、白く着色され、足の甲の部分は、体色になっている。凶悪な爬虫類面。最高傑作な、ゴジラの顔だと私は思う。どの角度から見ても、それぞれ印象が違う。造形技師、利光貞三氏の、傑作である。オマケの放射能火炎をつけてみた。
全長30センチ、体高は、20センチほどだが、小さくても、見事なキンゴジだ。
後日、よりジオラマらしく撮影してみたのが、次の数枚である。パソコンのモニターに、自分で撮影した、青空を映し出し、足元の地面は、自宅にあった黒いタオルを敷いて、それらしくした。