先週の土曜日、6月13日、食事の帰りに、川西市の北部の国道173号線沿いの住宅街にある頼光寺に寄ってきた。ここはアジサイ寺として有名であり、この時期には、たくさんのアジサイの花を見ることができ、訪れる人たちの目を、楽しませてくれる。頼光寺がアジサイ寺と呼ばれるようになった由縁は、1974年(昭和49年)に本堂を再建した際、川西市観光協会より100株のあじさいを寄贈されたことが始まりで、そのアジサイも現在では、500株に増え、見頃には境内所狭しと色とりどりの花が咲くので、近隣の地域より多くの見物客が集まるようになった。
寺の敷地そばを走る、能勢電鉄の軌道の下の小さなトンネルをくぐって、境内に入る。
頼光寺は、源氏ゆかりの社寺といわれており、源満仲の夫人である法如尼の発願で、子の源賢僧都(幼名:美女丸)により創建されたと伝われている。アジサイの花の中央部分を、接写してみたら、思いもしなかったミクロの美しい世界が見えてきた。