Tikara`s Photoroom

私のこれからとこれまでの写真作品を、自身のコメントと共に載せて多くの人に見ていただき、批評していただきたいと思います。

558.美山かやぶきの里2018春

2018-04-30 19:29:27 | Weblog

 ゴールデンウィークの二日目の日曜日。久しぶりに、京都府南丹市の、美山かやぶきの里へ、夫婦二人で行ってみた。当日の天候は、この時節に似つかわしく、よく晴れた一日だった。美山町には、何度でも行きたくなってくる。その季節ごとに代わる里山の風景が、素晴らしく、またひどく懐かしく思うからだ。私が生まれた宝塚市においても、60年代から70年代の初めにかけては、市街地の中においても、まだ、ところどころに里山の風情のある風景が残っており、そんな中で育っていたので、美山の風景は、まるで自分の故郷に帰ったような気にさせてくれる。美山には、2時間少々のドライブで、着くことができた。現地は、いまや京都中の観光地がそうであるように、外国人、特に中華圏の人たちの姿が多く見られた。

かやぶきの里内の様子。昨今、都会の街中では、あまり見られなくなった大きな鯉のぼりが、たくさん立てられていて、緑風の中を元気に泳いでいた。民家の庭先には、この時期の花々がたくさん咲いていた。昔ながらのかやぶきの住居の外には、古い農機具が並べられている。だが、里山の外には、近代的なメカニックによって動く農機具が、農作業に従事している。

里の中ほどを流れる用水路のそばに、2匹の猫がいた。どうやら水を飲みに来たらしい。名水で有名な美山の水を、猫たちも味わっているのだ。

      

 

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557.20年前の青山リゾート、ラヴェンダー畑。

2018-04-24 22:23:40 | Weblog

 雨模様の土曜日、書庫の奥のアルバムを見ていたら、25年ほど前に訪れていた、三重県の奥にある、青山リゾートの写真が出てきた。たぶん5月ごろ出かけていたのだろう、一面に咲いたラヴェンダー畑の風景を撮影した写真ばかりだった。

このころ私は、ランクル・プラドに乗って、ニコンF70という一眼レフカメラを引っさげて、休日のたびにあちこちへ、撮影のためのドライブに出かけていた。まだ、デジカメが登場する前である。あの時は、出発する時間が遅くなって、11時ごろになってから出かけたので、行けども行けども目的地にたどり着けないで、青山リゾートの入り口にやっとの思いでたどり着いた時には、3時を過ぎていて、施設内には、もうほとんど観光客の姿は見えず、ひっそりとしていた。

誰もいないラヴェンダー畑。ラヴェンダーの花の匂いが,山間を漂っていた。

ラヴェンダーの花以外にも、いろいろなハーブの草花が咲いていた。

 私たち夫婦以外、もう客は残っていないだろうと思っていたら、ラヴェンダー畑の中ほどの小さな小屋の中で、腕を組んだ二人の若いカップルに出会った。ジャニーズ系の顔をした男の子は、革のライダーズ・ジャケットで細身の体を包み、女の子のほうは、白とピンクのフリルがいっぱいついた、ロリータ風ファッションに身を包んでいた。こんな何もない山間部の田舎の風景の中で、このカップルは、そこだけ明るく照らし出しているようだった。私たち夫婦が、「こんにちは」と軽く挨拶すると、若い二人も黙って会釈して、それから小屋を出て行った。

 「きれいなカップルだなあ・・・」と思わず私が言ったら、すかさず家内がこう言った。「馬鹿ね、あの二人は、女の子同士よ」

 私は、自分の耳を疑った。あの二人は、どう見ても男女のカップルにしか見えなかったのだ。世の中には、そういう人たちがいるのだと、知識としては知っていたけど、初めてそれを実感した。

おそらくその二人が乗ってきたであろう2台のバイクが、施設の管理棟そばに置かれていた。

私たち夫婦は、施設内の売店でジェラートを食べて、帰ることにした。もう5時近くになっていた。

     

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556.宝塚はなのみち 夜桜散歩2018

2018-04-01 12:52:10 | Weblog

 今年も、阪急宝塚駅・駅前から宝塚歌劇場前付近まで続く、はなのみちへ、夜桜見物に行ってみた。今年の桜は、開花前に続いた気温の低下と、そのあとの3月中旬からの気温の急上昇の影響で、さらに下旬の不順な天候と、それがもたらした風雨の影響で、宝塚市内の桜の開花状況は、市内の各所によってばらばらの様相を呈しており、はなのみちの周辺の桜の花も、開花状況が、一様でないようだった。撮影に行ったのは、3月30日の金曜日の夕刻から夜にかけてだが、あいにくこの日は夕方近くに近辺は弱い雨模様となっており、さらに少し冷たく感じる微風が吹き出しており、コンディション的にはあまり良い状態ではなかった。そんな中で撮影した写真を、今回は載させていただくことにした。 毎回撮っている「べるばら」のブロンズ像。

ほぼ満開の桜の木もあれば、昼過ぎに降った雨と風のおかげで、チリ初めの桜もあった。

宝塚歌劇場の通用門付近。       

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